南会津町第3セクターの検証結果が答申された。答申者は、会計専門家の中小
企業診断士、経営士、東邦銀行田島支店長、会津信用金庫田島支店長の4名の委員で構成される町第三セクター経営評価委員会です。
「地方公共団体の財政に健全化に関する法」(平成20年)の完全施行及び「第三セクター等の抜本的改革の推進等について」(平成21年)等に基づき、町は「南会津町第三セクター改革プラン」を平成21年に策定した。内容は1.第三セクターの自立のための環境整備、2.第三セクター自身の経営力向上の2点を改革の柱とした。期間は平成24年度までの3年間とし、経営改善状況のチェックと支援のほか改革プラン自体の点検評価を行ってきた。特に今回の検証では、改革プラン策定時の重要課題とされた「人材育成」の実施状況と成果の検証、そして民間企業と異なる第三セクターの宿命と言える公益性の検証についてされた。そして今回の検証結果は、答申に機に、第三セクターに対する町民の関心が高まり、町の将来を見据えた第三セクターのあり方について認識を持っていただくことと、本年を「第三セクター再生実行元年」と位置づけ、再生の一歩を踏み出し、早急に第三セクターとりわけスキー場及び温泉宿泊施設の再生又は整理に取り組むことを提唱されたものです。(答申書の「はじめに」をまとめたものです)
私自身も第三セクターの経営や組織、人事については、以前から危惧を持っていた議員の一人であります。3年前に改革プランが策定され、その取り組みについて大きな期待も持っていました。今回の結果は、この3年間当事者のみなみやま観光株は、ほとんどそのプランに基づく改善が、j結果として出来なかったことが、明確に出たものと捉えています。しかし、この検証は、あくまで第三者的に財務や経営、体質についての検証であります。地域の思いなどは一切入っていません。町はこの検証結果について地域での説明会を行っています。その中で、町民の思いなどを鑑み、町長が最終的には廃止や存続を含め、第三セクターの今後のあり方の方針を出すものと思います。私は思います。これまで第三セクターのスキー場や宿泊施設を見て見ぬふりをしてきた町民が大多数ではなかったのではなかろうか。当然町村合併時において、将来は学校も含め、施設の統合は容易に予想されたもので、誰が、いつやるのかであったと思っています。在るものが無くなる不安、寂しさから無くなった後にどうするか、プラス思考への思考転換も必要だと思う。過剰な感情表現だけは避けるべきで、真摯に議論して行く必要性を思う。私は議員ですから、地域の思いや町民の思いを形にすることが第一義的な仕事ですが、同時に税金の公平さや投資効果も考えての判断をしなければと考えています。議会では29日に議員全員でこのことに関し、議論を行う予定です。懇談会ですので、残念ながら傍聴が出来ませんが、議会としても、町の将来にとって大きな課題と捉えていますので、大いに議論したいと思っています。
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