カンカンとガクガクの部屋

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憲法修正私案 その1


〈 前文 〉

日本国民は、ここに日本国の主権が国民に存することを宣言し、
この憲法を制定する。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて、
わが国全土にわたる人間の尊厳と自由を保全する。
そして世界の諸国民との協和を確保し、
再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを確認する。
これらの理念に反する一切の憲法,法令及び詔勅は
排除されなければならない。

日本国民は、恒久の平和を維持するとともに、
世界の諸国民の公正と信義を信頼して、
われらの安全と生活及び文化を保持する。
 
われらは、全世界の国民が、平和と自由のうちに
生存できる権利を享受することを追求する。
 国際社会が、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
世界から除去しようとする行動を行う限りにおいて、
これに貢献することを責務とし、世界において
名誉ある地位を獲得することを、ここに宣言する。
 
 
 
 
*趣旨
 
〈 前文 〉
 
・「われらとわれらの子孫のために」 
  →当然です。第十一条にも入っています。
 
・「自由の恵沢」        
  →「人間の尊厳と自由」とする。
 
・「政府の行為によって」    
 →当然であり、限定する必要もないので削除。
 
・「決意し」,「確定する」     
 →通常こうは言わないので修正。
 
・「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、
  その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者が
  これを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
  これは人類普遍の原理であり、」
 →要するに国民主権・議会制のことであり、
  繰り返しにすぎません。また人類普遍の原理とも
  言いがたいでしょう。
 
・「人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する」
  →意味が定かではなく、そのような普遍的な理想が
   あるかも疑わしいので削除します。
 
・「念願し」,「自覚する」,「決意した」,
 「占めたいと思う」
  →情緒的で、意図があいまいです。
  「維持」する,「保持」する,「確認」するといったように、
  文末はすっきりと明快な言葉でまとめます。
 
・「信頼し」だと完全に依存的なので、
 「保持する」という主体性も加えます。
 
・「国際社会」が、当然に平和・救難活動を行うとは
  限らないので、「行う限り」とする。
 
・「安全と生存を保持」   
 →「生存」を「安全」に含め、「生活及び文化」を追加する。
 
・「ひとしく恐怖と欠乏から免れ」  
 →そこまでいうと理想的にすぎるので変更。
 
・第三段落  
→「政治道徳」というのがわかりにくいですし、
 全体としてまわりくどい。
 「国際社会に貢献することを責務とする」という
 一節でまとめます。
 
 
現在の「前文」のよさを十分に残しつつ、
読みやすくしようとすると
このようになるのではないでしょうか。
 
 
とはいえ、改正が実現するとなると、
「前文」は全面的な書き直しがされると思います。
それでも、現代的憲法としては、
前文に次の要素は絶対に入れないとなりません。
 
主権は国民にあること。     
 
人権の主要部分は法律からも不可侵であること。
 
戦争を起こさないこと。
 
主体性を保ちつつ、国際社会と協調すること。
 
です。
 
 
 
書庫にある「序」からの説明を併せて
読んでいただければ幸いです。
 
 
 
 

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前文なんか、いりませんよ

2011/2/4(金) 午前 6:02 みずがめ座


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