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クライアントがプロデューサーやクリエイターに望むことを勘違いしていることがある。
クライアントは私たちに何を望んでいるんだろう。
クライアントから出された課題について、ある企画を提案するとする。
当然私たちは、クライアントが望む目的の為に内部で様々な提案を検討、検証し、実施可能な数種類の企画を書き上げる。
提案の際、よく間違うのは、何種類もの提案をレストランのメニューよろしく、強弱なく説明してしまうことだ。
こんなに企画してきましたから、どうぞお好きなものをお選びくださいという風に。
これは基本的に二つの間違いを犯している。
一つは、提案した数種類の企画に対して、どれも同じ程度の思い入れしかないはずがない。
必ずどれか、提案する側が考え抜いて最良のものがあるはずである。
二つ目は、クライアントがメニューが沢山あるものの中から選びたいと思いこんでいること。
プロがクライアントから課題を出されれば、当然複数の企画が生まれる。
しかし、クライアントは私たちプロにいくつか提案してくれた案の中で、あなたは何を一番最良であるか、お勧めなのかという事を本心では聞きたがっているのである。
したがって、私たちは複数案を提案しながら、最良の案を自信を持って提案しなければならないのである。

クライアントの真意は、複数案の中で長所、短所がそれぞれあるだろうが、プロであるあなたは自信を持って、私に何を勧めてくれるのか、それが知りたいのである。
当然、一番のお勧めの企画であっても、すべてがパーフェクトという事は稀なことで、クライアントとよく話し合いながら修正をかけるのは当たり前の事である。
私たちは常に謙虚な気持ちを持たなければならないが、自信を持って強くクライアントにお勧めすることも大切なことだ。
大型イベントや行政主催のイベントでは、立派な公式記録集が発刊されることが多い。
私たちの業界では、やはり先例を研究し且つ参考にしながら類似のイベントを計画実施していく場合が多い。
決して悪いことではないし、参考になるデータは沢山掲載されている。
ただ、すべてを鵜呑みにして、新たなイベントを構築するには危険もある。
危ないのは、写真と数字データ。
たとえばあまりお客さんのこなかったイベントがあったとする。
記録写真に、閑散とした会場風景だけを沢山載せることは絶対ない。
そんな場合は、出来るだけお客さんがアップで映りこむ会場や唯一にぎわった日に沢山の写真を撮り、記録集ではある程度のお客さんで賑わっている風景を多用する。見る側を大失敗の印象が薄まる。
また、入場者数や参加者数はある程度、主催者の裁量で発表されることが多いので、高い信憑性を求めるにはかなり無理がある。
ほかにも色々あるが、出来る限り公式記録を参考に新たなイベントを創りだす場合は、条件も場所も環境も違う、まったく新しいイベントをオーダーメイドで創り上げるという事を忘れず、あくまでも先例の記録は参考まで、・・・参考までにしか意味がないことを考慮すべきだ。
前例をトレースするより、考えられることを考えつくし、計画出来るものを最大限計画する事に最大の時間と労力を傾注すべきであるる

中国での会議

日本人の私が中国での打ち合わせ会議で驚いた!
驚きはいくつもある。

1)誰が偉い人なのか、見た目では中々判断できない。
一般にカジュアルな格好で、会議や打ち合わせに出てくる中国人。男性もスーツ姿が一般的なのは日系企業と韓国系企業の人たち。
中国人ビジネスマンも非常に公式な場面ではスーツ姿に赤系統のネクタイを着用するが、普通の場合はそこまでフォーマルなことは少ない。
意外に、中国側のスーツ、ジャケット姿の人たちの中に、ジーンズ、ポロシャツ等のカジュアルな格好をした人が入ればご用心。
ほとんどの場合、偉い人です。
見た目だけで、相手を判断して軽率な行動や態度をとるのはやめましょう。

2)名刺交換を日本のように礼儀としてはあまり考えない中国人
日本人はビジネスでもプライベートでも、また夜の飲み屋さんでも当たり前のようにたくさん手渡すけれと、意外に中国人はこちらが渡しても、笑顔とあいさつ、そして握手だけで、くれないことか多々あります。
別に意識してくれないわけではないようですが、日常的に日本人に比べると渡してくれないこともあります。そんな時は、素直に名刺を頂けますかと言ってください。
中国人同士であれば、本当に一緒に仕事がしたい、付き合いたい相手には携帯番号も教えてくれます。
日本と違って、会社の固定電話より、いつでも、どこでも連絡を取り合える携帯電話は親密で信頼できる大切なコミュニケーションツールです。
仕事をするのに携帯番号を教えてもらえなかったりするのは、まだ信頼されてないか、一緒に仕事をするつもりがないのかもしれません。
※夜の飲み屋さんでも、だれにでも名刺を渡すのはご法度です。
中国では名刺を渡したら、気に入ってくれて渡してくれた=私の顧客となってしまいますから、名刺を同じお店で乱発するのは慎みましょう。
3)会議はPC、プロジェクター、レーザーポインターが基本
中国のビジネス会議では、個々人がPCを持ち込み、発言者がプロジェクターに繋がれた自分のPCで映し出された内容をレーザーポインター使いながら会議を進めることか多い。結果ペーパーレスになり、必要なデータはメディアで交換したり、メールでやり取りします。

もっと日本との違いは沢山ありますが、今日はこれくらいで。





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日本で博覧会を開催する場合は、開催事務局が設置する落し物センターと各パビリオン毎に設置する案内所を兼ねた落し物センターが通常はある。
当然、実施計画の際に我が国家電網館にも設置すべく配置計画をし、施設の設計に取り掛かった。
ところが、幹部会議の席でパビリオン責任者の幹部から不要論があがった。
私は、博覧会では多くの不特定多数の来館があり、会期半年の開催中には、小さいものではハンカチ、雨の日には傘、現金など様々な落し物が発生し観客サービスの面からも必要な施設である事を再三に渡って説得したが、結論が出ず、後日再調整になった。
再度打合せの会議の場でも、説得は難しく、中国の慣習よろしくトップの意思が硬い場合はその指示にしたがった。ただし、施設は設置しない代わりに、落し物があればスタッフが対応し、事務局設置の落し物センターを最大限活用するオペレーションを徹底する運営を追加した。
結局、六ヶ月の会期で500万人を超える来館者を迎えるに至ったが、落し物はハンカチ一枚、傘一本届かなかった。
落し物がなかったわけではなく、
届かなかったのである。
日本と違い、ふだんの街中でも落し物を警察に届ける様な習慣がないという事を、後で知った。日本の様に、落し物を拾って届けた人へ謝礼を渡すルールも無い中国では、拾ったものを隠匿しても罪悪感もなく、ラッキーといったところだ。
所変われば何とやら、である。
上海万博開催時、私が従事した国家電網館の接遇で困ったことがあった。
博覧会開幕前、プレビューが開始される迄、接遇スタッフには日本では考えられないほどの研修期間があり、日本式の接客行為が繰り返しトレーニングされ、最初はぎこちないお辞儀も日本の博覧会で見られるような丁寧なお辞儀になり、姿勢も見違えるほど美しくなった。
ところが、プレビュー期間に北京から国営企業を、監理監督する政府直轄組織の高官が来館されることになり、急遽パビリオン前でのお出迎えや、館内のご案内をすることになり、リハーサルを何度も、何日も繰り返し、当日の朝を迎えた。この視察は、日本では考えられないほど中国共産党の組織ヒエラルキーから考えると重要な行事だった。
VIPが来館される迄のわずかな時間に、北京からの館長による最後のリハーサルチェックとなり、何度も練習したお出迎えの最終リハーサルを行った。
私的には、急遽準備した割には、スタッフ皆んなの努力もあり、かなりいい出来に仕上がったと思った。
しかし、館長からNGが出た。日本式の深々としたお辞儀は、少し慇懃な態度にも見え、なんとなく中国では受け入れにくいと。
急遽、私は考え方を変更し、今までトレーニングしてきた日本式の出迎え方を変え、中国のテレビニュースで政府の高官たちを出迎える場面でよく見られるような、盛大な拍手と笑顔、そして元気な声で歓迎の言葉を発するというものに。そしてOKが出た。
そのあと、一時間も経たないうちに、VIPのご一行が我々の館に到着し、中国式の歓迎を実施した。
結果的に、非常に自然でなごやか、そして心からの歓迎の雰囲気が出た良いウェルカムセレモニーになった。
その後、この経験を活かし、博覧会開幕後も、形式や様式よりも笑顔を重視した接遇に切り替えた。
特に高齢の来館者を見れば、遠方から来てくれた自分の祖父母と思い、家族連れの来館者は、自分の家族、親戚のおばさん、おじさんと思いながら、笑顔を絶やさず来場者に接しようと全スタッフに指示した。
六か月の長きに渡り、スタッフたちはそんな思いを維持しながらパビリオンを運営し、我が館来場者総数500万人に接遇してくれたと誇りに思っている。おもてなしに、心からの笑顔に勝るものは無いと再認識した。

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