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大垣市の北部に、金生山という山があります。 ずっと「きんしょうざん」だと思っていましたが それは俗称で「かなぶやま」が正式な読み方らしかったです。 小さな山が石灰岩と大理石の採掘場になっていて、 削られた山肌が露出しているのが電車や高速道路からも見えます。 子供のころから比べると、かなり削られて向こうの景色が見えるほどになり ちょっと削りすぎじゃないの、と思ったりするのですが いかんせん環境破壊がどうとかいうまえに、 大垣市民はこの山が車窓から目に入ってきたときに、 なんとなく地元に帰ってきた実感があります。 昔は遠くで聞こえる発破の音にもなじみがありました。 こんな小さな山なのに日本の化石命名第一号を生んだりして、 化石研究や地質学の基礎となった重要な場所なので 化石マニアには有名らしいです。 あと、国会議事堂の大理石はほとんどここで加工されたそうです。 この山にある金生山化石館で「金生山は太古のサンゴ礁」という企画展をやっていました。 〈金生山は、古生代の終わりごろ(約2億5千万年前)、赤道直下にできたサンゴ礁であり、プレート運動によって、中生代ジュラ紀に現在のところに移動してきたと考えられる。さらにその後の変動により今のようになった。 全山の90%以上が生物石灰岩からできていて、フズリナ、ウミユリ、サンゴをはじめ、貝類や石灰藻など多くの化石を含んでいる。また、同時代の他地域と比べ大型のものが多いのが特徴である。〉 (金生山化石館パンフレット〈大垣市教育委員会〉より) 海のない県でサンゴを見学するとは また妙な感じです。 |
自然・生物
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この土日は絶好のお花見日和で、 各地で桜が満開。たくさんの人で賑わっていました。 内地もやっと暖かい季節になってきました。 大垣某所、土手沿いにて |

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沖縄でサクラと言えばカンヒザクラのことを言います。 ピンクの色の濃いビビッドなサクラです。梅みたいです。 寒緋桜と漢字をあてますが、 ヒカンザクラとも言うようでこの場合は緋寒桜になります。 本部の八重岳あたりが桜の名所として有名です。 しかし、どうも大和人としては色が強いので イメージ的に桜と言われると違和感があります。 大垣城公園の片隅にもカンヒザクラが植えられていました。 先週の段階でつぼみだったので、今週あたりから開花でしょうか。 桜としては早咲きの品種らしいので、他の桜はこの後でしょう。 もっとも、沖縄の桜の時期はとっくに終わっていますが。
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大垣市の夏の名物は、 休耕田を利用したひまわり畑です。 今年は墨俣町と大垣環状線沿い平町の2箇所で実施され 合計58万本のひまわりが咲きました。(写真は平町) 満開のピーク時は見物客も多く訪れました。 ざわわ、広いひまわり畑で、ざわわ。
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時期はずれの花ですが、岐阜の名物の木をもう一つ。 根尾谷の淡墨桜(国指定天然記念物)です。 〈この桜は彼岸桜の一種(和名ウバヒガン)で 樹令が高く(地元では1500年と称している) 枝の各所が折損して樹勢が衰えたので 昭和24年に山桜の若根238本を根接ぎしたほか、 各種の保護を加え回生を図った。 現在樹高17.2m、枝張り東西23.9m、南北21.2m 幹囲り9.1mあり、花の盛りは4月上旬である。〉 (現地 淡墨桜の案内碑)より 伝承では、1500余年前、男大迹王(後の継体天皇)がこの地を去る時に 植えられた桜であるとのことです。 「身の代と遺す桜は薄住よ 千代にその名を栄盛へ止むる」という歌があります。 大正11年10月12日に国指定天然記念物になりました。 空洞化も進み、今や支えだらけの老樹ですが 春になると、後を継ぐ2世、3世の淡墨桜とともに 満開の花を咲かせています。 (本当に時期はずれのネタでしたね) (続く)
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