「百錬自得」 剣道 達人への道

「守 破 離」を実践、稽古の中から剣道理論の考察

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打突動作の考察(4)

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◆打突動作の考察(4)
素振りのタイミングの考察で述べました、図(6-3)(6-4)では後ろ足は引きつけ終わり、左後ろ足に十分体重がかかり振り下ろし、全身のテコが有効に作用することが必要だと考えていることを述べました。

しかし私が見るに多くの方が左後ろ足が引きつけ終わる前、まだ開いている状態で振り終えているのを多く見ます、これでは腰が十分入った素振りにはならないと考えています。

剣先に力を十分伝えるためには、例えば日本刀で上から下に切り下ろす又は、斧で木を割る時など作用点に大きな力を働かすためには、前傾姿勢で振るよりむしろ後方にそるような形の方が大きな力が生まれるのではないでしょうか。

全剣連の指導者講習会で実際面を付けすり足での面打ち等での注意点で、(6-4)の形の時にその地点で止まる、溜まるようにすることが言われ、打突後体が前に流れないよう指導を受けたことがあります。

では実際踏み込んで打つ場合後ろ足が引きつけられ打つことは出来ません、(7-3)の形の時、(6-4)と同じ全身のテコを使うことになります。
この事により打突ポイントが相手との線上どこでも可能となり、相手の動きに臨機応変に対応することが出来る、近間、遠間、中間全てで有効打突を繰り出せると考えています。

逆に(7-3)のポイントで打突と同時に右足が着床する場合、打突ポイントが点になり、つぼにはまれば最大の力を発揮するでしょうが、相手の動きに対応が難しく、特にそういう方は近間に弱く、踏み込めないと打つ機会を見出せないことを感じます。

しかし打突と同時に右足が着床する場合が決してないのではありません、ただ私の場合基本を図7の流れにイメージしています。


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