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先日、愛用のハスキー3Dヘッドを自分でオーバーホールしました。
雲台マニアのブロ友の方から色々と教わって、工具からグリスからアドバイスをいただき、自分で調達して分解・清掃に挑戦しました。


イメージ 1
僕が3way雲台でメインに使う、ハスキー3Dヘッド
(三脚はGITZO GT3330 アルミ3段モデル)

まず分解の仕方からして全体を観察してから組み間違えないように注意しながら分解していくわけですが、やってみると「これなら自分でもできるなぁ」と思える構造でした。非常に単純ですが一つ一つのパーツが非常にいい素材らしく、ネジ一つとってもハスキーはおよそ普通に使っていて壊れるような気がしません。

噂によれば基本的な形は戦後間もないころから変わっていないそうですから、長い歴史がハスキーの丈夫さを物語っていると言えます。もちろん、70年前とは細かなデザインや素材の変更はあるらしいです。ただ、「悪くなった」というような変更は聞いたことがありません。私が知る限りでも20年近く、「迷ったらハスキー」「ハスキーなら大丈夫」とプロの風景写真家やスタジオフォトグラファーから言われてきた位なのです。

さて、ハスキーですが、私の使い方はあまり雲台にとって良いものとは言えない使い方であったと思います。
なぜなら、だいたい“半締め”状態でパンやティルトを行っていることが多いからです。完全にロックフリーにするといわゆる“カックン”お辞儀をしますから、それを防ぐために、じわじわ締まっていってさほど増し締めしなくても2kg程度の機材は軽々支えるハスキーの堅牢性を信じていることと、「最初はアタリがついていないから半締め状態くらいで使っても構わない」という三脚の先生のアドバイスをまともに受け、“半締め”で使っても大丈夫なのだろうと思ってきたわけです。ただ、分解してみると意外と内部のグリスは劣化しているのみならず、金属粉を吹いたようにざらついていて、割ゴマとコマに接するドラム部は変色したり特定の部分が擦れていて、おそらくこの“半締め”による悪影響ではないかと見受けられました。


イメージ 2
↑パンロックノブが顕著で、分解時にはこんな具合でした。


イメージ 3
2つの割コマの間のネジ山は、金属粉を吹いたようにざらざらした感触でした。


もともとは、パンロックを解除しても固着したように固まってパンができない(ネジをかなり緩めるとカクンしながら首を横に振る)状態になってしまい、症状を発売元のトヨ商事に分解前に尋ねたら、「自分で分解してみて内部を確認してはどうか」という思いがけない回答から、分解する気になりました。「えっ?自分で分解してもいいんですか?」って、メーカーがユーザーに分解を進めるなんて他社ではまず聞いたことがない回答ですので^_^;

分解してみると、どこにどの位グリスを使っているのか、どんなグリスなのか、全くの素人ながら「なるほど」と思うところがあります。そして、トヨ商事の方いわく、分解・清掃には以下の点に気を付けた方が良いとのことでした。

◆前後パン棒内のグリス(奥にスプリングが入っている方)は新品時には接着の意味で固めたグリスをかなりベタベタになる位使っているが、個人で分解して再グリスするのであればあそこまでやる必要はない。
◆カメラ台と本体を繋げる六角ボルトはピンで固定してあり、これを外すとなると大事なので、個人ではまず取り外さない方が良い。コマも同様で、ここは個人ではやる必要がない部分。
◆とにかく不具合がないところはいじらない。手をかけたからと言って、素人の方がやってもどんどん良くなるというものでもない。

・・・要するに、やり過ぎない方が良い、というお話でした。
電話口ではちょっと素っ気ない回答にも聞こえますが、それは京都人(?)ならではの対応だと思います(^^;)


今回、部品の交換はしていないのでもしかしたら症状が再発する可能性はあります。
オーバーホールしたばかりでグリス切れ状態がまずは解消されていますので、今のところ「何とかなりそう」という感触ですが、手元にある2つのハスキーヘッドを比べるとやはりオーバーホールした方がどこか引っ掛かりを感じる・・・ような気がします(もう一つはまったく不調がないので、分解・清掃はしていません。)

どんなに良いグリスを使っても、元の部品が削れていたり擦れて摩耗していたりすると、100%の実力は出ないということなのでしょう。そこをグリスで誤魔化そうというのは間違っていて、やはり素材が良くて使うグリスが良くて初めて素晴らしい性能を発揮するのであろうことを、改めて実感しました。


僕は自由雲台のボール部は基本的にグリスレスのタイプを好んで使っていますので、やはり素材の良さはどんな方式の雲台にも当てはまり、ハスキーが長きにわたって信頼されるゆえん、歴戦を歩んできたヘッドを数えきれないほどオーバーホールしてきたメーカーが目に見えない部分でも細かな改良を積み重ね、ハスキーを揺るがぬ地位にしていることに、何だか感謝の気持ちが湧いてきました。


・・・これからもコイツは相棒だぜっ


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