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博覧会や展示会で展示を計画する場合、観覧想定層に対して、どの程度の表現内容にするのかは、大切且難しい問題だ。
専門家だけが集う展示会やトレードショーは目的がはっきりしている上、観覧対象層も明確な為、展示物や表記、説明も自ずと専門的になる。
しかし、一般的に老若男女がランダムに来場予想されるイベントの場合は、意外に説明表現をどのレベルで統一すべきか迷う所である。
博覧会では、一つの目安がある。
小学校の中学年〜高学年の生徒に興味を持って、理解される内容や表現に統一するのである。
言葉の内容が理解しやすいか、漢字のふりがなは適切か、等々。
この辺りで表現をまとめれば、幼稚でも無く、かと言って難解でも無く、意外と子供から年配の方迄、理解されやすい展示になるのである。
イベントを創り上げる際、ついつい枝葉の剪定に気を取られ、何の樹を植えたのかを忘れ、しっかりした幹を育てる事を忘れたかの様な準備作業を見かける事がある。
一見すると、わかりやすく、取り組みやすそうに見える枝葉の剪定作業に関わると、自分なりのやってる感、作業の進展を感じてしまう。
しかし、植木がそうである様に、しっかり幹を育て、枝葉が繁ったところで、剪定し枝ぶりの良い、全体のバランスがとれた剪定を行なう方が、間違いや、作業工程の遅延が起こる事が少ない。
イベントの準備作業も、まずしっかりした方針、指針を明確化する。ここで手を抜いたり、形式的な方針、指針を作るので無く、時間をかけてでも創り上げる事が出来れば、実はその後、判断、選択の連続作業である実施計画、実施準備をする上で、極めて的確で効率の良い作業をする事ができる。
森を見て樹を見ないのも問題だが、剪定に気を取られ過ぎて、幹を育てる事を忘れるのも大問題だ。

上海の著作権感覚

日本のニュースで最近の中国を報道するときは、尖閣諸島問題と著作権問題(パクリ問題)が多い。
いずれも日本人の自尊心やナショナリズムと関係が深い問題だ。
政治的な問題はさておいて、著作権問題については、テレビのワイドショーの絶好の話題である。
2008年に初めて上海に行った頃に比べるとかなり改善もされ、市民の意識にも変化が起こっている。
夕方になると、歩道上に露店のDVD販売が数多く見られ、城管(市の取締組織)の眼を盗みながらリヤカーの荷台に所狭しと中、台、韓、日、米の人気映画、テレビドラマが一枚五元(六十円程度)で売られている。
以前は安かろう、悪かろうの商品がかなりあったが、最近はほとんどのものが良質なダビングをされ、包装カバーもオリジナルを加工した中國バージョンになっている。
日本の人気テレビドラマも、放送終了後一か月もしないうちに店頭に並ぶ。
ネット上でも、最近でこそ大手の画像配信社は、日本の作品が見られないところもぽつぽつ増えたが、バラエティ番組や映画はかなり見ることができる。これは、日本や韓国でもかなり浸透してきたため、中國だけというわけではない。
商品も露店、そしてデパート以外では、まだまだ偽物が販売されている。ブランド品なのに安いのは間違いなく偽物である。
仕事で付き合う中国人に著作権について尋ねると、ほとんどの人が著作権について認識があるのと、徐々に偽物を買ったり、持ったりすることがかっこ悪いという意識が起き始めている。
ただ、彼らも国内で相変わらず偽物が販売され、購入されていることに関しては良くないことだと感じながら、所得の低い人や、地方から出てきている人が購入することには、仕方ないという暗黙の了解もある。
今後は次第に製造、販売、購買も減っていくのではないかという意見だ。まさに経済の発展とともに、それらも変化するということだ。
鬼の首をとったように、報道する日本も私が子供のころには、普通に偽物が販売され、高校の修学旅行で東京のアメ横に行った際には、露店の店頭でおしゃれなadidasを買ったつもりが帰って袋を開けるとabibasだったり、米国にはないはずのマジソンスクゥエアーバッグが若者の間で大流行したり、今は廃止された遊園地、奈良ドリームランドが米国のディズニーランドに酷似していたりと、今の中国を非難できる状況ではなかった。
しかし、高度成長とともに人々の所得も向上し、豊かになってくると、様々なルールも守り、本物志向となって、徐々に偽物文化が後退していった。そして、今の日本がある。
中国の今は、まさに、その途上である。日本の成長の五倍ほどのスピードで変化している中國。もう少し時間が経てば・・・・になると思っている。
エキセントリックにネガティヴな一面だけをとらえた物の見方は子供じみている。もう少し冷静に見てみるのも必要ではないだろうか。特に中国に居るメディアの若いジャーナリストは自国の過去も勉強して、客観的な物差しをもって報道して欲しい。

上海のtaxi事情

上海のTAXIは上海万博を機に導入されたEXPOタクシー以外は殆んどがワーゲン・サンタナである。
ご存知の様に、中国では右側通行、左ハンドル。
車内は、日本と違い運転席を囲む様に、厚い透明のプラスチックカバーが運転手さんを守っている。運転席とカバーの隅には、中国らしく運転手さんの簡易水筒が必ず置いてある。
そして、ダッシュボードの右側には運転手さんの許可プレートが写真入りで置かれている。ここには運転手さんの技能評価の赤い星が付いている。当然多い方が優良ドライバーという事だ。
一応、全シートには白い(?)シーツがひかれている。
初めて上海浦東空港から市内に行くのに乗り込んだ際は、日本のタクシーシートの綺麗さとのギャップで、戸惑ったのを思い出す。今は全然平気になった自分が、慣れは怖いと思うけれど、洗濯に糊を使わない文化を考えれば、日本のタクシーシートが綺麗すぎるのかもしれない。
また、タクシー車内の天井は殆んどプレス加工に多少内装仕様を施しただけで、簡単なものである。
こんな状態だから、当然車体がピカピカに磨かれた日本の様なタクシーは皆無だ。
運転は乱暴、でもかなり上手な人が多い。
万博開催前後から、料金も何度となく値上がりし、現在はかなり高額になった。日本に比べるとまだ安いとは思うけれど物価もあがり、日本円の値打も下落!
北京に比べると、悪徳ドライバーは上海には少ないと言われるが、観光の際には、赤いタクシーと、紺色のタクシーは御用心!

上海の老紳士達

上海の街には日本で定年退職し、中国で第二の人生を謳歌している初老の紳士が数多く滞在している。
ほとんどが、理科系の技術者で、高い技術スキルを日系企業や中国系企業に請われ新しい生きがいと、達成感を持って活躍している。

彼らが持つ日本の高い技術やノウハウに関する自信を聞くと、いま日本が技術大国として衰退し、全般に自信を喪失していっていることが、何なのか分らなくなる。

中国の驚異的な躍進の前に、消費財を中心とした家電やなどは、価格競争の中でかなり苦戦を強いられている。

しかし、鉄鋼にしても、化学素材にしても、工作機械にしても、すべての完成品を製造するための、半製品製造基礎技術は日本が群を抜いて高い水準を維持している。
やはり、現在でも日本は技術大国なのだ。

理科系を軽視する国家は、衰退の道をたどるといわれるが、まだまだ日本は捨てたものじゃない。

景気低迷、政治の混乱、震災、洪水、自然の猛威の前で日本は自信喪失に拍車をかけているように見えるが、今こそ逆境を跳ね返す好機である。

上海で活躍する老技術者を見かけると、何故か力が湧いてくる。

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