日々是好日日記

心にうつりゆくよしなしごとを<思う存分>書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ・・・・、

全体表示

[ リスト ]

「民主、自民、公明3党の幹事長、政調会長は4日、国会内で会談し、2012年度から子ども手当を廃止し、代わりに児童手当を拡充して復活させるほか、所得制限を諸控除前の額面年収960万円程度とすることで正式合意した。09年の政権交代に伴い導入された民主党の目玉政策は、早くも大きな後退を余儀なくされた。自公両党は菅直人首相が退陣条件の一つに掲げる公債発行特例法案に協力する前提として民主党公約の撤回を求めていた。3党は公債法案をめぐり政調会長間で協議していく方針でも一致。民主党は公約検証を加速させ首相の早期退陣に向けた環境整備を急ぐ考えだ。」(84日東京新聞)
この議論はまるで冬の日の子供の遊び、<雪合戦>のようです。雪だるまの上につけた旗を争奪する戦いを大の大人が何日もかけてやっているようにしか見えません。つまり、雪だるまの頭には「子ども手当」とか「児童手当」とか書いた旗が刺してあって、どちらの旗を簒奪するか?がゲームのルールでした。多少政治論議たり得たのは「所得制限の有無またはその額の多少」くらいなもの。
いずれにせよ、そこには次代を担う子供たちへの期待や目線は消え失せて、攻めるも守るもただの「政局」利用。守る民主党執行部は旗より不人気党首菅直人氏に早く引導を渡すことが急務だし、攻める野党は何が何でも敵の旗にけちをつけて自分たちの旗と見かけ上取り換えればよい、という。そこには「子供」もいなければ「児童」も全く存在していません。有るのは「政局」の二文字だけ。
そもそも、確たる理念も無く導入した与党の「子ども手当」、片や自公連立のための接着剤と人気取りで始めた「児童手当」。どっちにしたって「子どもは未来の宝だ」という普遍的原理から出発したものではありません。そうでなくても、この国の子供にかける国家支出はOECD参加国中最低。今回の落着の仕方は、どうみても「子どもは未来の宝だ」というところにつながっているようには見えません。
こんな大人しか持てない現代の子供たちは実にかわいそうです。そしてこんな政治しか持てない現代の国民もまた実にかわいそうです。
 
 
 

この記事に

閉じる コメント(1)

こんにちは。「確たる理念も無く導入した与党の「子ども手当」」は、世界中の導入国にも妥当しますね(厚生労働省HP「子ども手当について 一問一答」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/100407-1.html)
によると、「諸外国の制度においても所得制限は設けないことが一般的」とのこと)。一方、児童手当ならびに年少扶養控除は、低所得者又は高所得者、どちらかの子供を差別する不当な政策です。ですから、自由民主党と公明党という政党が存在する「現代の子供たちは実にかわいそうです」が正しいですね。

2011/8/20(土) 午前 11:16 清高 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事