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六法の改訂は、理由は知りませんが、
各社毎年“晩秋”と決まっています。
そのため、法学生および実務家が六法を買うのは、
“冬”(晩秋〜春)というのが普通だと思います。 さて、私は、 おととし → 『判例六法』(有斐閣) 昨年 → 『判例セレクト六法』(岩波書店) でしたが、 今年は、 有斐閣の『ポケット六法』 を買いました。 おととし・去年と、判例付き六法だったので、 今年は判例のない六法です。
『判例六法』は便利ですが、
はしがきにも書いてある様に、
極端に言うと、もはや、
“いわゆる六法”(法令集)ではありません。
なぜなら、法令数は約100件しか入っておらず、
一方、判例が、ほとんど条文と対等に、 大量に入っているからです。しかも、
条文から離れた講学的・総論的な判例も非常に多い。
つまり、「判例付き六法」というより、 「六法+判例集」なのです。
この点は無視されがちですが、 けっこう注意が必要なところです。
法令中心なら『ポケット六法』などを 選ばないといけません。
ここで参考までに、
六法の選択の仕方を提案します。 ・『ポケット六法』(有斐閣)+『判例六法』(有斐閣)
→学習者の王道な選択です。隔年で買うのもいい。
→判例は別にいらない、法令は十分に欲しいという人。
・『判例六法』(有斐閣)。 →法令はそんなにいらない、判例も見たいという人。
・『セレクト六法』(岩波書店)。 →もっとも安上がり。六法は最低限でいいという人。
・『判例セレクト六法』(岩波書店)
→いろいろ短所もありますが、機能性・機動性は高い。
・『判例六法プロフェッショナル』(有斐閣)
or『模範六法』(三省堂)
→プロの人,またはセミプロとしての自信がある人。
これ以外の似たような六法はお薦めできません。 一応、寸評するなら、
『デイリー六法』(三省堂) → これといった特色がない。
『模範小六法』(三省堂) → 『判例六法』のほうが優れている。
『基本六法』(岩波書店) → すきま産業を狙ってきた意味はある。
ただそれだけに必要な人は限られるでしょう。
『標準六法』(信山社) → 『セレクト六法』のほうが優れている。
『行政書士試験六法』(各社) → 参考書と問題集があれば必要がない。
価格も割りに高い。
というところでしょうか。
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2012年01月12日
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