剣王シロのブログ

2017年 「政治家」を縛る 「憲法」を 「政治家」の都合で緩めるのは「本末転倒」!!

童話

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「マスクと約束」



「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
シロウ君は おうちを出て バス停に向かいます
お母さんの声が 後ろから 追いかけてきます
朝7時半 いつものように 少しはや歩きで ランドセルをゆらして バス停に向かいます
茶色と白の野良猫のトラが いつものように日向に寝そべっています
トラの少し手前で シロウ君は立ち止まりました
「おはよう」
声をかけると トラは 少しだけ頭をもたげてシロウ君のほうを見ました
そして 2度ほどしっぽをゆらゆらさせて また ぐでっとしてしまいました
シロウ君は トラの頭のほうにゆっくりと近づいて しゃがみました
トラは 薄目でシロウ君を見ているのか 動きません
シロウ君は そっと腕をのばします
人差し指の先で トラのおでこを つんつんと2回つつきました
おでこの まるくて 硬い感じが 指先に感じられました
「お・は・よ」
トラは 目を開けて シロウ君に さもめんどくさそうに
「うにゃぁ」
と言いました
まるで 昨日見たテレビの中で「ミヤサコ」がじゃまくさそうに
「なにすんねん」
と言っていたのと そっくりの感じでした
「ごめん ごめん」
シロウ君は 立ち上がると バイバイと手を振りながら また バス停に向かって 歩き出しました
今日は お天気は良いのですが 風が少し冷たいようです
出がけに お母さんが
「マフラーは?」
と聞いたときに
「いらない」
と応えて マフラーをしてこなかったことを ちょっぴり後悔しました
砂町銀座の商店街を抜けて 明治通りを右に曲がると すぐバス停です
バス停には 5人くらいの大人が並んでいました
男の人が3人と 女の人が2人
みんな バスが来る方を向いています
「バスが来てるのかもしれない」
シロウ君は 少し駆け足で バス停に急ぎました
シロウ君がバス停に着くと ほとんど同時に バスが来ました
行先表示は「都07 門前仲町」シロウ君の乗るバスです
列の最後から シロウ君もバスに乗りました
運転手さんに定期を見せて 通路を中の方に進んでいきます
バスの中は けっこう混んでいました
座席は全部うまっていて 通路には 右も左も人が立って並んでいます
「すいません」
と声をかけながら シロウ君は通路を進みます
ちょうど 優先席の前のところに 子供1人分くらいのスキマがありました
シロウ君は そこに行くと オレンジのゴムを巻いたバーにつかまりました
と 同時に
「発車します」
のアナウンスがあって バスが動き出しました
動き出すしゅんかんに ランドセルの重さで 背中が「ぐん」とひっぱられます
バーにつかまった手に力をこめて 両足でふんばって その力にたえます
バス停ごとに 何人かの人が降り また何人かの人が乗ってきます
日曹橋を出て バスは 明治通りから永代通りに 大きく右に曲がります
シロウ君は バーに押し付けられるように しがみついています
ふと右側を見ると 黒いコートを着て 黒い革のカバンをさげた男の人が立っています
背丈は お父さんと同じくらいでしょうか
メガネをかけて 髪には少し白髪が混じっています
お父さんよりは だいぶ年上のおじさんのようです
なにげなく そんなことを考えていると
「ゴホン ゴホン」
そのおじさんの前の 優先席に座っている おばあさんが咳をしました
灰色のコートを着て 小さなエンジ色の手さげを持った 真っ白な髪の小柄なおばあさんです
おばあさんは 口に手をあてると 少し前かがみになって また咳をしました
「ゴホン ゴホン」
シロウ君は おばあさんのことが 心配になりました
そのとき 右側のおじさんが 黒いカバンを開けて ごそごそしはじめました
「なんだろう?」
シロウ君は 今度はそっちが気になります
おじさんは カバンの中からビニール袋を取り出しました
そして その中から 真っ白なマスクを一つ取り出して 自分の顔につけました
「はやってるから…」
おじさんが 何気なくつぶやきました
そのまま バスは進み おじさんも おばあさんも 東陽町の駅前で バスを降りていきました
すっかり空いたバスの中で バーにつかまりながら シロウ君は何か考えています
バスを降り 学校に向かう道でも
授業の合間の 休み時間も
シロウ君は 何か気になって ずっと考えこんでいました
授業が終わって みんなと別れてバスに乗り 停留所についてバスを降りたとき
シロウ君は おうちに向かって駆けだしていました
商店街には けっこう人が歩いていて その間を ぶつからないようにかわしながら走ります
風の冷たさと 力をいれて走っているのとで シロウ君のほっぺたは 真っ赤です
「ただいま」
玄関のドアを開けて おうちにはいると 大きな声で言いました
「おかあさん おかあさん」
靴をぬぎ ランドセルをおろすと おくの居間に駆けこみます
「おかあさん おかあさん」
そこには お母さんが座って雑誌を読んでいました
「まぁまぁ どうしたの?そんなにあわてて?」
シロウ君は 大きく深呼吸して つばをのみこむと 言いました
「おかあさん ぼくね 発明したよ」
「発明?まぁ 何を発明したの?」
シロウ君の 真っ赤なほっぺたを見つめる お母さんの目は やさしく笑っていました
「あのね マスクなの」
「マスク?」
お母さんは 聞きかえします
「ナオちゃん お風邪でしょう?インフルエンザ?」
少し心配そうに シロウ君は言いました
「そうね」
お母さんも 少し心配そうです
「お熱 あるんでしょう?」
「ええ…でも お医者さんで お注射したから
お熱はさがったわよ」
「そうなの?よかったね」
シロウ君は 少しうれしそうです
お母さんも 微笑みます
「今 寝てるから あんまり大きな声 出しちゃだめよ」
急に ささやくように シロウ君は言いました
「うん わかった」
おととい 幼稚園から帰った 2つ下の妹のナオちゃんが咳をしだして
きのうの晩から熱を出して とても苦しそうだったのです
けさも お母さんは ナオちゃんにつきっきりで 看病していました
「ナオちゃん はやく よくなるといいね」
「そうね お熱もさがったし だいじょうぶでしょう」
お母さんも シロウ君も ちょっと笑顔になりました
「あら そういえば 発明って 何?」
思い出したように お母さんが聞きます
「えっとね…」
シロウ君は けさ バスの中であったことを お母さんに話しました
「それでね ぼく 発明したの」
お母さんは 微笑んでいます
「あのね おかあさん あしたから ぼくに マスクをひとつ ちょうだい」
「シロウちゃんも お風邪なの?」
「ううん ぼくは だいじょうぶ」
お母さんは 不思議そうな顔をしています
「そのマスクはね ぼくがするんじゃないの」
「…」
「お咳をしている人がいたらね その人にしてもらうの」
「ナオちゃん 幼稚園で お風邪になったんでしょう?」
お母さんは うなずきます
「だからね お咳の人がマスクをしたら ほかの人にはうつらないんでしょう?」
お母さんの表情が 明るくなります
「ぼくがマスクをしても ぼく一人だけ お風邪にならないけど お咳の人にマスクをしてもらえば みんなが お風邪にならないでしょう?」
「だから ぼくのマスクは ぼくがするんじゃなくて お咳の人にしてもらうマスクなの」
お母さんは じっとシロウ君を見つめています
「おかあさん マスクを一つ ちょうだい」
シロウ君は お母さんに向かって 手を出しました
お母さんは はっとしたように立ち上がると テレビの横の薬箱を持ってきました
中から まだ開けてないマスクを一つ出すと シロウ君の手に乗せて
「はい どうぞ」
そう言ったお母さんの顔は 笑っていましたが 目には涙がいっぱいたまっていました
「どうしたの?おかあさん?泣いてるの?」
心配そうに シロウ君が聞きました
お母さんは やさしくシロウ君の頭に手をやると
「シロウちゃんが 素敵な発明をしてくれて お母さん とってもうれしいの」
微笑むお母さんに向かって シロウ君もにっこり微笑みました
「おかあさん ありがとう」



・・・ おしまい ・・・

…<(__)>…

「 飛ぶ人 ・・・ 伝説の始まり 」



部屋の中は 明かりが消えていましたが ぼんやりとものが見えるくらい 窓から明かりがさしこんでいました

少し開けてある窓から 涼しい風が部屋に流れ込んできます

ナオちゃんは ゆっくり起き上がると 窓に近づき サッシに手をかけると 静かに窓を開けて 外に目を向けました

目の前の家の屋根の上に 明るい大きな満月が昇っていました


ときどき 月の光を何かがよこぎります

まんまるい 満月を 何か 黒いものが 右から左 左から右 上から下 下から上と

すごい速さで よこぎっていきます


じっとみていると だんだん 影のようすが はっきりしてきました

うさぎのように みみのながい 

はりがねざいくのように てあしのほそい

くつのさきがまるまった ピエロがひとり

夜の闇に 月の光に浮かれたように ぴょんぴょん飛び跳ねているのです


そのとき ピエロが ひときわ大きく跳ねました

その影が 満月の中に吸い込まれるくらい 高く高く飛び跳ねて まめつぶくらい小さくなって やがて見えなくなってしまいました

目を凝らして 月を観ていると 月の真ん中に 小さな点が浮かびました

そして月の中で ぐんぐん大きくなっていきます 

その影は ナオちゃんに まっすぐ向かって 来るようでした

ピエロの顔が はっきり見えたと思った瞬間 ベランダの柵の上にふわりと着地しました


ナオちゃんは ピエロと目が合いました

そのまましばらく お互いに見つめあっていましたが ピエロが静かに口を開きました

「ぼくは『飛ぶ人』とか『跳ねるやつ』って呼ばれてる」

「でも いつも飛び跳ねてるわけじゃないんでしょう?」

「もちろんさ!こんな 明るい 満月の夜だけさ!」

「じゃぁ ・・・ ぎざみみピエロっていうのはどう?」

「ほほぅ」

ピエロは 途中で折れて 先がギザギザになっている 帽子のみみをかるくつまんで

「いいね! それ いいね!」

「でしょ」

「ぼくは 今日から『ぎざみみピエロ』と名乗ることにしよう」



**********************************************************************************************

さて

物語の始まりは いつも突然

というやつです



…<(__)>…

暑い夏の ふとした涼しい夜の風が

窓から流れ込んでくるような 月の明るい夜は

遠い昔の あの日のことを 想い出す


「あら こんなところに 水たまり ・・・ どうしたのかしら?」

庭から聞こえる 不思議そうなママの声

次の年の夏 庭の花壇に「マリーゴールド」の花が咲いた

パパもママも とっても不思議そうだった

でも 私にはわかっていた きっと あの時のだ


私は 一人っ子 

両親は 共働きで マンションの3階に暮らしている

夏の夕方 一人のときは よく空を眺めていた

あの年は スカイツリーが だんだん高くなっていくのが よく見えた

パパもママも 空を見て ぼーっとしてると思ってたかもしれないけど そうじゃない

雲が流れるのや 風が木々の葉を揺らすのや 

雨の日は 下の道を通る 傘がくるくる回るのを 飽きずに 見ていたのだ


*********************************************

一人称で始まりますが 本編は三人称での記述になります

「何か」が起きるのは やっぱり「夜」!

「夢」と「現実」の狭間で 微妙に滲む風景 ・・・

その 懐かしさと 儚さが 心地よい ・・・



…<(__)>…

第十二章 クリスマス・イブ
音楽:クリスマスイブ(山下達郎)
音楽:天使の降る夜(ディップインザプール)

ナオちゃんは トラにまたがっています
トラは 急いでいますが ナオちゃんが揺れないように やわらかく走っています
しっぽでバランスを取りながら 魔法のロビーに向かって走ります
二人の後ろには ネズミの国のクリスマスツリーが キラキラと輝いています
丘をこえ 川を渡り
トラが走ります
ツリーは だんだん小さくなっていきますが てっぺんの星は見えています
ピンク色に輝き その光の輪が ネズミの国の空に広がっていきます
そして ピンクの輪から ピンク色の光の粒が 雪のように降り注ぎます
ぽうっと 優しく光りながら降り注ぎ 
さわると 一段と明るく光って ふっと消えます
その瞬間に 体中に 温かさが広がります
あたたかくて やさしくて とても安らかな気持ちになります
その空は いつの間にか夜になっていますが
ピンクの光の輪で とても明るい世界を トラとナオちゃんは急ぎます

やがて
魔法の国の出口が見えてきました
門番のネズミが トラとナオちゃんに 手をふります
トラは ちらっと 見ただけですが ナオちゃんは 手をふって笑い返します
「メリークリスマス」
門番の声が 後ろから追いかけてきます
トラは 光のトンネルの中を 走っています
ナオちゃんは いつの間にか トラの背中に抱きついています
毛皮のサラサラした感じと あたたかさ
そして 躍動するトラを 全身で感じています

トラは 一気に ロビーに飛び出しました
「トラちゃん」
ナオちゃんが 耳元で声をかけます
トラは風をうかがうように においを嗅ぐように 鼻先を上に向けています
ヒゲが ピクピクしています
ふっと 顔を正面に戻すと つぶやくように 言いました
「こっちだ」
そして また走りだします
光の球が いくつもただよう中を 一直線に走ります
ナオちゃんは トラにしがみついて 前をしっかり見ています
やがて オレンジ色にきらめく 光の球が見えてきました
トラは ちゅうちょせずに その中に飛び込みます

そして すぐに飛び出したのは…
いつもの トラの指定席でした
「よし」
トラはつぶやくと 背中をふりかえりました
「ナオちゃん だいじょうぶ?」
ナオちゃんは ちょっとほてった顔で こたえました
「うん だいじょうぶだよ トラちゃん」
ナオちゃんは にっこり笑いました
トラも 目を細めています
「あのね トラちゃん」
ナオちゃんが トラの耳元で ささやきます
「ん?」
トラは ナオちゃんを見つめています
「こうえん いきたい」
トラはうなずくと また走りだします
けれど 今度は かけ足ていどで ゆっくり走ります
ナオちゃんは トラの両肩あたりに手を置いて からだを起しています

やがて 住宅街がとぎれて 公園の前の街灯が見えてきました
夜中の公園は さっき来たときより ずっと静かで ひっそりしていました
トラは 公園の入り口で 足をゆるめると 止まりました
ナオちゃんは ゆっくり トラの背中からおりると 並んで 入口の階段をのぼります
そのまま まっすぐ カエデの木に向かって歩きます
「カエデさん」
ナオちゃんが カエデの木の前で 立ち止まると 話しかけます
「ありがとう お星さま まにあったの」
カエデの木は 何も言いません
おだやかな風に さわさわと 枝がゆれています
「これ かえすね」
そう言うと ポケットの中から 一枚のカエデの葉を取りだしました
さっき ネズミの女王様から受け取った カエデの葉っぱです
もう 光ってはいませんが 真っ赤に色づいた 小さな手の形をした葉っぱです
ナオちゃんは かがんで 葉っぱを カエデの木の根元に置こうとしました
「待ちなさい」
どこからか 声が聞こえました
さっきの カエデの木のおじいさんの声です
でも姿が見えないので ナオちゃんと トラは きょろきょろしています
「すこし つかれての 姿を見せられんのじゃ」
「おじいさん ありがとう」
ナオちゃんは ゆっくりカエデの木に近づくと そっと抱きしめました
てのひらと ほっぺたに ひんやりとした気持ちよさが 伝わってきました
「その葉っぱは もっておいき」
ナオちゃんは カエデの木を見上げました
さっきより ずっと葉が落ちています
葉っぱのない枝が さみしそうです
まばらな葉の間から 夜空の月が 青白く光っています
「ごめんなさい」
ナオちゃんの目から なみだがこぼれます
「ごめんなさい」
トラが寄ってきて ナオちゃんに からだを やさしく すりつけます
何も言わず なんどもからだを すりつけてきます
「いいんじゃよ」
おじいさんの やさしい声が聞こえます
「その葉っぱは わしからの クリスマスプレゼントじゃ もらってくれるかの?」
「うん ありがと おじいさん」
ナオちゃんは 涙をぬぐい 葉っぱをポケットにしまうと すこしあとずさりしました
そして もういちど カエデの木を 確かめるように じっとみつめます
「おじいさん メリークリスマス」
「メリークリスマス」
ふりかえった ナオちゃんとトラは 公園の出口に向かいます
出口の階段を下りて ナオちゃんは トラにまたがります
「トラちゃん かえろ」
トラは しなやかに走りだしました

イブの夜の 月の光を浴びながら トラとナオちゃんが 走ります
商店街を抜け 住宅街を抜け
ナオちゃんの おうちの前の 玄関で トラは止まりました
ナオちゃんは トラの背中から降りると 玄関のドアに近づきます
でも ちいさくなったナオちゃんは ドアのノブに 手が届きません
思わず トラのほうをふりかえります
トラは ニコニコしています
「目をつむって しんこきゅう」
言われたとおりに ナオちゃんは ぎゅっと目をつむって 息をはき
そして 大きく しんこきゅうしました
すると ナオちゃんの体が光りだして みるみるうちに もとの大きさになりました
目を開けたナオちゃんは ちょっとびっくりして 自分の大きさを確かめます
それから「うん」とうなずいて ドアのノブに手をかけました
でも ノブはうごきません
鍵がかかっているようです
「しまってる」
振り向いたナオちゃんが トラに言いました
トラは ナオちゃんを見上げて言いました
「こっち」
玄関の横の垣根の下から お庭のほうに歩いていきます
ナオちゃんは おうちと垣根のすきまを 体を横にして 通り抜けます
居間の窓の前を通る時 中の様子が見えました
居間では お父さんとお母さんが クリスマスプレゼントの用意をしています

お庭の芝生の上で ナオちゃんとトラは 並んでいます
「お部屋は どこ?」
トラが ナオちゃんに尋ねます
「あそこ」
ナオちゃんは 窓の一つを指差します
「さっきの葉っぱは?」
はっとしたように ポケットから カエデの葉っぱを出します
「うん あるよ」
「葉っぱを持って『お家の中に入りたい』と 強く思って」
目をつむって 両手で葉っぱを挟んで強く思うと 両手の間からピンクの光が広がりました
全身が 光に包まれると 次の瞬間 ナオちゃんは 子供部屋の中にいました
目を開けて お部屋の中にいることを確かめると あわてて窓に近寄ります
お部屋の窓から外を見ると 月明かりの中を 帰っていくトラの後ろ姿が見えました
しっぽを ぴんとたてて ゆっくり垣根のほうに歩いていきます
そのまま 垣根の下をくぐると 姿が見えなくなりました
「ばいばい ありがとね トラちゃん」

ナオちゃんは 急に疲れが出てきました 
なんとかベッドにたどり着くと すぐに寝息を立てて 眠りに落ちてしまいました
子供部屋の中に 月の光がさして リースが輝いています
しばらくして 子供部屋の時計が 12時をさします
部屋の中は シロウ君と ナオちゃんの 寝息だけが 静かに聞こえています
そのとき 子供部屋のドアが そっと開かれます
お父さんとお母さんが クリスマスプレゼントを持って 入ってきました
二人は シロウ君とナオちゃんが眠っているベッドに そっと近寄ります
お父さんとお母さんは シロウ君とナオちゃんの寝顔を かわるがわる見ています
「よく寝てるね」
「どんな夢を 見てるんでしょうね」
お父さんとお母さんは 顔を見合わせて にっこりと笑いました
二人は そっとベッドを離れ 子供机に 近づきます
そして クリスマスプレゼントを 二人の机に そっと置きます
そのとき ナオちゃんが 寝返りを打ちました
そのひょうしに 手の中から 一枚のカエデの葉が ひらひらと落ちてきました
お父さんは それを拾うと ナオちゃんのクリスマスプレゼントの上に そっと置きました
月の光を浴びて そのカエデの葉は やさしく輝いています


********************************************************************************************

クリスマス・イブのお話の 第十二章です この後に第十三章 そして終章と続きます

来年のクリスマスには 間に合うように書き上げます ・・・ と 思います



…<(__)>…

ナオちゃんという 幼稚園へ通う 女の子が主人公の 童話を

随分長い間かけて 書いています

13章 プラス 終章 の 全14章からなる 長編です

プロット自体は 昨年中に完成していたのですが ・・・

詳細が ・・・ 進まない ・・・

序盤の章と 終盤の章は 早々に書きあがったのですが

真ん中の章が 詰め込みすぎなのか まとまらなくて ・・・

クリスマスまでには完成させたかったのですが(確か 昨年も 同じことを言っていたような) ・・・

うぅむ ちょこっと集中して 書き進めよう!

そうだそうだ そうしよう!

そうしよう!

それに 挿絵も描きたいしなぁ ・・・



…<(__)>…

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