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最終回を見ました。いつもほろ酔いで見てるので鮮明な記憶はありません。
でも僕の予想通りのシナリオでした。真実を暴くことの怖さ、真実を葬ったまま真の幸せはあるのかという問いかけでした。
江角が涙して真実を隠したままでの幸せはない、本当の幸せを掴みたいと願う孫娘の期待を抑え続ける気かと詰め寄る姿勢には迫力があり、また、私は貴女の娘を殺そうとしたと冤罪を被る姿勢を見せたときもど迫力がありました。結局真実があってこその幸福、虚飾の上に幸福はないということがポイントと思います。
ただ法的な観点からいうとこの種ドラマはいつも人を殺せば殺人という短絡的な前提が気になります。
相手を誤って死なせれば過失致死ですし、襲われて反撃の結果殺してしまえば正当防衛で犯罪不成立です。
犯罪が成立する条件は1構成要件に該当すること(刑法○条 人を殺した者は、死刑または無期・・・・と書かれた条文)2違法性があること 3責任能力があることの3つです。
通常1があれば2が推定されますが、違法性が阻却される(否定される)場合があります。正当防衛、緊急避難、正当業務行為などです。
正当業務行為は医者が患者の手術をしても傷害罪になりませんし、警察が拳銃を所持しても銃刀法違反になりません。
3の責任能力は最近話題にされることが多いのですが、14歳未満の子供や、心神喪失者などの場合責任能力がないので犯罪になりません。最初から犯罪にならないのです。
しかしこのことにスポットを当てたらドラマにならないでしょうね。
蛇足ですが、ホリエモンが「違法とは思わなかった」というのはどうでしょう。残念ながら「違法性の認識の有無」は違法性を否定する材料になりません。これは刑法総論という難しい学問の分野です。
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悩み解決さん、私のブログをお訪ねくださり、誠実なコメントを残していただき感謝しています。以下は同感、同感、全く同感です。また色々意見交換致しましょう。>ただ法的な観点からいうとこの種ドラマはいつも人を殺せば殺人という短絡的な前提が気になります。
2006/5/14(日) 午後 9:24
ありがとうございます。ドラマはやはり視聴率を稼がなければなりませんから仕方がない場合もあります。しかし、視聴率の追求は金の追及と同じであり、様々な問題を孕むことになります。意見交換賛成です。けんめいさんのブログをファン登録することにします
2006/5/16(火) 午後 7:24
正当防衛は急迫不正の侵害に対するものでなければならない。
•急迫
◦急迫とは法益の侵害が切迫していることをいい、過去の法益侵害や将来の法益侵害に対しては正当防衛は成立しない。
◦急迫性は防衛の効果の発生する時を標準に決定される。忍び返しのような防衛設備をあらかじめ設けておき、その防衛の効果が急迫な侵害に対して発生するような場合には正当防衛が成立し得る。
◦急迫性は被害の現在性とは無関係である。
◦急迫性は侵害が予期されていたとしても失われない。一方、侵害を契機として相手方に積極的に加害行為を行う意思(積極的加害意思)を有するときは侵害の急迫性の要件は否定される。
2018/8/5(日) 午前 7:33 [ 健康環境安全のために法律を学ぶ ]