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【楽天・田中 ホーム開幕戦先発か 実戦で英才教育(河北新報提供)】
東北楽天が大型新人、田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)を本拠地・フルスタ宮城での今季開幕戦となる3月31日のオリックス戦に先発させる構想を持っていることが17日、分かった。
関係者によると、野村克也監督らは今月の沖縄・久米島でのキャンプ中、15日の紅白戦などで見せた田中の能力を高く評価。オープン戦2戦目となる25日のロッテ戦(鹿児島)で起用する。
田中は3月1日の卒業式などで一度チームを離れるが、合流後、中継ぎ起用し、3月10日か11日の中日戦(ナゴヤドーム)、17日の巨人戦(東京ドーム)でも先発の計画があるという。
オープン戦で登板イニングを増やすなど、英才教育を施し、期待通りの成長が確認できれば、先発ローテーション入りさせていく方針だ。
高卒新人では、松坂大輔投手(当時西武、現米大リーグ・レッドソックス)が1999年、涌井秀章投手(西武)が2005年がそれぞれ開幕4戦目に先発している。
オリックス戦は開幕6戦目で、実現すれば、これに匹敵するスピード登板となる。
【田中3・31本拠地開幕戦!先発へ逆算オープン戦ローテ - スポーツ報知提供】
楽天の高校生ドラフト1巡目、田中将大投手(18)=駒大苫小牧=が本拠地・フルキャスト宮城での開幕戦となる3月31日の対オリックス戦に先発する可能性があることが17日、分かった。この試合の登板を目標に、首脳陣は逆算してのオープン戦登板を思案中。今季の開幕2戦目となる3月25日、対西武戦(グッドウィル)でデビューする可能性も浮上し、大物ルーキーからますます目が離せなくなってきた。
田中売り出しのため、楽天が最高のキャンペーンを張る。金の卵に用意された舞台は、本拠地開幕戦となるオリックス戦。オープン戦を含め、今年初めてのフルキャスト宮城での試合で、先発として地元ファンに雄姿を見せる。
壮大な夢プランは、野村監督たっての希望だ。この日、「プロ野球は営業、宣伝だよ。本拠地開幕? 1軍に残れば考えるよ」とかわしたが、すでに首脳陣には指示を出している。橋上ヘッドコーチは「監督がそうおっしゃっています。プロ野球は人気商売の一面もあるから、そういうこともあると思います」と明言した。
もちろん、実力が伴うからこその判断だ。キャンプ初日からブルペンでノムさんを魅了し、「松坂の後継者」とまで言わしめた。初実戦となった15日の紅白戦では、2本塁打を許したが、マウンドさばきなど大物感が際立った。積極的に投げ込みを続け、体力的にもプロで通用するところを見せている。
今後の登板予定は大目標から逆算して決める。オープン戦は2月25日のロッテ戦が確定しており、3月10日の中日戦(ナゴヤドーム)、17日の巨人戦(東京ドーム)と雨の心配がないドーム登板を選択することが有力。教育リーグなどで調整登板し、本拠地デビューを果たす公算が高いが、オープン戦で結果を残せば、開幕2戦目となる3月25日の対西武戦に投げる可能性もある。ドラフト制後、高卒ルーキーが開幕2戦目に先発した例はなく、実現すれば大きな話題を呼ぶのは間違いない。
18日からキャンプは最終クールに入る。「とにかくけがだけには気をつけたい」と気合を入れ直した田中。輝かしいデビューを迎えるため、最後の調整を進める。
◆松坂や涌井ら4戦目で先発 高卒新人が開幕投手だったのは、1952年の大田垣(広)、54年の梶本隆(阪急)、56年の牧野(東映)がいるが、いずれもドラフト制以前の投手。66年のドラフト制以降で、開幕直後に先発した高卒新人は、66年の森安(東映)、79年の工藤(日)、99年の松坂(西)、05年の涌井(西)らが、開幕から4試合目に先発した例があるくらいだ。
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