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 私は常日頃学校や施設を訪れ昼間にかかると、その学校の給食にありつくことがある。
 そして大いに差があり特徴があることに気がついた。そこにはまるで家庭料理のような愛情のこもるものもあり、コンビニ弁当もどきの給食もある。さっぱりしたもの、油の使いすぎのもの、安い材料費の中での職員の奮闘と工夫が偲ばれる。
 最近では、地産地消などのことばで、たまに地域の産材でなされているようだが、どうしても全体予算の枠が足枷となる。

 しかし給食という代物は、本来は家庭の責任で作るものであり、この自分の子供の食事はその家庭を中心で考えることも考慮されるべきである。
 私も長い間少年団の指導していたが、昼食はムスビ三つと水かお茶が定番であり、それ以上は厳禁であった。またそれ以上のわがままはできなかった経済情勢もあった。
 
 現在子供に昼食の弁当(手造り弁当)を持たせることができる家庭がどのくらいの割合であるのであろうか。こうした基礎資料がないままに、給食施設が統合されて作られる。
 それは否定されるものではないが、給食は行政の提供が当たり前と感じている父兄も増えていて、しかも給食費未納でそのうえまだ文句をのたまう親御さんもこれまた増加しているという。幼児から中学生まで未払い給食ですごす事もあるような気がする。私たちの子供のころは、ホームルームなので、担任の先生が集めるので、子供も周知の中でのこと、ほとんどが収めた。しかし振込みになってからは、見えないところとなり、こうした未納家庭も増えたような気がする。
 昭和18年生まれの私など、戦争を避けて田舎へ、食べるものものがなく、田畑の雑草さえ食料となった。おやつは山の恵み、蛋白源は手づかみの川魚、最近孫と「野いちご」を食したが「じいちゃんうまいね」の言葉、次には「くるみ」をかわらの石で割って食べる、中にはくるみが集合しているところもある。これは「リスがあつめたもの」と話すと「そっとしといたほうがよいね」と孫。
 そうなんだ、私たちは食べることひとつとっても、自然の恩恵や温かみそれにやさしさを学んだ。給食とコンビニ弁当との違いなど現在の親にはわからないのか。市町村や県そのものさえ財政破綻すれば給食などは度外視され、家庭給食が当然ともなりえる。

 話が錯綜しているが、給食の持つ意味は大きい。朝食もとらず夕食も不定期になりがち子供にとっては、唯一栄養バランスが取れた食事なのだ。家庭も親も千差万別の中でも給食、それは私たちの経験した。家からある野菜を持っていってお母さんたちが共同で作って公平に食した給食が忘れられない。副食だけであっても、そこには親の愛地域の愛が詰め込まれ煮込まれていた。私たちのような疎開児童はさもなくても食事では田舎の子供と違い普段の食生活に差別が当然のようにあった。
 付近の畑に転がっている芋の堀残しも、涎が出るくらい飢えていた。どこかで野菜などがなくなるとまず私たち疎開者が疑われる。学校でも学用品などがなくなるとまず疑われる。弁当の中身は麦飯2割にあとは大根や芋の千切り、ある日母親に「恥ずかしいからもういやだ」と駄々をこね、昼食時には家に走って帰ったこともあった。「お母さんおやつ」、「茶箪笥のなかにあるよ」あけてみると、そこには「ふすま」の団子があった。

 私たちは常に行政の考え方に流されたり不承不承でも軟化して認めていくことがる。しかし折に触れ子供の環境を真剣に考えることが大切なのではないか。所属政党や機関それに団体の主張はともあれ、大人として真剣にならなくてはいけない。

 給食とは違うが孫が帰宅してみる公共的要素を含む放送局の子供対象のテレビ番組、出演する子供たちは派手な必要もない服装で意味のわからない番組が放映されている。観ている子供は多い番組制作者の意図を知りたい。またどんな影響があるのかも考えてほしい。
 また歌舞伎世界と子供をコラボした番組あり、「歌舞伎者」の持つ意味を理解しないのには閉口した。「歌舞伎者」とは放蕩生活者やかっての愚連隊のことを言う。

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