けんぶる日記

好きな音楽のことを気ままに

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歴史に「もし」はない。それを考えるのは無駄だと人は言う。
ま、分かるけど、たまに暇つぶしに考えるのも面白いんじゃないかな。

あるテレビの歴史番組で、「もし関ケ原の戦いで西軍が勝ったら、今の日本はどうなっていたか?」という司会者の問いに応えて、目下「京都ぎらい」という著書が売れに売れている井上章一氏が、「首都は大阪で、大阪弁が標準語。町には世界中の外国人で溢れかえってるんちゃうかな。」と話していたのが面白かった。

では音楽史の最大の「もし」は何だろう?
「もしモツアルトの父親がスパルタでなくアマデウスを甘やかしていたら・・・」、「もしベートーベンが難聴にならなかったら・・・」、「もしマーラーがユダヤ人でなかったら・・・」。どれもそれなりに面白い「もし」だし、音楽好きと1〜2時間くらいはディスカッション出来そう。
でも違う!そういう思いを強くしたのは、先ごろ、ビートルズのプロデューサー=ジョージ・マーティンが亡くなったことを知った時だった。ビートルズの楽曲のほとんどをプロデュースし、メンバーの音楽性に大きな影響を与え、「5人目のビートルズ」とまで言われた男だ。

メジャーデビューを狙ったビートルズの4人は、デモテープをレコード会社にせっせと送り続けたが、どこもダメ。そんな中で、大手EMI傘下の弱小レーベル・パーロフォンのプロデューサーだったジョージ・マーティンが、まわりの嘲笑をものともせず、自らの直観を信じてさっさと4人と契約してしまう。そしてデビュー・シングル「ラブ・ミー・ドウー」が生まれ、その後ビートルズがヒット曲を連発し破竹の勢いで世界的ヒーローにのし上がっていくのは、みなさんご承知の通り。

よって、音楽史最大の「もし」を発表。

『もしジョージ・マーティンがビートルズとレコード契約をしなかったら』!!

どう?2〜3時間はビートルズ・マニアと暇つぶし出来そうでしょ。

村上春樹は、エッセーの中で、「もしマーティンさんが迷ってぐずぐずしていたら、ジョンもポールも音楽に見切りをつけ、郵便局員とか何かお堅い仕事についていたかもしれない。」と書いていた。もしそうなっていたら、我々は一体今、どんな音楽を聴いていただろう・・・・・??でも、もし今だったら、レコード会社なんかに頼らずに自分たちの演奏をネットで発信して、ちゃんと世界の人気者になれたかも・・・・??いやいや、あのビートルズの実験的な音楽性は、ジョージ・マーティンと出会わなかったら生まれなかったはずだ・・・・・。

ま、そんな感じで暇をつぶしてみてください。

最後に一句。   「  今日も聴き   サンキュー!マーティン   桜散る   」

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