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「国民投票法」も冬眠状態ですが、
国会の法案審議は、いわば日常的な憲法審査です。
さらに、最高裁が現行法に対して、違憲判断をすることは、
立法府に対して、立法の不作為、そして怠慢を指摘したことでもあります。
違憲判決は、政府に責任を押しつけるものでなく、
与野党を問わず、立法者全員に責任を問うものです。
しかし・・・
今回の国籍法改正案については、
立法事実の検証、不利益の救済を審議するのが本筋、先であり、付随する問題が
最後に来るべき当然の姿勢が、与党と最大野党に欠けています。
国籍を得られぬ子どもたちの不利益が、
放置できぬ現状であることから、最高裁判決につながってものであり、
まず、この不利益の解消を審議するべきところ、
最大野党の幹部は、この事態を一喝するどころか、
田中康夫氏の対案に賛意を示しているようです。
対案があるならば、現状の不利益を解消した後持ち出すのが筋です。
最高裁が、「めずらしく」違憲判決を出したこともさることながら、
司法が違憲判断を下す重さすらわかってないと言わざるを得ません。
それもさることながら、
最高裁の違憲判断を受け止めぬというのは、
憲法軽視といってもいいでしょう。
良識の府は、冥王星の彼方にいってしまったのでしょうか・・・
しつれいしました。
追伸:田中康夫氏法案に関する解説ブログ。
(同感)
http://d.hatena.ne.jp/macska/20081130
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