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物を創り上げる際に、クリエーターは自分が妥協したのではないかと悩むことがある。
妥協とは、自分の思いに反して物事を受け入れることだ。 そこには、モノづくりのプロとしてのプライドが見えない。 当然、物事を進めていく場合、クライアントの意向や営業担当からの予算のプレッシャー等、様々な要求や変更を強いられる場合がある。 しかし、クリエイターは自分が思い描く最良の物作りに拘りたい。これは、当然の事だし、そうあるべきである。 ただし、理を尽くし、説明を尽くしてもなお様々な理由で変更を要求された場合、その変更理由が妥当な時、そして、発注者の最高責任者の強い意志の場合は、これを受け入れるべきである。 ただ、不満に満ち、ほとんど投げやりな状態で受け入れるのは間違いだ。 受け入れるならば、変更された条件を十分に満たせたうえで、全体の設計変更をかけ、以前の計画に勝るとも劣らない新しい案を創っての事である。 本来の企画を、不本意に一部修正して創り上げることは、当初の効果も見込めず、決して良い結果を生むことはない。 修正要求が微細なものなら、意固地にならず、理解して変更すればいいし、小さな変更要求でも、根幹にかかわることならば、いっそ受け入れて、計画の抜本的な見直しをし、よりよいものを創り上げていくことこそ、ものづくりの醍醐味である。 これこそ、妥協でなく、正当な調整作業である。 |

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