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困った顔

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  日本のみならず、北半球のあらゆる場所が記録的猛暑になっています。
  よく考えてみると、ここテキサス州カレッジステーションも連日40℃近くまで気温が上昇しているので、慣れているとはいえ猛暑だわ。

  それにしても、転載記事を読むとヨーロッパの猛暑が酷い。「平均気温が平年値を約10度も上回り」ってすごいことですよ。2011年の夏、テキサス州の6月から8月までの3ヶ月間の平均気温が観測史上最高を記録したとき、平年と比較すると3℃高かった。それでも記録的な干ばつとワイルドファイアーで数千億円規模の損失を出したんです。
  9℃とか10℃平年を上回るって、尋常じゃない。人間が適応できるレベルの差じゃないと思います。エアコンがないと人が死んでしまうレベル。フランスは、猛暑による死者が8月1日から20日までの間に1万4802人って・・・。

  さて、転載記事中にある偏西風のお話。

  猛暑を引き起こしているのは上空1万メートル付近で地球を1周して吹いている偏西風の蛇行。猛暑の地域では偏西風が北側へ蛇行しており、南側の高温域から高気圧に覆われて気温が上昇する。偏西風は年間を通じて蛇行しているが、一定期間続くと高気圧が停滞し、猛暑になるという。

偏西風の蛇行は大気の対流活動が影響を与えると考えられているが、詳しい要因は分かっておらず、予測するのは難しい。気象庁は「地球温暖化も猛暑の一因。異常高温は各地点で30年に1度の規模だが、世界レベルではどこかで常に起こっている」としている。

  後半部分に「偏西風の蛇行は大気の対流活動が影響を与えると考えられているが、詳しい要因は分かっておらず」とありますが、北極海の氷の減少と北極圏の気温上昇が偏西風の蛇行を促す傾向が強いとされているので、昨年北極海氷の喪失が過去最高を記録したことからも、この偏西風蛇行はリーズナブル。
  偏西風蛇行が大気を停滞させてしまうため、高気圧が居座っている場所では猛暑が続き、低気圧が居座ると大雨が降ることになってしまいます。

  気候変動が猛暑の一因であるのは疑いようのないところなのですが、記事中でその猛暑を引き起こしている偏西風の蛇行もまた気候変動によるもので、それがまた北極海氷の減少と繋がりがあるとなるともう負のスパイラルはとっくに始まってるからこりゃ止めらんないなという印象。

  手遅れなのかどうかなんてわからないけど、気候変動対策が急務であることは間違いありません。

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