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ここでThe VERVEの最新アルバム「FORTH」の試聴をしたので、全体の感想を。
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原点回帰とは、現時点で成し得る物事、状態、環境のレヴェルに、自分のルーツをもう一度見つめなおし、掘り下げて、それを合体させて始めて言えるのでは、と思った。
リード・シングル「Love Is Noise」は、あくまでもシングルカット用のトラック。言えばインスタントな曲で普遍性はあまり感じられなかった。しかし、サイケデリックなサウンドと気だるさと創造性溢れるリチャード・アシュクロフトのヴォーカル(今作は呪文的な感)という、The VERVEらしさがアルバム全体に響いている。彼ららしさがそこにある。
個人的には、Bitter Sweet Symphonyの続編と勝手に想像してしまった、妄想してしまったRather Beや、比較的ポップな印象のJudasが特に印象深かった。
アルバムは5分とか6分、1曲平均そうなるだろうが、そんなに1曲1曲が長いとはマイスペースのを聴いた感じではそう思った。ステレオやiPodで聴くとまた違った、この曲は意外と長いとか、長いけど意外と長く感じないとか、そういう曲もあるだろう。
あと、音楽的には少しコールドプレイやU2などの武器である高キーのギターや、カサビアンにもにたひたすらグルーヴ、みたいのもあって、個人的には聴けば聞くほどのめり込んでしまいそうな感じがいまはする。
今作は今年を代表する1枚となることは、話題性、音楽的重要性、セールスで見ても間違いない。ライナー担当の人はこのアルバムをどう評価するかわからないけど、The VERVE再生というふさわしい新たな幕を開けるのには十分な作品だと、思う。
ただ、よくを言えば、、、
「The Drugs Don't Work」や「Sonnet」のような、アコースティックで、普遍的なポップソングが1曲でも入ってたら、「Urban Hymns」とならぶ彼らの最高傑作になっただろうな、とも思ってしまった。
アルバム発売は9月3日。ライヴDVD付きバージョンが3200円で出るということなので、そっちを買おうかな、と思っている。
いまから、どんな世界をもたらしてくれるか、期待している。
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