【正義】と【平和】

英雄千人をランキング。『千人の英雄伝』連載中。

全体表示

[ リスト ]

 しかし、建国以来、千年近くに渡り、骨品制という、厳格な身分制度によって、国の秩序を保ってきた、貴族にとって、チャン・ボゴは、危険な存在となった。

 チャン・ボゴの支配する、清海鎮は、唐のみならず、西方の大食(アラビア)・東の日本との交易も行い、海上貿易の一大航路として、繁栄を続け、ジャミ夫人の支配下にある、武珍州の港は、凋落の一途を辿った。

 一方、野心に燃える、キム・ヤンは、隠密に行動する、自分の直属の部隊を作るため、ヨンムンを強制労働場から解放し、ヨムジャンの名を授けた。

 ここに、史書に名が記された、歴史上の実在の人物であり、チャン・ボゴの暗殺者、ヨムジャンが誕生したのである。

 38話〜最終回の51話までは、一人の商人の物語ではなく、歴史ドラマの真骨頂とも言うべき、新羅の王座を巡る争いの物語である。

 史実としては、出自不明な、本作においては、奴隷出身のチャン・ボゴが、新羅の王座を巡る争いの中で、最重要人物となる。

 朝鮮半島の歴史においても、彼ほど、低い身分から、立身出世を遂げた英雄は、極めて、稀である。

 チャン・ボゴは、未だ、チョンファへの想いを捨てきれずにいたが、二人の思い出の地、泗洋島で再会し、互いのために、別れを決意する。

 そして、チャン・ボゴを慕い、待ち続けた、ソル・ピョンの娘のチェリョンと結婚する。

 その婚礼の最中、チェリョンの護衛兵で、ヨンの妻のハジンは、ヨンムンの姿を見かけ、追跡する。

 ヨンムンは、権力を得るため、学問を身に付けることで、ヨムジャンとしての新たな人生を得ようと、チャン・ボゴとチェリョンの婚礼の寺で修行していたのである。

 ヨンムンは、自分の正体を悟られぬように、追跡する、ハジンを殺害する。
 
 ハジンのお腹には、ヨンの子供がいた。

 妻とお腹の子を失い、ヨンは、悲嘆に暮れ、自暴自棄になる。

 ヨンムンは、また、新たに、チャン・ボゴの周囲の、彼にとって、大切な人を奪ったのであった。

 その頃、都では、興徳王が、死の床に就いていた。

 興徳王には、嗣子がいなかったため、王位継承争いが勃発する。

 王位継承の最有力候補は、キム・ミョンの父で、興徳王の弟の金忠恭と、キム・ウジンの父の金均貞であった。

 なお、忠恭と均貞は、本作では、新羅の宰相である、上大等であったため、共に上大等と呼ばれるだけで、名前は出てこない。

 キム・ミョンは、王位継承争いに利用すべく、噂に名高い英雄、チャン・ボゴに会うため、清海を訪れる。

 しかし、ミョンの横暴な行動に、チャン・ボゴは憤り、二人の関係は、決定的に破綻する。

 その後、ミョンは、武珍州のジャミ夫人の下を訪れ、夫人は、ミョンを支援することを約束する。

 ジャミ夫人は、既に、キム・ウジンと対立していたため、自らが擁立すべき、王位継承候補として、ミョンを選択したのである。

 チャン・ボゴは、元々、ウジンを尊敬していたが、都の王位継承争いに関わるつもりはなかった。

 しかし、ミョンとの関係が、決定的になったことで、必然的にウジンと運命を共にすることになったのである。

 それでも、彼は、中立の意思を貫こうとした。

 一方、キム・ヤンとヨンムンは、権力を得るため、キム・ウジンに接近する。

 そして、新羅の腐敗貴族の一掃を提言し、ウジンに受け入れられる。

 キム・ヤンとヨンムンは、ウジンに、武力によって、王位継承争いに優位に立つべきだと進言する。

 ウジンの心に、迷いが生まれると、キム・ヤンは、ヨンムンに、キム・ミョンの暗殺を命じる。

 そして、花郎に変装して、ミョンに接近し、見事に短刀で、ミョンを仕留めたかに見えた。

 ジャミ夫人は、瀕死のミョンを連れて、都から逃走し、ミョンは、奇跡的に一命を取り留める。

 ウジンとキム・ヤン、ヨンムンは、ミョンが死んだと疑わなかった。

[https://tv.blogmura.com/tv_drama/ranking.html にほんブログ村 テレビドラマ]

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事