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◆第003位 『ハゲタカ』

 評価:085点/脚本:古家和尚/テレ朝/木曜21時/出演:綾野剛・沢尻エリカ・渡部篤郎/全8話
 平均視聴率:10.41%


 真山仁の原作小説、『ハゲタカ』『ハゲタカ供戮亮村魅疋薀涓宗

 2007年には、大森南朋の主演で、NHKが、ドラマ化している。

 本作は、原作者である、真山仁の原案による、オリジナルストーリーが、最終二話に加えられ、1997年〜2018年現在に至る、20年に及ぶ、壮大な物語になっている。

 本作は、全3章で、構成され、1話〜3話が、第1章、4話〜6話が、第2章、最終二話である、8話と9話が、第3章である。

 時代設定は、第1章は、1997年〜2001年の、第2章は、2010年、そして、第3章が、2018年現在を描いた、本作のオリジナルストーリーである。

 本作の主人公、鷲津政彦を演じるのは、綾野剛。外資系投資ファンドのホライズン・ジャパンの代表取締役である。

 第2章において、ホライズン・ジャパンの社長を解任されるが、ホライズンの部下達と共に、新たな投資ファンド、サムライ・ファンドを設立する。

 本作の副主人公、芝野健夫を演じるのは、渡部篤郎。第1章では、三葉銀行の行員であるが、第1章のラストで、三葉銀行を辞職する。

 第2章、第3章では、企業再生のスペシャリストとして、「あけぼの」及び、「帝都重工」の再生を担当することになる。

 本作のヒロイン、松平貴子を演じるのは、沢尻エリカ。「日光みやびホテル」のオーナーの娘で、第3話で、社長に就任する。

 鷲津の出資を受け入れ、ホテルを見事に再建するが、第2章では、外資系ホテルのクラウンセンチュリーホテルの傘下に入ることを余儀なくされる。

 本作の最大の悪役、三葉銀行の常務取締役、飯島亮介を演じるのは、小林薫。

 鷲津の宿敵で、第1章のラストで、三葉銀行を追われるが、第2章では、日本ルネッサンス機構の特別顧問として、復権している。

 第3章では、同機構の会長として、政財界に強力な影響力を持っている。

 ホライズン・ジャパンの鷲津の部下、佐伯宗徳を演じるのは、杉本哲太。

 同じく、鷲津の部下の中延五朗を演じるのは、光石研。

 第四話において、鷲津をホライズンから、追い出すことになる、日系米国人のアラン・フジタを演じるのは、池内博之である。

 「ハゲタカ」は、本来、日本の「失われた20年」の最中、1990年代後半〜2000年代にかけて、外資系の投資ファンドが、経営破綻、または、経営危機に陥った、日本企業を安値で、買い叩き、再生、または、解体して、高値で売ることを、腐った肉を狙う、禿鷹に例え、揶揄した言葉である。

 2000年代の原作小説及び、ドラマ化は、実にタイムリーな物語であったが、日本経済が、好調を維持する、2018年に、何故、再び、本作を復活させたのか。

 それは、企業の「データ改竄」などの不祥事が絶えず、日本企業が、未だ、「腐った肉」のままであるためであろう。

 本作の鷲津は、「ハゲタカ」と呼ばれることに、ネガティブな印象は受けない。

 寧ろ、ハゲタカに、狙われるということは、その企業が、「腐った肉」であることを現わしている。

 鷲津は、日本経済の再生のために、敢えて、「ハゲタカ」として、日本企業の膿を取り除いているのである。

 最終回で、鷲津は、帝都重工の社長に就任後、不正を全て、暴露し、日本経済を混乱させた。

 しかし、日本企業の「腐敗」を取り除くことで、日本の健全な未来への道を切り開いたのである。



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