愉しい寄り道

訪問ありがとうございます!! ブログリンクもお勧めです!

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

 さだまさしさんの歌に、「風に立つライオン」という、青年海外協力隊で3年間アフリカでボランティアをした医師・柴田紘一郎さんから聞いた話、彼が書いた一通の手紙をもとにして、作詞・作曲した歌があります。

 さだまさしさんのCD「ウルトラスーパーミラクルベスト 感動の素」の「風に立つライオン」の曲紹介には次のように書いてあります。

********(引用)***********

 僕の尊敬し、愛する医師がいる。
 酔った時に一度だけ彼が医師になった理由を聞いた。少年の頃、シュヴァイツアーに憧れたのだ。そうして、本当に医師になり、本当にケニアへ巡回医療の医師として出かけて行った。酔うと少しだけ饒舌になる彼は、遠くを見る様に宙を見つめ乍ら、僕に大自然を語った。そんな時、いつも少年になる。

 彼は、きわめて優秀な外科執刀医である。故に、人の生命に対して敏感である。人々の生と死の間の戦いを、共に戦うのだと彼は言う。仮に助かっても、それは医師が助けるのでなく、神様が助けるのだ、と彼は真面目な顔で言う。だから、助かろうという意志のない人は、助けるのが困難だと。

 そうして、駄目な事だってある。その度に、たとえ、現代医学では、絶対に無理だ、と分かっていても、自分以外の人が執刀したら、もしかしたら助かったのではないか、と深く悔やむ人なのだ。もしも彼が言う様に、人が助けるのでなく神が助けるというなら、もしかすると、彼は天使なのではないかと思う事がある。それ程に優しく、暖かだ。

「僕はのたれ死ぬとです」彼は、酔いが廻ると、そう独白く。

 生命の尊厳と常に対峙しているからこそ、神の領域に挑む不遜さを知っている。ケニアの大自然の中で、彼は神と共にあったのかも知れない。この歌は、そんな彼の青春の一片を歌おうとした。

 僕も、僕の草原の、風に立つライオンでありたい。この歌を、県立日南病院勤務の柴田紘一郎先生に。

*******************

 このようにも紹介されています。

 東京で恋人と幸せな日々を送る青年医師がいた。彼女は、彼との結婚を夢見ていた。
 彼も、それを望まないわけではなかったが、心のどこかに、ひっかかりがあった。それは、医師としての生き方についての葛藤だった。

『 このままで いいのか 』

 彼は、日々、自問自答を繰り返し、そして、決断した。アフリカの無医村へ、医師として行くことを決意したのだ。そうして、彼は日本を離れた。彼女を置いて。

 それから2年、アフリカの地で、医師として、人として、
 そして恋人よりも自分の夢を選んだ罪深き男として日々を過ごしていた彼に、日本から1通の手紙が届いた。

 その手紙は、彼女からの手紙で、『結婚します』という報告だった。
 そう、彼女は、彼を待てずに、他の人に愛され、そして結婚することを決めたのだ。

 この歌は、その手紙を読んだ彼が、彼女へ書いた最後の手紙なのです。

***************

 柴田先生は、このようなこともおっしゃっているそうです。
「まさしさんが尋ねた南十字星とは、ケニア・タンザニア国境にあるキリマンジャロ『スワヒリ語でキリ ヤマ・ヌジャロ(即ち輝く山)』よりも高い所から地上へ降りそそぐ“夢という光”の事だったのだと最近感じている。夢はパンドラの箱が開いて最後に人間に残ったのぞみだから。」



「風に立つライオン」 さだまさし作詞・作曲

突然の手紙には 驚いたけど 嬉しかった
何より君が 僕を怨んでいなかったということが
これから此処で過ごす 僕の毎日の大切な
よりどころになります ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える 三度目の四月が来て 今さら
千鳥ヶ淵で 昔 君と見た 夜桜が恋しくて
故郷(ふるさと)ではなく 東京の桜が 恋しいということが
自分でもおかしいくらいです おかしいくらいです

三年の間 あちらこちらを廻り
その感動を 君と分けたいと思ったことが 沢山ありました

ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に飛び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より 僕の患者さんの 瞳の美しさ

この偉大な自然の中で 病いと向かい合えば
神さまについて ヒトについて 考えるものですね
やはり僕たちの国は 残念だけれど 何か
大切なところで 道を間違えたようですね

 (挿入)アメージンググレースのメロディ

去年のクリスマスは 国境近くの村で過ごしました
こんなところにも サンタクロースはやって来ます 去年は僕でした
闇の中ではじける 彼らの祈りと 激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川

診療所に集まる人々は 病気だけれど
少なくとも心は 僕より健康なのですよ
僕はやはり 来てよかったと 思っています 
辛くないと言えば 嘘になるけど 幸せです

あなたや日本を 捨てた訳ではなく 
僕は「現在」を生きることに 思い上がりたくないのです

空を切り裂いて落下する 滝のように 
僕はよどみない生命(いのち)を 生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は 風に向かって立つライオンで ありたい

くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい
最後になりましたが あなたの幸せを
心から 遠くから いつも祈っています
おめでとう さよなら

 (アメージンググレースのメロディ)

 書籍 風に立つライオン
 http://www.smile-kun.co.jp/kasumi/lion/totalstyle.htm

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事