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◆第008位 『高嶺の花』

 評価:080点/脚本:野島伸司/日テレ/水曜22時/出演:石原さとみ・峯田和伸・芳根京子/全10話 平均視聴率:9.49%


 野島伸司の脚本、石原さとみの主演の恋愛ドラマ。

 石原さとみの演じる、主人公の月島ももが、華道名門、「月島流」の家元の娘の設定であるために、本作では、華道及び、芸術家が、物語の中心要素になっている。

 主人公のももは、文字通り、深窓の令嬢、「高嶺の花」である。

 本作の配役順位二位は、『銀杏BOYS』のヴォーカル、峯田和伸の演じる、風間直人。

 直人は、39歳の商店街の暇な自転車屋で、凡そ、イケメンとは言えず、ももは、まさに「高嶺の花」である。

 しかし、非常に優しく、愛嬌のある、キャラのため、「プーさん」と呼ばれ、周囲から愛されている。

 野島伸司の生涯のテーマと思われる、「究極の善人」の一つのカタチであろう。

 ももの異母妹、月島ななを演じるのは、芳根京子。

 姉を慕い、優しく、清らかな性格で、文字通り、「汚れを知らない」、もも以上のお嬢様キャラである。

 既に、民放連続ドラマの主演を経験している、芳根京子が、配役順位三位である点は、さすがは、日テレの「水10」枠である。

 華道の「月島流」の家元で、ももとななの父、月島市松を演じるのは、小日向文世。華道のため、芸術を極めるためであれば、娘を追い込み、傷つけることさえ、躊躇わないため、凡人にとっては、理解し難い、行動が多い。

 本作は、市松の思惑によって、物語が、二転三転すると言える。

 市松の後妻で、ななの実母の月島ルリ子を演じるのは、戸田菜穂。

 華道のことについては、全く、知らないが、「月島流」の組織を掌握する、政治的感覚を持っている。

 義理の娘のももを排除して、自分の娘のななを次期家元にするため、様々な陰謀を巡らすが、全て、市松の手の内であった。

 月島家の運転手、高井雄一を演じるのは、升毅。

 実は、ももは、市松の実の娘ではなく、ももの実の父は、雄一である。

 市松の前妻は、雄一と不倫をして、ももを妊娠し、出産後に、亡くなった。

 市松は、スキャンダルを恐れ、ももを実の娘として、育てたのである。

 なお、ももが、市松ではなく、雄一の娘であることは、視聴者には、かなり、早い段階で、明かされている。

 華道の新興流派、「宇都宮龍彗会」を率いる、宇都宮龍一を演じるのは、千葉雄大。

 イケメンで、派手なパフォーマンスの華道で、女性に人気がある。

 龍一は、実は、日本華道会の最大の名門、京都の「神宮流」の家元の庶子で、異母兄の兵馬から、家元の座を奪うため、陰謀を巡らす。

 本作は、ももが、結婚式の当日に、婚約者から、結婚を破棄され、失意のどん底にある状態で、物語が始まる。

 その時、偶然、出会ったのが、自転車屋の風間であった。

 ももは、風間と商店街の仲間達に囲まれ、普通の女性として、楽しみ、癒されてゆく。

 ももは、「もう一人の自分」が見えなくなり、華道家として、行き詰っていたため、結婚に逃げた。

 その「もう一人の自分」を取り戻すためには、罪悪感が、必要なために、敢えて、風間を傷つける。

 自分がされた、最も酷いこと、結婚式の当日に、逃げ出すことである。

 正直、筆者は、芸術家ではないため、ももの行動は、全く、理解不能である。

 おそらく、風間が、どんなに傷つけられても、全てを笑って受け入れる、「究極の善人」であることを、表現するために、野島伸司が、強引に考えたのであろう。

 最後は、ハッピーエンドで、正直、ホッとした。



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