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名古屋市周辺【あま市】在住〜 遠征大好き。魚釣りはデジタルです。【時期 時間 場所】が重要で【暇 金 道具】も大事www

ギフチョウの変異

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三重県の貴重なギフチョウをアップしてあります。
ゆくゆくはしかるべき所にに寄贈したいなぁ〜
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                      1992,4,9採集  上野市千部  ♂
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                       1995,4,25採集  上野市千部  ♀
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                       1994,4,13採集  名張市八幡  ♂
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                            1994,4,15採集 名張市八幡 ♀
 
三重県で現在も生息している地域で、現在は手厚い保護の元にある。
現在の伊賀市になるが奈良、大阪県境にある葛城山と並ぶ紀伊半島型を産す産地である。
 
紀伊半島型のギフはいくつか産地があるものの、マクロな個体群であったため、今現在はそのほとんどが消滅をしている。
上記の上2個体は上野市の個体で総じて大型の個体が多かった。下2個体の名張市は比較的小型の個体が多く、ブロック単位で持つとその特徴がよくあらわれ、差異に気付く。
紀伊半島型の最大の特徴は後翅の尾状突起 、上部の橙紋が折れ曲がり、跳ね上がる傾向が強く、また大黒紋も太く発達する傾向がある。前翅には姫紋(内蟹腕の上部に黄色い紋が入り込む)が入り込む傾向が強くなる。
特に名張においては、顕著に現れる。
 
あと三重県における、確実な標本として、藤原岳の標本が幾つかあるが、現存する標本も数えられる程度しかなく、非常に入手は困難になる。
三重県ではないが、上石津や養老公園周辺の標本も実物を目にしたことはないが、現存はしている。
少し捕捉で書いておきたいことがあるが、ギフチョウ自体は現在博物館でも引き取り手が少ないと思う、種そのものは健在なため標本が過剰な状態にあるためだと思われる。
これらの三重養老山系の貴重な標本の行く末が気になるところではある。
後世になんとかのこしていってもらいたいものだと思う。
 
 
 
 
 
 
 

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                     1989,3,31採集  ♂  芸濃町南山
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                       1976,4,15採集  ♂  経ヶ峰
 
これらの標本は現在の津市になるが、磯部町、飯高町、飯南町、勢和村に古い記録がある、仮にこの古い記録地域での再発見があれば、近年にないセンセーショナル出来事だと思う。
 
この標本の地区は、紀伊半島型と言われている地区のギフと東濃のギフとの調度境目に産していて非常に興味深い産地であり非常に人気も高い。
1970年代には経ヶ峰は普通にいたのだが80年に入った時点ではほとんど捕れなくなってしまった産地である。
上記の上段の標本はそんな中、最後の経ヶ峰の個体群で1988年に卵と♀が採集され、翌年、少数の♂が採集され90年に最後の1♂が採集され絶滅した個体群である。(個体群とは言えないかもしれないほど少数)
 
経ヶ峰周辺の個体群が絶滅した理由は不鮮明で、採集圧はほとんど掛かっていない。晩年採集できた状況を見ると山頂付近に集中しているため、多分杉などの、針葉樹林の成長による環境の悪化が主たる要因だと思われる。
 
南山の標本の数は野外品で10頭は超えていない。
経ヶ峰は正直どの程度残っているかは解らない、100前後だと思うが、はっきりとした事は自分からは言えない。
 
特徴として、後翅の中央の黒い帯(通称大黒紋)がいびつにな形になりやすいく、涙紋とつながることも多く爺髭のようになる。(専門用語ですいません)
また橙紋が特徴的な形を有することが多い。
 
 
 
 
 

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                         1986,4,12採集  ♂
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                          1987,4,8採集  ♂                    イメージ 3
                          1986,4,14採集  ♀
 
こちらも三重県の養老山系のギフチョウである。
当時三重県の養老山系のギフチョウが発見されたと、非常に色めきたったギフチョウたちである。
先ほどにも書いたが養老山系は非常に少なく採集は困難を極めていた。
80年前半に発見され、一部の関西の採集者がmyポイントで採集していたが、中京地区に知れ渡り、80年後半には絶滅をしてしまった。
ただ90年以降も採集された話があり、いまいち最終年度は解らない。切畑の環境は現在も割と良好のため、採集圧が絶滅の主たる要因だと思われる
 
個体群の特徴だが、翅形が東濃と比べると若干違うのが目につく。
前翅端が突出傾向にあり、パッと見、逆三角形をイメージさせる、また東濃からの移入とは連想させにくい、全体的な明るさを持っている。
ここからは大胆な予想だが、養老山脈の西側の各産地の個体群に似ている感じもしなくはない。
ギフチョウの♀は未交尾個体は山頂周辺に集まるが、山頂で交尾を行った、養老山脈西側個体群の一部の♀が尾根伝いに移動し、切畑周辺まで分布を広げた可能性は少なからずあるものと思われる。
 
なぜ養老山系の三重側が産地が少なく、かつ個体数が少ないかを私見により述べたいと思う。
まず乾燥地帯だということ、また農林事業で杉の植林を行った為の環境悪化、養老山系自体の三重県側の山裾の少なさ、餌である、スズカカンアオイの不適合性。
などがあげられると思う。 
 
餌については異論が出るかもしれないが、東濃のヒメカンアオイとスズカカンアオイで、飼育をした場合、ヒメカンのみで飼育させた日数とスズカカンアオイのみで飼育させた場合では。蛹になるまでの日数にかなりの差が出る。飼育下で1週間ほどスズカの方が蛹までの成長が遅れ、野外であればこれを下回ることはないと思われる。
切畑もスズカカンアオイのみ自生する産地であったため、幼虫時代に天敵に襲われ淘汰される確率はそれなりに高いものと、個人的には推測する。
 
 
標本の数は現在も100を超えているとは思うが採集者名の記述でほぼ、本物か偽物かが解ってしまう産地だと思う。
 
 
 
 
 

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                           1989、3、30採集  ♂
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                            1989,4,1採集  ♂
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                           1988,4,17採集  ♀
 
1980年代初頭は既に三重県の養老山脈系統のギフチョウは生息地及び生息数自体も非常に少なかった。採集者が若く全盛期の時代で多くの記録が残った時であっても、それは風前の灯状態で非常に採集するのが難しい時だった。
 
このギフチョウはその中で会っても、80年後期に再発見された個体群である。
確か再発見は1986年の1メス、今は既にお亡くなりなっている、名古屋昆虫館の館長である。
その後の3年間のみ採集され、1989年を最後に絶滅をしてしまった。
自分自身は89年の4月19日に目撃をしたが、これが野外における最後の記録だと思う。
この3年間で採集された個体数は多分50を超えていない、もともと脆弱な個体群数値に採集圧が掛かった為と思われるが、伐採地の杉の成長で行く行くは絶滅の道を描いていたのはほぼ間違いはないと思われる。
 
三重県の養老山脈東向きの産地はどこも非常に少なく、なかなかお目にかかることは難しい。
それに合わせて、各産地の距離も離れているために移入ルートが個々で違うのか、微妙な表情をしている。
京ヶ野における移入ルートは間違いなく東濃からの流れだが、途中に血の交流がなくなり孤立したものと思われる。
 
関ヶ原周辺の個体群によく似た形質をもつ個体がいて、上石津から南下してきたものと思われる。
 
京ヶ野最大の特徴は後翅紅角紋の厚みが非常に薄くなる傾向があり、特徴的な個体は1ミリ程度しかない個体もいる。
 
 
 

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山口県 山口市 長者山

上 1986年4月16日採集
下 同

公式的なギフチョウの西限産地です。

また以下には(〜食い)の呼称が出てきますが、分布域には個別で分化したカンアオイと言う食草を食べます。


山口県の分布域は三つの分布域が存在してました。

1 阿東町を中心としたタイリンアオイを食するグループ

2 広島の瀬戸内から山口の下松市、徳山周辺まで分布しているサンヨウアオイを食するグループ

3 山口県 山口市 長者山に分布しているサンヨウアオイを食するグループ

この長者山周辺は多分90年代中盤で絶滅してしまい、今は存在していない、個体群です。
見解に色々ありますが、個人的には2の瀬戸内サンヨウ食いと変わらない傾向が強く、見分けはつかないと思います。
特に徳山や下松市辺りでなど、西に行くにしたがって、より傾向が強くなると思います。
ワシ自身は、良く名古屋から下松市から長者山の空白地帯を調査に行きましたが、見つけることはできませんでした。

山口県は今でも、それなのに散見できますが、やはり個体数事態は少ないと思います。
ただエリア的に調査が入っていない場所もあり、また前年にはほとんど見られない場合でも、翌年、それなりに発生をしている場所もあったりします。

非常に人気の高いエリアです。
 
 
 
 
 
 
 
 

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