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全てはこの下にあります。
W8と言う世にも不思議なエンジン。
ダイレクトコイルもインジェクターもまるで見えません。
今回のトラブルコード 8番インジェクター不良。
これ本当に信用していいの?
このコードをたたき出すための要素は他にないの?
これが出ると関連項目で何を考えれば良いか?
世に出回るスキャナーは非常に優秀なものも存在するが、出たコードを鵜呑みにできないと以前何度も書いたことがある。
考えれば考えるほど、色々な要素が頭を過ぎる。
またもや以前に書いたがトラブルコードの出し方を決めプログラミングしているのは生身の人間であり、当然のことではあるが人為的ミスも考えられる。
何故なら、ぼくがこのパサートW8 4モーションのエンジントラブルを診断する以前にとあるディーラーで同じコードを読み出しすでに8番インジェクターを交換されているという事実だ。
その後、また不調に陥り今度はダイレクトコイルの位置を抜き替えたようだ。
しばらく良かったのだがまた同じコードを拾い、エンジン不調。
参考のためにインマニを外した画像をだしておきます。
やたらと幅が広いヘッドはツインカムではなくシリンダーが一列にレイアウトされていないからです。要するに前から2番目と3番目が重なり合うレイアウトのため通常のV8よりエンジンの長さは短くできるものの、幅が必要になるわけであります。
それにしてもインテークの汚れがかなりバラバラで気になる部分もふえてしまいましたね。
さて最後に
今年の高山ツーリング詳細を後ほどUPしますのでお楽しみに!
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車種問わず、何でもあり
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しばらく前にエンジンのヘッド部分をO/Hさせていただいた。
オーバーホールと言えども天と地ほど開きがあると感じる。
単純にガスケット交換してヘッドの面研しておしま〜い(汗)
なんてこともO/Hと言うらしい。
ステムシール交換やバルブ関連の調整は当然だと思うが。
洗えるところは全て洗い緻密に組み直すのは当然だと思う。
ポートを触ればそれなり。
ブロック側ピストンヘッドのクリーニングをすればそれなり。
それでもまだやり残している。
ヘッドO/Hされた方々、良く内容を確認していただきたい。
どうせやるならカムの曲がり測定と曲がりがあれば修正をおすすめしています。
後々ではできませんぞ!できないことは無いが馬鹿馬鹿しい。
勿論予算があればのお話である。
論外な予算には最初から話はしませんから安心してください。(笑)
早い話が、そのエンジンの構造や弱点と効率良い作業時系列の組み合わせができる場合が多くあるので専門的知識を有する方々のアドバイスには耳を傾けて欲しいと思う。
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とにかくデカイです。
GMCのユーコン
フルフレーム構造でこの長さがあるとやはり緩みは早くから発生する。
サスペンション構造もそれなりに調整をしてフロントを締め上げた。
ハイオク指定ではあるが日本の中では概ねレギュラーで十分。
逆にハイオクばかり奢っているとエンジンがイマイチって感じになってしまうことも良くある話し。
冷却水も社外LLCとは混同無用!これを怠るとろくなことがないので注意して欲しいとオーナーさんに伝え、長期使用に耐えるべくレベルのエンジンオイル交換をして高速テストと納車。
もう少しフロントを締め上げても良かった気がすると思った。
フレームとボディ接合面をきちんとすると今まで伝わらなかったものを感じたりして悪い部分が露呈されてしまうこともあるが、やはり一体感を出すには必要だと思う。
さて次はこの画像の車。
マフラーとタンクで判るかな〜?
次回のお楽しみ〜♪ |
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オーナーさんが目指すことを理解して作業に入ることが基本。
無理に言うことをきかせようなどとは思いません。
しかし、時間短縮を迫られたり、責任所在の無い部品を持ち込まれて無理矢理取り付けることを強要されたりは困る。
何故なら、ぼくに自由な発想と観点から車両を拝見させていただくことはオーナーさんにも自分にも大変有益であり絶対に損はありませんと言えるような対応を請求金額には出てこない部分でお伝えしているからです。
自分にはそれが新たな勉強であり、見慣れた車種でも経年変化とも言える新たな壊れ方や方向を見出す貴重な体験時間でもあるから。
先日のアウディ オールロードクワトロも同じく。
漏れたのは前回書いたようにミッションの後方に存在するリヤアクスルシャフトシール。
シャフトの外側はかなり激しく錆びている。
聞けば、オーナーさん、このワゴンを駆ってスキーエクスプレスとしているとのこと。
この部品は五万以上だ。
シールの当る部分に問題がなければまだ使える。
良く見ると錆が進行してシール直前まで来ているようにも見えるので丁寧に落としてもう一度防錆処理した。
これで耐久性も多少あがっただろう。
ディーラーで新品部品に交換してもまたすぐ錆びるんだと思うと。。。
同じ交換にも何がどのレベルで必要か否かは是非相談して欲しい。
排気パイプも分離したがボルトナットは酷く錆びていた。
取り付け後に処理はしたが、接合内部にも手を入れていれば安心だ。
単純な作業と思うレベルであるかどうかを判断して必要な部品を仕入れ、最大限の効力を発揮させるのが仕事だと思う。
安いから?
純正だから?
早いから?
新しいから?
そんなに安易に判断できないことは山ほどある。
家庭用の洗浄剤で「混ぜるな!危険!」などと明記してある物を見かけると思う。
これは車にも同じことが言える。
化合物は厄介だと言う認識を持たないと言うか持ってはいるが、自分の車にはそんなことが当てはまらないと勘違いしている方が多い。
エンジンオイルの添加剤、LLCなど本当に気をつけて欲しい。
高性能になればなるほど気をつけて欲しい。
さて本題の続き。
先日のAMGのSL7.0と同じ、いやそれ以上にデリケートなエアサスペンションチューブ近辺も錆を落とし、防錆し、その上から固まるとゴムのようになる本来オイル漏れを外側から遮断するスプレーを塗布しておいた。
これで多少延命できたと思う。
最小限の部品で最大の効力を狙うなら蛇の道は蛇なのだ(笑)
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どんな条件の悪い場面でも卓越した走破性能を発揮できるように開発されたと思われるオールロードクワトロ。
先進的なサスペンションは華奢な部分もあるがなかなかの反応を示し、ドライバーには独特のアドバンテージを与える。
また古くからメーカー独自の4WDシステムを開発しているだけに挙動に不自然さを感じない部分が良くできている思う。
しかしながら、ツインターボやキャタライザーからの高熱を受け止める部分への配慮は少し足りなかったようである。
遮熱板を外すとやはり。。。
すでにモノコック内側にはオイルが飛散していた。
またターボのすぐ真下にあるフロントDシャフトブーツの遮熱板ももう少しレベルがあれば。。。
このようにオールマイティな車両でも弱点はあるものだ。
その弱点を克服し、素晴らしい性能を維持させるのが我々の使命だと痛感する。
ここさえ克服すれば最高の走りは蘇る。
サブフレームの緩みもあるが、しっかり増し締めでハンドル捌きに迷いが出ないように。
自分の漏らしたオイルに足元をすくわれないように。
サスペンションに送られるエアパイピングチューブに漏れが出ないように。
人間の世界も同じような気がする。
最近、震災後多くの方々の記事やコメントを読んでいて感じるのは「○○の言うことは。。。」とか、「なんで○○党の言うことをきいて。。。」とか「みんな頑張っているのに○○って奴は能書きばかり言って。。。」とか
疲れませんか?
発言するのは自由だ。
そんなこと言われなくても十分皆さんわかっているはず。
本当にスーパーマンなんていないんだから。
それよりも、本当に自分ができることを考えて実行したいと思ったりする。
我々の仕事を考えた時できること。
現在、被災地で酷使されている車両が先日から気になっている。
あれだけエンジンを酷使したら頑強なディーゼルエンジンのポンプ車両もくたびれる。
エンジンオイルは交換したのか?メンテナンス要員は足りているのか?
必要な部品や油脂類はあるのか?
最高の仕事を機械にさせるにはそれなりの労力が必要だと感じている。
航空機に関してもっと大変だと思う。
有事には万全の体勢で望めるように整備されてはいると思うが、それにも限界がある。
エンジンオイル交換程度ならまかせてくれ!って言いたい気分だ。
もうちょっとできることがありそうな気がするが。
ぼくはトラックディーラー経験があり、発電所の消防車や自衛隊の車両も多少なりともいじってきた経験がある。
彼らも基本的整備はできるだろうが、やはりその道のエキスパートではない。
大きなトラブルに遭遇しないように最大の能力を出し続けることができるように祈る気持ちでいっぱいだ。 |


