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長々ご無沙汰してしまい申し訳ありませんでした!!
今更何故?
これまで何十年もメーカーによる供給のみの通称レベリングオイル。 このハイドロリックオイルは鉱物油である。 そして社外品は見たことが無い。 今回はこれに真っ向勝負を挑むことにした。 W126,W124,R129.これらの車種に搭載されている車高自動調整機能。 ハイドロリックポンプによる油圧をリヤサスペンションのショックアブソーバーに送り込み自動的に同じ車高を保つ優れた機能だ。
しかしながら、途中に介在するアキュームレーターから徐々にリークするガスとショックそのものの働きによるオイルの劣化など現代の油圧制御レベルからしたら古典的でもあるし油脂そのものが旧態然としていることは否めない。 これに着目したのは2年も前に遡る。 オイルに自然に含まれてしまう泡立ち。 これに添加剤で対処したらどうなのか?がスタートだった。
エンジンオイルも同じだが泡立ちがあるとその性能は著しく落ち込む。
当然である。
金属と金属、金属とゴムやシールその隙間をオイルが強靭な油膜で保護しているのが泡のおかげで仕事ができなくなるのだ。
定期的にハイドロリックオイルを交換して余分なガスを抜きメンテを繰り返せば良いが、通常では不具合が顕著に出るまで交換は愚か、点検もろくにしないが実情と思う。 その交換方法も千差万別。
是非きちんとした業者さんに依頼されたほうが良い。
さて、今回100%化学合成油としたのは、その消泡剤とマッチング良く純正オイルと同等以上のパフォーマンスを長期に渡り維持できることが最大の目的であった。 書けば簡単だがポンプとシール、ゴム、乗り心地など多岐に渡り研究することでかなり時間を費やした。
特定メーカーの特定車種に限られた新たな商品開発は利益も薄く前途が簡単には見えてこない。
だから利益追求優先のオイルメーカーは手を出さなかったのかもしれない。 純正オイルの成分分析を確実にこなす事が第一であり、それが判別できれば道は開けると思った。そこで白羽の矢は立てるべくところにしか立たないわけで、当然ながらスピードマスターさんに依頼した。
ここの会社の偉いところは、ぼくのようなレベルの考えの持ち主にも耳を傾け真剣に取り組んでくれるところだ。 細かい成分分析結果をここでは公表しないが重要な動粘度指数から全ての項目を網羅してくれる。
ちなみに、W126やW124のパワステオイルの動粘度はATFとほぼ同じであることが判明、レベリングに使われているハイドロリックオイルはその半分程度の非常に柔らかい物である。 単純な話し、社外品のATFでもM.ベンツのW124やW126のパワステには使用が可能でると言うことだ。
しかしハイドロリックオイルには絶対に使用できない。
だからこそメーカーも分け隔てして販売しているのだろう。
冷静に考えれば、先ほど書いたようにこの手の特化された用途のオイルは分量と現存台数など考えれば、それほど利益などを見込めない。 しかし、今後良い状態を長く維持するには?これはオイルだけでなくシステムを掌る全ての部品に対して考えられることでもある。 ショック本体の延命など、その価格を考えれば非常に重要と思う。
通常全量交換しても2L程度。洗い落としに使っても3L。単価はディーラー価格と同等でなくては競争力がない。トータルで考えればやはり。。。 でも、ぼくのプライドが許さない。利益だけを追求するようなことはしたくない。 そして500Eなどをはじめとする、サスペンションチューニングを受けた車高が低い硬い足回りへのヘビーディユーティーな粘度も合わせて開発し純正の30%UPのハードバージョンも完成した。
それ以上の粘度も製造はできるがポンプやシールへの負担など考えまたエンジンパワーロスを考慮すればこの辺りが限度か。
スーパーディーティーとして試作50%UPもあるが製品化するには?マークでもある。
さて、その販売方法などは次回。 実は独占販売権要するに発売元になれた!
現在ラベルに我トレードマークとスピードマスターのマークをコラボしたデザインを考案してくれているようだ。
今後外車の自動車雑誌などに出ると思われる。レベリングサスペンション装着車ユーザーさん、是非期待してください。
ではまた!!
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kenkenさんのプライドの証しである販売元のラベルを見れるのを楽しみにしてます。
2011/6/20(月) 午後 7:52
どないして勝負すんの?
2011/6/20(月) 午後 10:21 [ たこば ]
ご無沙汰しております。名古屋のまさはる@500です。
とうとう完成なんですね!おめでとうございます!!
2011/6/22(水) 午前 0:02 [ wdb**4036*e5*0ltd ]
思い付きから製品化まで約二年。
本当にここまでやるとは驚きです。
それに粘度調整して二種開発するとは
これまた流石ですね!
バイクのフォークオイルも10、15、20と
粘度色々ありますが
車にも適用ってあるんですね。。
2011/6/24(金) 午後 4:21
完成ですか?!
記事にあるように、汎用性、市場規模を考えると、オイルメーカーが手を出していないことに納得です。
ケンケンさんの様な立場の方でしたら、また独自で開拓して行けるのでしょうね…
うちのW126にはレベ調整機構は無いので残念です。
おめでとうございます!!!
2011/6/26(日) 午前 11:06 [ た〜 ]
はじめまして。名古屋の同業にて管理職をしている者です。kenkenさんブランドのレベオイルに大変興味を持ちました。完成おめでとうございす。是非とも試させて下さい。発売元となる以上は ビジネスとして成功させなければ、意味がありません。自社工場内あるいはこちらのブログを読まれた方のみの限定品なんて事はないですよね。それはただの自己満足となってしまうと思います。広く一般の方にも認知 あるいは同業者からも支持される商品でなければならないと思いますし、良い商品であれば。きっと広く支持されると確信いたします。価格も重要な要素であります。弊社では年間300リッター程度の純正レベオイルを自社工場内で使用しているのですが、この程度の使用量では 対応はして頂けないでしょうか? 提携先部品商にも紹介させて頂き kenkenさんのブランドにて販売してもらえるように協力させて頂く事も可能です。いずれにしましても、弊社のお客様(普通に街乗りをされている方々ですが)に対して お奨め出来る商品であるか否か知りたいので、完成いたしましたら、私自身が500Eに使用してみたいと思っています。よろしくお願いいたします。
2011/6/27(月) 午後 1:37 [ htr0764 ]
ちゃりだ〜さん、ありがとうございます。
これも仕事と言うか取り組む物への考え方なんです。
2011/6/28(火) 午後 5:39
ハマさん、色々ありましたけどやっと漕ぎ着けた感じです。
2011/6/28(火) 午後 5:40
変態旧車道さん、スタンダードタイプは何事も起きませんよ。
起きたら困りますでしょ?(笑)
2011/6/28(火) 午後 5:42
メルセさん、みなさんのおかげです。
ありがとう!!又来てください。
2011/6/28(火) 午後 6:02
山家さん、W210のワゴンはちょっと成分が違いますが少し遅れて発売します。
2011/6/28(火) 午後 6:08
つよぽんさん、山家さんに同じくちょっと待っててくださいね。
2011/6/28(火) 午後 6:10
メグロさん、多分気泡が出ていないので反応はかなり早いと思いますよ。
2011/6/28(火) 午後 6:11
かとうさん、そうですね。
どうせならアキュームレーター同時交換が望ましいです。
それときちんとしたエア抜き作業ですね。
2011/6/28(火) 午後 6:12
メルッエさん、ありがとう!同時に責任も感じますよ。
2011/6/28(火) 午後 6:14
たこばさん、貴方ほど勝負師じゃないので攻め倦んでますよ。
しかし今年も熱いシーズンになりそうです。でしょ?
2011/6/28(火) 午後 6:16
まさはるさん、ありがとう!
フロントが硬いなら是非リヤもHDをおすすめします。
2011/6/28(火) 午後 6:19
マタギさん、いつも応援ありがとう!
長いような短いような期間でした。
まだまだこれからやらなくてはいけないことがたくさんあるんです。M.ベンツとAMGには。
2011/6/28(火) 午後 6:21
た〜さん、ありがとう!
世間からしたら単なるオタクか変人かもしれないです。
2011/6/28(火) 午後 6:23
じゃ〜まね服部半蔵。さん、お初です。
ぼくもこの製品は通常の市販をする予定で開発させてもらいました。
しかしながら、製品をエンドユーザーに直接販売をする考えはありません。やはり専門業者さんに適切な作業をしていただき、正当な評価をいただきたいからに他ありません。ある程度アキュームレーターの劣化が見られたりショック本体が動作不良であったりを見極め循環サイクル上にある古いフルード追い出すことなど素人レベルではなかなかできませんからね。エア抜きさえも簡単に終わるなどと考えている方々が多すぎです。あれこれ書いてしまいましたが詳細は又別の記事に書きますので是非読んでください。
2011/6/28(火) 午後 6:29