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読書


高校生のころまでは、あまり読書をしなかった。
大学に入り、20人余りが住む学生寮に入って、先輩達が議論している話が全く分からず、政治や思想、心理学など、それまでまったく縁のなかった世界が広がりむさぼるように本を読んだ。
社会人になり、たまたま拾った司馬遼太郎の竜馬が行くの文庫本を手にした途端に司馬ワールドに入り込み、次から次に長編を読み漁った。
そして、社会人になって、悩みも増えると自己啓発本やビジネス書を立て続けに読みふけった。
そして現在、プロデューサーの仕事をしていると、社会風俗やプロジェクトに関係する書籍を都度読み漁る。
体験は非常に大切なことだ。百聞は一見にしかずというが、事前に吸収する知識も非常に大切だ。
どんな仕事でも、クライアントよりも最低半歩は新しい情報を知識として持ち、打ち合わせで会話できるように準備ができていないと、物を創っていく際にプロとしてクライアントが納得してもらえるようなものを考えづらい。
知識は多くて困ることはない。現役である限り、知識欲と柔軟な思考を維持したい。

行間を読む

戯曲や台本を読む場合、よく言われる言葉で“行間を読む”という言葉がある。
想像力を駆使して、書いてある言葉の裏にある情景や真意、状況を読み解くということである。

イベントの運営マニュアルや図面を見る場合にもあてはまる言葉だ。

マニュアルを読んで、想像力を駆使して内容を読み解くといっても中々慣れないと難しいものだ。
簡単に想像力で読み解ける様になるまでには、たくさんの経験や知識も必要である。
それではどうすればいいのか。それは疑問を持つことである。
なんでも素直に受け入れる気持ちは非常に大切なことだが、一つ一つの言葉や方法、規定に対して、何故という気持ちで読み進めていくと、徐々に何故こういうふうに規定したのか、何故この対応が必要なのかという根本的な考え方が見えてくる。
わからなければ、質問し、納得できるまで聞けばいい。
また、図面を見ると、平面で線ばかりが書かれている。
これは、立体を想像する事が大切だ。建物、施設の配置も頭の中で立体化出来れば、より具体的に運営の計画ができる。
何故か?
図面で見たものを立体化し、想像の中で観客が動き回る様を思い浮かべる。
平面だけで計画していたものが、立体に見えることで、気づかなかったウィークポイントや混雑具合が頭に浮かび、より具体的に運営の計画を作成することができる。

計画時も、現場も大切なのは、様々なことを予見する想像力だ。柔軟な思考を常に意識し、想像力の活性化を図りたい。

妥協と調整の違い

物を創り上げる際に、クリエーターは自分が妥協したのではないかと悩むことがある。
妥協とは、自分の思いに反して物事を受け入れることだ。
そこには、モノづくりのプロとしてのプライドが見えない。

当然、物事を進めていく場合、クライアントの意向や営業担当からの予算のプレッシャー等、様々な要求や変更を強いられる場合がある。

しかし、クリエイターは自分が思い描く最良の物作りに拘りたい。これは、当然の事だし、そうあるべきである。

ただし、理を尽くし、説明を尽くしてもなお様々な理由で変更を要求された場合、その変更理由が妥当な時、そして、発注者の最高責任者の強い意志の場合は、これを受け入れるべきである。
ただ、不満に満ち、ほとんど投げやりな状態で受け入れるのは間違いだ。

受け入れるならば、変更された条件を十分に満たせたうえで、全体の設計変更をかけ、以前の計画に勝るとも劣らない新しい案を創っての事である。
本来の企画を、不本意に一部修正して創り上げることは、当初の効果も見込めず、決して良い結果を生むことはない。
修正要求が微細なものなら、意固地にならず、理解して変更すればいいし、小さな変更要求でも、根幹にかかわることならば、いっそ受け入れて、計画の抜本的な見直しをし、よりよいものを創り上げていくことこそ、ものづくりの醍醐味である。
これこそ、妥協でなく、正当な調整作業である。

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