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朝陽の県と夕陽の県

日本の神話には海彦と山彦の話がある。
狭い島国である日本だが、人が生活を営む平地は、国土の中でも海に面した僅かな土地に圧倒的に人々が集中している。
海彦は魚の漁と農業を中心とした定住型の生活を、山彦は山に住む獣の漁と木の実や果実を採取する移動型の生活スタイルを基本としている。
現在でも、海に癒されるタイプの人と、山や緑に囲まれた環境に癒されるタイプの人が意外にはっきりと分かれるのは、神話の時代からの流れかもしれない。

私の故郷は瀬戸内の愛媛だ。
海に面した愛媛は、当然海彦系だと思う。
しかし、海彦と山彦以外にも違いがある。
それは、朝陽が水平線から昇る風景か、夕陽が水平線に沈む風景かである。

私の故郷、愛媛のイメージは、波の穏やかな瀬戸内の海が、金色に輝きながら夕陽が沈む風景である。
同じ海に面した県でも、東に海が開けた所は、暗闇から朝陽が昇る風景をイメージし、海が西に開けた所は夕陽が海に沈む風景をイメージする。
伊勢神宮が京の都から近く、東側に海が開かれている三重県にあるのも、太陽(朝陽)信仰の理由もあるのかもしれない。

以前、TVで司馬遼太郎さんだったろうか語っていた事が思い出される。
日本には朝陽の県と夕陽の県がある。朝陽の県の県民性は、力強く、明るく昇る太陽を見ながら、志しを持ち、物事を切り開いて行く力強さを持つ。
夕陽の県の県民性は、沈む夕日を眺めながら、今日一日を振り返り、熟慮し明日の行動に役立てる、と。
坂本龍馬は、まさに朝陽の国、土佐の出身。幕末の暗闇の中、新しい日本の夜明けを信じ、能動的に幕末期を駆け抜けた。

日本全国、各県にはそれぞれの県民性がある。
イベントを開催する場所の県民性を考慮する事も、イベントを成功させるための大切な要素である。

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