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◆第002位 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜2017』

 評価:090点/脚本:中園ミホ/テレ朝/木曜21時/出演:米倉涼子/全10話/平均視聴率:20.87%


 「私、失敗しないので」の台詞で有名な、米倉涼子の主演の医療ドラマの第五期。

 本シリーズは、2012年に第一期、2013年に第二期、2014年に第三期、2016年に第四期が放映された。

 第二期以降の平均視聴率は、全て、20%以上と、圧倒的な存在感を見せつけている。

 本作、第五期も同様で、2、3、4話は、19%台であったが、その他は、20%代を維持し続けた。

 多くのドラマの平均視聴率が、一桁と低迷する中、20%前後の視聴率を維持する、本シリーズは、まさに、異次元の視聴率である。

 最終的に、本作の全話平均視聴率は、20.7%を記録した。

 本作の主人公は、無論、米倉涼子の演じる、大門未知子。

 彼女の所属する、神原名医紹介所の所長、神原晶を演じる、岸部一徳、同所属の麻酔科医、城之内博美役の内田有紀の三人は、不動のレギュラーメンバーとして、変わらずに登場する。

 本作の舞台は、第四期と同じく、東帝大学病院で、病院長は、西田敏行の演じる、蛭間重勝。

 また、本作では、新たな大物として、草刈正雄の演じる、日本医師倶楽部会長、内神田景信が、登場する。

 内神田は、『真田丸』の真田昌幸を彷彿とさせる、策略家で、草刈のハマリ役である。

 本シリーズは、第二期の藤木直人を除くと、主演級のイケメン俳優のレギュラーがいなかった。

 本作では、新人外科医として、永山絢斗の演じる、西山直之と、野村周平の演じる、伊東亮二が登場する。

 しかし、伊東は、二話で医者を辞め、早々に退場してしまった。

 本シリーズのリアルな点は、大門、神原、城之内の不動の三人以外は、医師達が、出世及び、異動などによって、登場しなくなる者、再登場する者が、多い点である。

 本作では、第一期以来の出演である、田中圭の演じる、森本光と、段田安則の演じる、鳥井高が復活する。

 本シリーズでは、第三期のラストで、所長の神原が、第四期のラストで、麻酔科医の城之内が、重病に陥り、未知子が、大切な人を救うために、困難な手術を行い、最終回を盛り上げた。

 しかし、本作では、何と、主人公の大門未知子、本人が、余命三カ月の重病になる。

 いかに優秀な外科医であろうと、絶対に不可能な手術が、一つだけある。

 それは、自分自身の手術である。

 未知子は、重病の身に多大な負担を強いながら、日本の医療界から、フリーランスの医師を追放しようとする、内神田の困難な手術に臨むのである。

 未知子は、苦しみに耐えて、内神田の手術を成功させるが、手術の終了後、意識不明になる。

 最終回、勝村政信の演じる、加地秀樹が、再登場し、物語のラスト、医師達は、結束して、未知子を救うために、困難な手術に挑む。

 その時、過去のシーンが流れ、物語は最高に盛り上がる。

 本作の最終回は、『ドクターX』シリーズの中で、最高傑作である。

 本シリーズは、ちょっとだけ、感動する物語は多いが、本気で、心の底から、泣けたのは、本作の最終回のみである。

 筆者は、余命宣告であれ、戦争であれ、「死」を意識した、主人公の物語が、最も泣ける。

 本作の最終回以上の脚本が、今後、書けるのか、正直、疑問である。

 『ドクターX』シリーズは、本作で、終焉を迎えた方が、「伝説のドラマ」として、永遠に語り継がれるかもしれない。





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