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私が2008年に初めて中国に来た頃、中国人のガイドさんや友人と街を歩いていると、驚くほど感覚の違いがあることに気づかされた。
それは、彼らが言う『すぐそこだから歩きましょう』という言葉だ。 日本人にとって、すぐそこというのは五分から十分程度歩く距離である。距離にすると、800m前後というところ。 ところが真に受けてついていくと、その倍程度は少なくてもある距離の場合が多い。 日本人だとワンメーターでまタクシーに乗りたいところである。それも海外とくればなおさらである。 しかし、中国人にとってのすぐそこの感覚は、やはり日本人の二倍程度あるのが普通である。 ところ変われば・・・というが、健脚自慢の方以外は、中国では気をつけなければならない言葉の一つです。 ホテルで足に湿布するようなことにならないよう、ご用心、ご用心。 |
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2015年06月22日
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イベントを計画、実施する場合に最近特に重要視される事の一つは〈安全〉である。
安全と言っても多岐のジャンルに渡り、たった二文字の漢字の簡単さに比べると範囲が広い上に、対策に限りが無く、考えれば考える程やる事が増える上に、コストが創造以上に掛かるものである。 施設、展示、運営等様々な分野毎に安全に対する潜在リスクを想定し、対応策を検討、検証し計画実施しなくてはなら無い。云うは易し、行うは難しである。 主催者として、安全に対する具体的指針が明確に制作側に計画段階から示されるのは稀なケースである。 当然施設や食品を扱う出店には、消防法や食品衛生法に、明確な基準があり遵守しなければならない。 しかし、法規制が無いけれど観客の安全を考慮すれば必要だと思われるものも沢山存在する。当然、運営には具体的な法規制が無くても、安全対策を講じる事が全てと言っても過言では無い。安全対策イコール、サービスと言っても良い程だ。 ここがプロの腕の見せ所! 予算を考えながら、必要最低限の方法をクライアントに提示し、100点でなくとも、合格点の落とし所を見つけ、警察指導も受け、着地点を見つけ、実行しなければなら無い。 ダメなのはコストを優先し過ぎて安全を軽視する事。 反対に安全に対する過剰な対策でイベント本体の予算が大幅に削られ、開催趣旨が本末転倒に陥った場合である。 難しいのは、そのバランスの取り方である。 また、難しいからこそ、ブロとしての仕事の醍醐味でもある。 |

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イベント制作をすればする程感じる事がある。
特に博覧会や大型イベントに関わると顕著に感じる。 一見すると、施設、展示、運営、催事、出店、広報、交通対策、警備、等々は個々に専門性があり、準備段階から実施迄担当する組織も別々の部として存在する上に、発注する業者も別な為に、連絡調整会議は存在するが、意外と会議で自分の部署以外の話にリアリティを持て無いものだ。 しかし、実際には施設計画の段階から展示も、運営も、営業も、大いに関係があり、各々の立場から意見を出さなければなら無い。 広報も、チケット販売やイベント内容の告知だけで無く、交通抑制、駐車場情報、等々イベント運営とも密接な関係があり、事前〜開催中〜終了後記録整理迄、様々な部署との関係がある。 どの部署も、専門的な職域だか、大型イベントは映画創りと同様に総合的なプロジェクトであるという事を具体的に意識しながら、 一つの目標に向かっていかなければなら無い。 |

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ある期間開催されるイベントでは、特に来場者が過度に集中する為に、運営の工夫だけでは対応する許容量が、施設の許容規模を超える事が予想される事がある。
名古屋で開催された“愛地球博”で、かなり大規模かつ計画的にこの抑制策を実施し、かなりの効果があった。 告知広報等の戦略をはじめ、考えられる対策を何重にも検討、実施した成果だった。 国際博クラスのイベントに限らず、また、屋内、屋外問わず、小規模かつ単発以外のイベントを計画、実施する場合は、考慮すべき事である。 特に来場者が集中しやすい曜日と時間帯である。 曜日は、当然ながら平日と土、日、祝の対応の違い。 時間帯では、出入りの重なる12時〜3時の滞留者がピークを迎える時間帯。 運営計画では、警備、整理員の配置、体制、そして、資機材の配備等である。 博覧会型のイベントのように、入退場時間が不規則な場合やスポーツイベントのように、大量の人数が特定の時間帯に入場、退場行動を伴うものなど、開催されるイベントの特性もよく把握した上で、観客の安全確保を優先した計画が望まれる。 |

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