悠々自適 freestyle

水樹奈々応援ブログ★ヱヴァQ鑑賞★マイブーム:グルメ食べ歩き&映画鑑賞&アニソンを聴く事★Facebookはほぼ毎日更新!

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。

イメージ 2

有川浩さん原作の「県庁おもてなし課」を読みました。

舞台は高知県。
県庁職員の若手、掛水が主人公の奮闘と恋を描いた秀作です。

登場するキャラクターたちにも魅力があるのですが、
特にかつて県庁職員ながら異色の型破りな存在で「パンダ誘致論」を唱えた清遠。
清遠の娘で民宿きよとおで勤めている佐和。若手人気作家の吉門。
この3人の関係性、そして展開もとても面白いですが、
吉門のアドバイスで民間の若い女性をアドバイザーとして雇えという意見のもとに
県庁でアルバイトとして勤務していた明神さんと掛水の恋の行方も見所の一つ。

タイトルであるおもてなし課というネーミングも独創的でユーモアがあっていいですね〜。
インパクトもあって、書店で見かけて気になられた方も多いはず!

最大の魅力は最初は頼りない掛水が清遠・吉門らの意見などを聞いていき、
自分でも考え行動し、一つのプロジェクトを具現化していく点にあります。

■高知県の名刺を制作し、著名人に渡し、いろいろな人に配る(広告塔)
■名刺自体が高知県の施設に使えるクーポン券となる
■高知県テーマパーク化(最初から存在する雄大な自然や資源をフル活用)
■地元民だから当たり前と思っている”壁”を払拭する(自分で体験して生な感覚を掴む)
■高知県を知ってもらうための「高知県公式ガイドブック」の制作(「るるぶ」に対抗)

上記のようなタスクを通すための民間とは異なる県庁の体質。
書類書類書類。。。いくつもの書類を制作して上の通さなければ意見として通らない。
関係各所との調整等々スピード感が全く民間とは異なるんだなということが如実に描かれています。

本編の中で登場する場所で馬路村という場所があります。
ここは現地でしかとれない食材や柚子、民芸品など、統一感を持たせた“商品”の提供をすることで、
”馬路村”というブランドを構築しているんだと掛水が気づくシーンがあります。
ここは僕自身の仕事でも常々感じていることで、なるほど〜と思いました。

また、誰に対してのプロジェクトなのかをしっかりと把握して進めていくことの大切さも
県庁の体質を例にして読むことでひしひしと伝わってきました。
頭の中では分かっているつもりなのですが、僕の仕事の場合、
良い企画を作ってクライアントに聞いてもらい採用いただくのが第一ですが、
最終的な対象者は消費者になるので、この視点を忘れずにスキームをくむ必要があるんですよね〜。
この視点を忘れないようにしないと・・・。

また、吉門の台詞でプレゼンに関して、
まず相手に興味を持ってもらう「大キーワード」を叩き付けることでプレゼン自体に惹き込ませ、
そこから詳細な話をしていくという言葉がありました。
これはアップル社CEO スティーブ・ジョブズも
プレゼンテーションをする際に、良く使用している手法。
一度、ソフトバンクの株主総会に出席したことがありましたが、
その際、孫社長も同じようにプレゼンをして聞いているものの心を惹き付けていました。

というようにこの本一冊にはいろいろと大切なことが詰まっているんです。
読み物としても楽しめますし、仕事の目線に立って読んでも楽しめる作品でした!

閉じる コメント(24)

顔アイコン

これは、面白そうですね。
興味がわきました(^_^)

2011/5/31(火) 午後 11:47 キスケ

顔アイコン

キスケさん>魅力がたくさん詰まった暖かい作品でした。

2011/6/1(水) 午前 0:00 ken

顔アイコン

去年高知に行ったので、興味がある作品ですね♪
探してみます!
ぽち

2011/6/1(水) 午前 0:05 fcb

FCBさん>ぼくは高知県に行ったことがないので、行かれたことがあるなんてうらやましいです。
この本を読んでいる限り、すごい雄大な自然に囲まれてマイナスイオンで癒されそうなんでw

2011/6/1(水) 午前 0:15 ken

有川浩さんは娘が大好きな作家さん。。すごく興味がありますね♪
聞いてみます(^^ゞ

ドラマは映画になりそうな雰囲気ですね!

2011/6/1(水) 午前 5:13 きまりと

顔アイコン

おはようございます。コメントありがとうございます。この本はほんとにいっぱい魅力がつまっていますね。馬路村に行きたくなりましたきっとこの本もって高知県を訪れる人がたくさん居ると思います。
有川様さまでしょう。

2011/6/1(水) 午前 6:31 catcat

だいぶ前から高知県のキャッチフレーズが「国民休暇県高知」でしたから、我が県全体のテーマパーク化は十数年前から構想していたように思いますが、なにせキングボンビーな県ですので交通手段など色々問題山積みでなかなか上手くいかないようです。
しかしここに出てくる馬路村は凄いですよ。
私なんぞ40数年高知県民やらせてもらってますが、未だになかなか行く事が出来ない程の秘境(笑)で人口も千人程度という小さな村です。
ところがこの村のゆずポン酢やゆずドリンクは今や県を代表する特産品になって年間数億円規模の巨大産業化しているのですよ。
東京などのアンテナショップでも馬路村の商品が飛ぶように売れているようで今やその知名度も全国規模になりましたけど、そこへ行きつくまでの関係者の努力は並々ならないものだったでしょうね。
是非高知へ来てみては?

2011/6/1(水) 午前 10:36 MONSUKE

図書館戦争から有川浩作品に興味があったので、この作品も読んでみたいなぁと思ってました。面白そうですね♪早く読んでみたいです!!

2011/6/1(水) 午後 2:23 [ まこちゃん ]

きまりとさん>すごく優しい感じの作品を書かれる方なのかなと本作品を読んで感じました!
阪急電車も文庫版を購入したので、近々読もうかなと思っています!

2011/6/3(金) 午前 8:10 ken

顔アイコン

catcatさん>おはようございます!
こちらこそコメントいただきましてありがとうございます。
高知県の魅力を最大限描いていて少なくとも本作品を読んだ方達は高知県に行ってみたくなってしまいますよね♪

2011/6/3(金) 午前 8:12 ken

もんすけさん>秘境と呼ばれる地をあえて訪問するというところに元来の旅の楽しみ方が詰まっているかもしれないですね。
“馬路村”という商品ブランドを確立させる販売方式はとてもすばらしいと思いました!そこまでを築きあげていくのは大変だと思いますけど、見習うべき点だなと感じました!

いろいろとご教授くださいましてありがとうございました!!

2011/6/3(金) 午前 8:15 ken

MAKOちゃん>図書館戦争、購入はしているんですけど途中までしか読めていないんですよね(汗)
本作品は心温まる作品に仕上がっていると思いますので、
読みやすい作品でしたよ!

2011/6/3(金) 午前 8:16 ken

こんにちは〜〜
吉門さんの発言ひとつひとつがとても参考になりました。
企画の仕事をしてるわけではないけど、基本を教えてもらった気がします。
登場人物の個性も好きでした♪

2011/6/4(土) 午後 5:58 ひとりごと

ひとりごとさん>こんにちわ〜〜〜。
さりげない一言なんですけど、的を射ているアドバイスでしたよね。
ターゲットの視点で物事を考えていくことの大切さを改めて認識しました!

2011/6/4(土) 午後 6:56 ken

顔アイコン

こんばんは。

有川さんと言えば、「激甘ラブ」が代名詞のようになっていますが、たまに硬派な作品もありますよね。
これもどちらかというと恋愛は脇役的な存在で、「観光立県を目指すには!」のバイブルみたいに受け取れました。
でも、面白かった♪

2011/6/5(日) 午前 0:36 [ ]

顔アイコン

幸さん>おはようございます!

おっしゃる通りの作品だったと思います。
そこに着眼点を置く有川さんのセンスを感じさせてくれる作品でした。

2011/6/5(日) 午前 8:52 ken

顔アイコン

高知新聞でずっと連載されてたのだぁv(*'-^*)bぶいっ♪
有川さんの名刺には高知県観光大使の文字がありましたよ

2011/6/5(日) 午後 7:54 あく(ノ゜゜)ノびっくり!!

顔アイコン

あくびさん>高知新聞で連載されていたんですね〜。
これはかなりすごい展開をしていた作品なんですね〜〜〜。
有川さん、やはり高知県観光大使でしたか!

2011/6/6(月) 午後 10:11 ken

アバター

読みました!
面白かったです!
巻末の対談なんかも( ̄ー ̄)ニヤリでしたね。
TBさせてくださいね。

2012/2/2(木) 午前 10:52 木蓮

もくれんさん>読まれましたか!!
これは良い作品だなと思いました、巻末は僕も読みました!
TBありがと!

2012/2/12(日) 午後 9:22 ken

開く トラックバック(1)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事