全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
クライアントからよく言われる事に、他と違うオリジナリティに富んだ提案が欲しい、と。
この言葉を間に受けて、本気でオリジナリティ100%を目指して、徹夜しながら企画を搾り出そうとする人達がいる。努力には脱帽するが、本当にそれでいいのか?
100%のオリジナリティを望まれ、表現していいのは、『藝術』作品だけに与えられた特権だと思っている。
私たち、職業として商業作品をクライアントのお金を使って表現するものは、観客やお客さんに受け入れられるかどうかを、高いリスクをかけてギャンブルしてはいけないと思っている。当然、チャレンジやオリジナリティは求められるが、それは10%あればいい!残りの90%は、基本に忠実に、安全性の高いものをベースに全体を構築するべきだ。
こんな事を言うと、保守的で安全確率の高い、面白くない物しか出来ないと思われるかもしれないが、それは間違いだ。
博打を張るなら、自分の金でやればいい。しかし、私たちは大切なクライアントのお金と期待を背負って仕事をしている。絶対に大失敗は許されない。
10%のオリジナリティを加える事て、イベントをオリジナリティ溢れる物にしたて上げる技術と、表現力こそがプロのプロたる所以である。
日本の社会は、良くも悪くもまだまだ男尊女卑の社会である。
中国では、毛沢東の指導もあり男女平等がかなり浸透している。成績が優秀で大学に入学できれば、あからさまな男女差別はなく、能力次第で社会でも活躍できる。
当然、社会進出する女性が増えれば、夫婦共働き。一人っ子政策の現在、子供ができれば、親に養育を助けてもらう場合も多い。

日本でも表向きは、男女平等が叫ばれ、男女共同参画の施策も様々推進されているが、社会の構造も意識の深層にもまだまだ男女性差の意識やシステムが色濃く残っている。
唯一、男尊女卑で良いことかもしれないのは、日本人の男性は相対的に女性をか弱いものと思い、優しいということぐらいかもしれない。

この無意識の意識が仕事でどう表れるか。女性に対する性差偏見による悪弊は、現在でも数え上げれば数限りなくあると思う。職場におけるパワハラ、セクハラは論外だが、男性に比べると明らかに仕事に関するハンデがある。

しかし、無意識の男尊女卑を逆手にとれば有利な事もあるのです。
今、男性A君と女性B君が同じ仕事が出来る能力があるとします。
クライアントである男性が、この二人を評価するとどうなるでしょう。
ほとんどの場合、女性B君の仕事を高く評価します。男性B君の評価はというと、女性にこれだけできて、君は勉強不足だと。

無意識の男尊女卑の社会では、男性を過小評価、女性を過大評価する傾向がまま見受けられます。

同じ業界で頑張っている女性のみなさん、世間はそんなものです。ぜひ実力をつけて勝負してください。男性よりも女性の方が、頭角を現すチャンスも多いですよ。
男性諸氏は、もつともっと頑張ってください。
街中には、アイデアや発想のヒントが溢れている。
大阪の街と東京を見比べても違いがはっきりある。
大阪のタクシーは黒色のタクシーが圧倒的に多いが、東京は色とりどりのタクシーがある。
まことしやかに、大阪のタクシーが黒が多いのは塗装代が安い、中古になった時に転売しやすい等々、大阪らしく、経済的理由でクロが多いとか。
若いOLの通勤時のバックも違う。
東京のOLはビジネスバックの洒落たものをよく使用しているが、大阪はブランドバックに可愛い紙袋というのが定番だった。最近多少変わってきたが、関西のキオスクやコンビニでは必ず大小様々な可愛い紙バックが売られている。
一説には、東京は地方から出てきて一人暮らしのOLが多く、関西は距離的にも関東に比べると通勤距離が短いうえ、自宅から通勤するOLが圧倒的に多いと言われる。自宅通勤だと、家賃はゼロ。お給料の大半が自由に使える→バックを買う余裕もできる。それに引き換え、関東では一人暮らしは、かなり節約しながら毎日を頑張らないといけない。ちなみに関西の紙袋の中にはお弁当が入っていることが多いようだ。
ずいぶん以前になるが、大阪梅田に地下鉄西梅田駅というのがある。
大阪は、日本でも有数な地下街の発達した都市であるが、梅田周辺はまさに地下街の集中するエリアである。
阪急百貨店の地下街、東梅田周辺のホワィティ、大阪駅周辺・・・・。
そんな中で、以前の西梅田地下街は地下鉄の乗り降りという必然性以外の目的では圧倒的に女性からの敬遠率がずば抜けていた。
当時は一般的だった、通路床のタイル張りも男性である私には何の変哲もなく思っていた。
この街の女性の不人気を知り、同僚の女性や、知り合いに西梅田地下街の評判をそれとなく聞くと、まさしく評判が悪い。
しかし、よくよく、聞いていくと共通する話が出てきた。
みんな一様に、あの場所は歩きにくい。なんとなく、歩きにくいことが足を遠ざけているようだった。
具体的には?
答えは、ヒールのかかとが、タイルの目の隙間にひっかかったり、挟まれたことがあるという。
男たちは、そんな細いヒールを履かないから、まったく想像もできない現象だった。
その後、リニューアルされた西梅田では、女性のヒールが挟まる話は聞かなくなった。
街の中には、人が集まるところ、避けるところ、なんでもないように見えることも、よくよく眼を凝らしてみると、意外と理由があるものだ。
私たちが集客や安全な運営を計画する時、きっと街にいくつもころがっている当たり前が、大切なヒントやアイデアを生み出してくれる。
いつも、興味と関心をもって街や人を見ていたい。
郷に入っては郷に従え!
テーマ:上海熊のイベント塾

上海万博を経験して、今更ながら学習した事が沢山あった。
中でも、普段イベントを計画したり運営する場合、当たり前に思っているような事が、以外に理解されなかったことである。
一例をあげると、万博期間中は、上海の蒸し暑さの真っ只中。外気温は地表近くでは、45度越す照り返しがあった。
コンパニオンや誘導員、警備員等のお客さんと直接接するスタッフ達の足元には、中国では当たり前の個人用の水筒(白湯やお茶が入っている)が置かれている。ほぼ例外無くスタッフの足下には様々な色や形の水筒が無造作に置かれ、お客さんの前でも平気でその水筒で喉を潤していたのだ。
当然、日本の運営感覚で云うとお客さんの前ではやってはならない行為だ。
現場で気がつくと、注意をした。お客さんの前では、やめて控室やバックヤードで喉を潤すように。
しかし、改善が見られない。そこで、ディレクター会議の際に、十数人のディレクターに何故改善を求めているかをわかりやすく話して改善を求めた。
私は、運営におけるサービスの基本は、『お客さんが不快に思う事はしない、快適に過ごせる手助けをする』という、非常にシンプルな指針である。
この考え方でいうと、スタッフがお客さんの前で平気で水筒から水を飲んだり、足下に水筒が転がっている状況は、お客さんから見ると不快な光景である、と。だから、やめようと。
しかし、複数のディレクターから意見が出た。当然中国国有企業館なので、私以外の300人程のスタッフは全員中国人でエリート中国共産党員が殆どある。ディレクターも全員中国人。
彼らの口から発せられたのは、先生が言っている意味はしっかり理解出来ます。しかし、中国人のお客さんで、この光景に不快感をもつ人は一人も居ないと思います。何故なら、その光景は中国の日常で、街中のデパート、飲食店、等何処でも普通に見かける光景だからです、と。
これを聞いて、なるほどと思った。日本のルールがすべてでは無い。ここは中国、上海だった。
ディレクターの意見に納得はしたが、日本の運営の様に厳格に規制しないけれど、中国初めての国際博覧会の会場運営として、飲む時は、お客さんに目立たないように、そして足下に置く場合は、後方や目立た無い場所に置くように、その程度の配慮は努力してやって行こうと指示した。
日本だと、問題かもしれないが、その話し合い以降、皆が少し気を付けて、私が見ても不快だと思わないくらい改善された。
どこに行っても、基本は有るけれど、郷に入っては郷に従え!をこちらも意識する必要が有ると思う。

取らぬ狸の皮算用

ガンバ大阪のプロデューサー時代に、Jリーグ発足の翌年、アメリカで開催されたワールドカップの視察に出張する事があった。
その際、ニューヨークで大リーグの関連会社で、メジャーリーグプロパティーズという会社のブレックファーストミーティングに参加する機会を得た。

当時、Jリーグ開幕後のブームの真っ只中、チケットが発売開始30分程度で予約販売が完売する様な状況だった。

会議の中で、様々なプロスポーツの営業やマーケティングの方法を教示頂き、大変有意義な場だった。

中でも、私がブーム真っ只中でのチケット販売や座席のブロック割による、販売価格の話をした際に、ハッキリと否定された事だった。

私の考え方のベクトルは、知らず知らずの内にチームの合理的な販売に傾き、リーグ→チーム→観客の順に物事を考えていた。
それを聞いた社長は、ボードに突然図を書き始めた。
その図は、私が何の疑問も持たずに考えていたものと、正反対のものだった。
最上段に観客→チーム→リーグが描かれ、説明が始まった。
詳細は多岐に渡ったので割愛するが、要するに主催する側の都合や合理的な手法を優先すればする程、多用な観客のニーズから乖離し、人気の凋落、観客数の減少、収入の減収に繋がるというものだった。
例えば、チケットの販売や種類を検討する場合でも、職業による休日、多民族国家ならではの、チーム在籍選手の出身国、収入格差、祝日等で観客の側から見て購入し易いチケットの種類を多用に販売していた。
ところが、私が考えていたのは、チケットの種類を出来るだけ少なくしたり、管理や印刷経費の削減を全面に考えていた。

担当者が語ったのはごくシンプルなものだった。
“売れなければ、何の意味もない、お客様に買って貰える工夫をし、そのために汗を流し、工夫し、労力をかけるのは、当たり前だ”

要するに、机上で合理的な事だけ会社の為に考えても、売れなければ何の意味もない。
“取らぬ狸の皮算用”という事だ!

.
Prof.Murakami
Prof.Murakami
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

最新の画像つき記事一覧

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

登録されていません

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事