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石灰化1

匿名 看護師
脊髄の中にカルシウム等が付着し、神経が圧迫され、シビレや筋肉の動きに障害が出てくると言うのですが、詳しくはわからないのですが。・・・一人は、手術をされましたが、余り改善されて無いようです。もう一人の方は、ようやくお子さんが誕生したので、手術をするのを、やめましたが、状況は良くないようです。その方は、お父さんが同じ病気だったそうで、遺伝的病気でしょうか? 完治は難しいかも知れないですが、進行をとめる事が出来ないでしょうか?
 
回答
メール有難うございます。
その方の症状ですが、それはたぶんカルシウム パラドックスの問題ではないかと思います。
 
今までは人体内で細胞や臓器などにカルシウムが付着し、石灰化する現象はカルシウムの摂りすぎだと言われていた時もありましたが、実はその逆で、カルシウム不足がその原因だったということです。
 
人間の人体は実によく出来ていて、ミトコンドリアでは水素イオン濃度勾配(プロトンポンプ)を利用して、人間の活動に必要なエネルギーの元であるATPを生産したり、ナトリウムポンプのようにATPのリン酸基の結合エネルギーを利用して、細胞膜の内外でナトリウムイオン(Na+)とカリウムイオン(K+)のやりとりをおこなうことで、神経細胞の情報伝達や浸透圧の調節などに関与したり、またカルシウムプンプのように細胞の内外でのカルシウムイオン濃度を一定に保つ(10000:1)働きをする事によってイオンバランスを整えて人体の恒常性(ホメオスタシス)を維持したりしています。
 
さて、問題の病気ですが、カルシウム不足がなぜ臓器や器官にカルシウムの付着や石灰化を招くのかを簡単に説明したいと思います。
 
カルシウムの石灰化は短期間に起こるというより相当な時間をかけて徐々に起こったといえます。
 
人間の身体でカルシウムが不足すると、体は自分の骨を溶かしてその分を補おうとします、その時に働くのが副甲状腺ホルモンで、そのホルモンによって、何年も何十年もかけて溶かし出された余分なカルシウムが少しずつ骨や血管や細胞などに沈着し、最後には石灰化してしまいます。
 
また、カルシウムは脳の指令を全身の細胞に伝える情報伝達や、人体細胞組織の代謝をコントロールしています。
 
ですから、カルシウム不足はこのコントロール機能に致命傷を与えるので、その体の生命を守るために自らの骨のカルシウムを利用しようとしているということです。
 
しかし、実際は必要以上にカルシウムが溶け出すので問題が発生してくることになります。
骨の溶解が進むと、骨粗鬆症の原因ともなってしまいます。
一方、骨から溶けだしたカルシウムが血中に溢れると、本来入ってはいけない組織に入って、動脈硬化や免疫力の低下、老化などを促進すると言われています。
 
更に、問題なのは、骨が溶けだす時、溶けだした成分にヒドロキシアパタイトを含んでいることです。
このヒドロキシアパタイトが再石灰化(結石など)の原因を作っています。
このヒドロキシアパタイトによって細胞が機能不全に陥り、それが免疫細胞であれば、機能不全によって抗体の生成が円滑に行かなくなり、アトピーなどの病気の原因になったりします。
 
続きは 石灰化2へ
 

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