【正義】と【平和】

英雄千人をランキング。『千人の英雄伝』連載中。

全体表示

[ リスト ]

◆第012位 『OUR HOUSE』

 評価:065点/脚本:野島伸司/フジ/日曜21時/出演:芦田愛菜・シャーロット・ケイト・フォックス
 全9話/平均視聴率:4.51%


 芦田愛菜と、2014年のNHKの朝ドラ、『マッサン』のヒロイン、シャーロット・ケイト・フォックスのW主演のドラマ。脚本は、野島伸司。

 母を失ったばかりの七人家族の伴家に、米国人のアリスが、父の再婚相手として現れ、次第に家族として認められてゆく物語である。

 芦田愛菜の演じる、主人公の伴桜子は、伴家の長女で、半年前に死んだ、母の蓉子の代わりに家事を行い、家族を仕切っている。

 芦田愛菜は、実際には、11歳の小学生であるが、さすがに、小学生に家族を仕切らせるのは無理と考えたのか、本作では、中学一年生の設定になっている。

 11歳に成長したとはいえ、芦田愛菜の演技力は、さすがである。

 11歳で、あれほどの長台詞を言える女優は、他にはいないだろう。

 やはり、既に、子役でなく、主役である。

 しかし、台詞自体が、中学一年生の口にするような内容どころか、死語が多く、脚本に問題があった。

 W主演のシャーロット・ケイト・フォックスは、米国人の役なので、演技が上手いのか否か、よく、わからなかったが、日本語は、それなりに上手かった。

 本作は、シャーロットのために、無理矢理、脚本を書いた様な作品で、今後、彼女が、日本で活躍するのは、難しいのではないか。

 桜子の父、伴奏太を演じるのは、山本耕史。

 本作は、過去の野島伸司の『ひとつ屋根の下』を、彷彿させるが、同作の末っ子が、父親役を演じるとは、時代の流れを感じる。

 わずか、半年前に、病気で死んだ、奏太の妻、蓉子を演じるのは、渡辺舞。

 伴家の長男で、桜子の兄の光太郎を演じるのは、加藤清史郎。

 劇中では、中学三年生で、現実にも、14歳である。

 数々の映画・ドラマで、大活躍しているのに、弟の新太郎を演じる、寺田心、妹の桃子を演じる、松田芹香と、オープニングで名前が併記されているのが、かわいそうだった。

 桜子達の祖父、伴奏一郎を演じるのは、橋爪功。本作の語りも担当している。

 奏太郎の姉で、医者の赤尾琴音を演じるのは、松下由樹。

 琴音は、夫婦喧嘩のため、伴家に、出戻り中である。

 蓉子の弟で、バツイチの焼き鳥屋、三上丈二を演じるのは、塚本高史。

 本作は、サックス奏者である、伴奏太郎が、妻の蓉子の死から、未だ、半年しか経ていないにも関わらず、米国から、新しい妻のアリスを伴って、帰国したことで、物語が始まる。

 母親の蓉子は、子供達にとって、聖母の様な存在で、子供達は、アリスの存在に反発する。

 本作は、そのアリスが、子供達と丈二、琴音などが、抱える問題を、一人一人、解決する中で、家族として、認められてゆく、過程を描いている。

 しかし、折角、シャーロットという、米国人を起用しながらも、異文化の衝突の要素は、皆無に等しかったのが、残念だった。

 第七話で、遂に、桜子も、シャーロットを家族の一員として認める。

 しかし、第八話で、死んだ、母親の従姉妹で、蓉子に瓜二つのあおいが登場し、子供達は、あおいを母と思い込む。

 外見が、瓜二つの人物を登場させるという手法は、野島伸司の『101回目のプロポーズ』と同様である。

 本作は、個人的には、面白いとは言い難いが、絶望的なほどに、酷い脚本とは思わなかった。

 しかし、視聴率が記録的に低迷したことは、納得してしまえる。


[https://tv.blogmura.com/tv_drama/ranking_out.html" target="_blank にほんブログ村 テレビドラマ]

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事