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精神的な病気を患っている方と、そうではない方との間にはほんと微妙な差しかない、まさに紙一重だとよくいわれます。精神科の先生も言います。
正直に言うと、自分はこれまでそんなのは嘘だと思っていました。何も知らないくせに、そう思い込んでしまっていたとは、痛恨の極みです。
精神的な病気とひとことで言っても、統合失調症や鬱病、発達障害、パーソナリティ障害等様々あるらしく、それらを生ずる起因もまた様々あり、遺伝や環境的な問題、性格、腸内細菌の好ましくない活動、怪我、ストレス、生活習慣、自己免疫の不適応な活動(アレルギー)等々数え上げればきりがないようです。
これらの起因は、たとえ健常者であったとしてもどれもこれも当てはまるものだと思います。もし、何かの拍子にどこかの部分で生活の歯車が狂ってしまった場合、誰だって精神的な病気にはなりうるものだと思います。
腸内細菌やアレルギーに至っては、食生活の改善等対応策はあるにはありますが、ほとんど自力の制御が効かない分野のような気がします。
こういった状況により、紙一重だと言うのかなと思います。
自分は本当に何も知らないなと思います。
しかし、周りではよく、不安や悩みで落ち込んでいる人間に対して 「あいつ病んでる」 という言い方がされることがよくあります。
そういった、精神病にまつわる言葉が悪い意味で使われてしまうのは、それについての理解がまだ乏しいことと、もしかするとそういうことに対する差別的な意味合いもあるかもしれません。
あまり考えたくはないのですが、「病んでる」という言葉を聞くたびにゾッとしてしまいます。
精神病に対する理解は無くとも、少なくともそれらは影のようにぴったりと、文字通り紙一重であるということがより認知されれば、差別的な感情を含んだ投げ掛けも容易にはされにくくなるのかなと感じた1日でした。
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