【正義】と【平和】

英雄千人をランキング。『千人の英雄伝』連載中。

全体表示

[ リスト ]

H.014【花の乱】壱

 NHK大河ドラマ【花の乱】

 評価:075点/1994年/大河ドラマ/脚本:市川森一/全37話/平均視聴率:14.1%
 出演:三田佳子・市川團十郎・野村萬斎・奥田瑛二・草刈正雄・萬屋錦之介・松本幸四郎
 

 『花の乱』は、室町幕府の八代将軍足利義政の正室、日野富子の生涯と、応仁の乱を描いた作品である。

 しかし、日本史に詳しい人でない限り、日野富子の名を知る人は少ない。

 夫の足利義政は、銀閣寺を建てた人物と言えば、わかり易いかもしれない。

 応仁の乱は、京を荒廃させ、戦国時代の幕開けとなった戦いとして、日本史上に名を残すが、実際に応仁の乱がどのような経過を辿ったのか、理解している人は少ないであろう。

 その意味では、筆者は、日本人の歴史教科書と呼ばれる、大河ドラマが、応仁の乱を扱うことに、大きな意義を感じている。

 しかし、義経・信長・龍馬の様に、日本史上有名な、人気の高い人物は一人も登場しないため、視聴率は著しく低く、平均視聴率は14.1%と、大河ドラマ史上最低を記録した。

 この記録は、2012年の大河ドラマ『平清盛』が、平均視聴率12.0%を記録するまで、ワースト1を維持し続けることになる。

 本作は、視聴率は振るわなかったものの、出演者は凄い。

 三田佳子・市川團十郎・奥田瑛二・草刈正雄・萬屋錦之介・松本幸四郎など、大物俳優・女優が多数出演していることも凄いことは確かだが、何よりも、当時は無名の新人として出演した俳優・女優達が、その後、大物俳優・女優に成長しているのである。

 主人公の日野富子を演じるのは、三田佳子。

 その少女時代を演じるのは、テレビドラマ初出演の松たか子である。

 また、八代将軍足利義政を演じるのは、市川團十郎で、その少年時代を演じるのは、市川團十郎の実の息子で、同様にテレビドラマ初出演の市川新之助、現在の市川海老蔵である。

 市川團十郎が演じる足利義政の少年時代を、実際の息子が演じたのである。

 また、本作の創作であるが、日野富子の実の父親、という設定になっている、酒呑童子役を、こちらも松たか子の実の父親、松本幸四郎が演じている。

 足利義政の弟で、後に兄と対立し、応仁の乱の火種となる、足利義視役には、佐野史郎。

 日野富子の兄、日野勝光役には、草刈正雄。

 室町幕府の管領で、応仁の乱の東軍の総大将、細川勝元を演じるのは、野村萬斎。

 西軍の総大将、山名宗全役は、萬屋錦之介である。

 更に物語の終盤に入ると、足利義政と日野富子の息子で、室町幕府の九代将軍足利義尚役を演じるのは、TOKIOの松岡昌宏である。

 松岡は、ジャニーズジュニア時代からドラマに出演していたが、TOKIOは、その年、CDデビューを果たしたばかりであった。

 また、足利義視の息子で、室町幕府十代将軍足利義材を、大沢たかおが演じている。

 大沢は、同年に俳優デビューしたばかりの新人で、その翌年に『星の金貨』に出演している。

 以上が、幕府の中核の人物であるが、その他、一休さんのモデルである、一休宗純役に奥田瑛二、日野富子と因縁の深い、伊吹三郎信綱(架空の人物)役に役所広司、そして、日野富子の異父妹の森侍者を、檀ふみが演じている。



[https://tv.blogmura.com/tv_jidai/ranking.html にほんブログ村 大河ドラマ・時代劇]

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事