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今日の目標はソチミルコである。スペイン人の侵入以前メキシコシティの
大半は湖であったが、ソチミルコにはその面影を残す水路が残っている。
世界文化遺産に登録されており、メキシコ市民の行楽地となっている。
ソチミルコは市街地からはちょっと行きにくい位置にある。まず地下鉄
2号線で南へ終着駅のタスケーニャに行く。ここからバスで45分くらいで
到着する。ソチミルコは全体的に雑然としていてどこに水路があるのかわからない。
ぶらぶら歩いているとおっさんが近づいてきて遊覧船乗り場に連れて行って
くれると言うのでついていく。今日は平日で他に全然客がいないので
貸切になってしまい、1人140ペソもする。「地球の歩き方」によると
他の客と乗り合いのときは1人20ペソらしいのでひどく高く感じた。
なので乗るのをやめようとしたら2人で140ペソにまけたくれた。
2人で1時間貸切140ペソならまあ悪くないか。
ソチミルコの水路は一見ヴェネツィアのようだが、ヴェネツィアをもっと
田舎っぽく少し汚く、そして静かにしたような感じである。それにあまり
入り組んでいなくてほぼ一直線である。途中で物売りの船やマリアッチを
乗せた船に会う。のんびりしていて眠くなりそうだった。
遊覧船を降りた後、大衆食堂っぽいところでタコスを食べる。ここの
タコスにはシラントロがたっぷり入っていた。メキシコ料理にはたいてい
入っているのだが、いまだにちょっと抵抗がある。
そろそろお金が尽きてきたので少しおろすことにする。ATMで1000ペソ
おろして手数料が3ペソ。嫁の洋服を2着ほど買う。2着で85ペソと非常に安い。
ソチミルコから帰る途中でまたコヨアカンに寄ることにする。
昨日休館だったフリーダ・カーロ博物館に行くためである。入場料は1人35ペソ。
ここにはフリーダとリベラやその他関係者の作品がたくさん展示してある。
有名なものは「2人のフリーダ」「私の家族」「スイカ・生命万歳」など。
「2人のフリーダ」は間近で見るとリアルで怖い。アトリエには
彼女の車椅子が置いてあって生々しい。彼女はバス事故で体が不自由になったのである。
今日は最後の夜なのでまたあの高級メキシコレストラン、フォンダ・エル・レフヒオに行く。
メキシコのビールと言えばコロナが有名だが、メキシコ人にはボエミアという
ビールが一番人気らしく、飲んでみた。なかなかいい味である。
食事はヌードルスープ、トスターダス、ガーリックステーキなど。
トスターダスはタコスを油で揚げたようなもの。ガーリックステーキは
お店の名前がついているだけあってとてもおいしかった。食後にテキーラを
勧められたので飲んでみる。かなり甘い。コーヒーによく合うと言われたのだが、
確かによく合う。コーヒーとともにちびちびやるといくらでも飲めそうだが
やはりかなり強いお酒なのでそうはいかない。食事代は全部で650ペソくらい。
残り所持金56ペソ。
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