【正義】と【平和】

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 菜々緒が、瀬名を演じると発表された時、従来通り、瀬名は、悪女として、描かれ、菜々緒は、見事な悪女役を見せつけてくれると期待していたため、若干、拍子抜けした。

 ただし、菜々緒は、他作品において、悪女以外の役も演じており、特に違和感はなかった。

 おとわは、今川義元の息子、氏真と蹴鞠の勝負をして、最終的に勝利し、太原雪斎、寿桂尼の助勢もあって、井伊谷に戻れることになる。

 寿桂尼は、おとわが気に入ったのか、この後、彼女が、直虎として、井伊家を相続した後も、寿桂尼によって、直虎が、許されることが多い。

 そして、十年の歳月が流れ、亀之丞が、信濃国から、井伊谷に帰参する。

 この時点で、子役は、役割を終え、出家して、「次郎法師」と呼ばれる、おとわは、柴咲コウに、亀之丞は、三浦春馬に、鶴丸は、高橋一生が、演じることになり、本格的に、主演の物語が始まる。

 直親は、帰参すると、許嫁のおとわと結婚しようとする。

 しかし、幼少期のおとわの駿府からの解放は、出家が条件であったため、今川家の許しを得る必要があるが、許されるとは、思えない。

 最終的に、おとわは、直親を支え、更に、井伊家に何かがあった時の選択肢として、自分を残し、直親とは、結婚しない道を選び、還俗はしなかった。

 大河ドラマは、本作で、実に五十六作目となるが、その内、実在の女性が、主人公の物語は、十二作を数える。

 その中で、生涯、結婚をせずに、独身を貫いた、初めての女性主人公である。

 他の女性主人公達は、源頼朝の妻の北条政子、豊臣秀吉の妻のねね、前田利家の妻のまつ、徳川秀忠の妻の江など、日本史上の英雄の妻であり、その知名度は、夫には、遠く、及ばない。

 しかし、本作のおとわ=次郎法師=井伊直虎は、出家しているために、結婚をせず、物語中盤以降に、還俗して、農民になった後も、龍雲丸という、一緒に暮らす、男性はいるが、夫ではない。

 即ち、本作は、「妻」としての女性主人公の物語ではなく、五十六作に及ぶ、大河ドラマの歴史上、初めて、本当の意味での「女性」主人公の活躍を描いた、画期的な作品であると言える。

 おとわが、直親とは、結婚しなかったため、直親は、でんでんの演じる、井伊家の重臣の一人、奥山朝利の娘、しのと結婚する。

 この「しの」こそが、徳川四天王の一人、井伊直政の実母である。

 しのを演じるのは、31歳で、既に、大河ドラマの出演が、四作目となる、貫地谷しほり。

 しのの妹、なつを演じるのは、山口紗弥加。

 実際には、山口は、貫地谷より、六歳年上である。

 しのは、小野政直の次男で、小野政次の弟、小野玄蕃の妻となる。

 そして、玄蕃としのの息子が、後に井伊直政の重臣となる、幼名、亥之助、小野万福である。

 本作では、第九話において、桶狭間の戦いが、描かれる。

 しかし、筆者は、織田信長を演じる、役者が、発表されていないことに、不審を抱き、直前まで、インターネットで、調べ続けた。

 そして、不明なまま、第九話を見たが、驚くべきことに、桶狭間の戦いに、信長は、登場しなかった。

 本作が、いかに、今川家の視点、否、井伊家の視点から、桶狭間の戦いを描いているとしても、序盤の最大のクライマックスである、桶狭間の戦いに、信長を全く、登場させないことには、正直、盛り上がりに欠けていたため、ガッカリしてしまった。

 しかし、おとわの父である、井伊家の当主、直盛の死の場面は、見事で、感動できた。
 
 そして、桶狭間の戦いにおける、今川義元の死は、盤石であった、今川家の遠江国の支配を動揺させる。

 今川家の人質、松平元康は、三河国の岡崎城に戻り、今川家から、自立する。


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直虎は、女です、誰がなんといわれようと、俺は、そう断じる 削除

2018/12/11(火) 午後 5:13 [ 朝は、直 ] 返信する

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