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ネットで色々と話題になっており、読んでみたい、でも読んだ連中がblogや日記で書いていることにはかなりの違和感があった。そんなおりに父が貸してくれた。

これでも環境問題については少しは知っていることも有り、いっちょまえに他人に説教したり偉そうな話を披露したりもしていた。

だが、私の見地などまだまだ甘いということを思い知らされた。ただ、読書前に見た世間の評判はやはり的外れなものだった。

少々ネタバレになってしまうが、ペットボトルのリサイクル、ダイオキシン問題、地球温暖化など世間の耳目を集めている環境問題で一般的に信じられている内容には大きなウソで塗り固められていることが多い、というのである。

これはこれでかなりショッキングな内容で、先述のようにちょっと知ったかぶりしていた私も足下をすくわれたような気分であった。世間のブログで書かれていたのもほとんどがそれらについての記事である。

ただし、この本の構成は良く無い。私の曲解かもしれないが、著者が本当に言わんとしていることは最後の最後の章、ページ数にして1割にも満たない部分で書かれている「エネルギー資源の枯渇問題」じゃぁなかろうか? でも、それが冒頭から延々とショッキングな「環境問題のウソ」が語られることで、大多数の読者はそこで思考がストップしている可能性がある。 しかも、書評を読んだだけとか、話を伝え聞いただけのヤツは、一番重要な部分に気付かないどころか、「環境問題のウソ」についても「なんだ、リサイクルなんかしなくてもいいのか!」という表面的な捉え方しかできず、それは「資源を浪費しても構わない」という考えに結びつきそうである。

実際、世の中を見ていると、これだけ燃料代が高騰し、渇水問題、電力供給の問題など連日報道されているにも関わらず、相変わらずトラックも乗用車もエンジンはかけっぱなし、温泉施設に行けば、信じられないほどの泡を立ててシャワー流しっぱなしで身体を洗うヤツ、夜間は営業していないにもかかわらず夜通し煌々と照明している店舗、とんでもない僻地の山村の道路の一部にこつ然と現れる恐ろしく高規格の高架道路にトンネル、、、、、CO2排出量50%減はおろか現状維持でさえ、いったいどれだけの人間の意識改革をしなければいけないのか?

やはり、本当の意味で自活できる術を身につける必要があるのだろうか? 日本の先行きがこの上なく不安だ。

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