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毎年7,8月といえば、例年、日本各地で台風が猛威を振るうものなのだが、今年は、日本一の台風銀座「沖縄」を含め、まったく台風が日本列島にやってこない。
世界規模の視点で見ると、台風が発生していないわけではないのだが、フィリピン近海で発生した台風が、いずれも台湾およびその近海を通過した後、大陸に逸れてしまっている。
そのため、日本の中でも特に、毎年夏になると長年水不足に悩まされ続けている四国北部の一部の地域では、ダムの貯水率の悪化を理由に、工業、農業用水の取水制限を実施し、同時に、公園の噴水がストップし、公営プールも休業に追い込まれた。
「四国の水瓶」の異名をとる四国一デカイ「早明浦ダム」では、貯水率20%を切り、ダムの操業と同時に水没した集落の建物が姿を現し始めた。
今後、数週間の天気予報でも、当面、台風が日本に到来する見込みはなく、ダムの貯水率を改善する雨が降る事もないと断言していた。
この傾向が続くようだと、十数年前、高松や松山で実施された生活用水の取水制限と同様の措置がとられ、1日の限られた日中の数時間しか、水道管から水が供給されないようになるかもしれない。
私は生活用水の取水制限が実施されていた時期の高松と松山を訪れたことがあるのだが、あらゆる場所で涙ぐましい節水対策が行われていた。
生活用水の中でも特に多くの水を必要とする「トイレ」では、断水の時間帯に大便を行った後は、あらかじめ蓄えられていたタンクの水を汲んで流し、小便の場合は、水を極力用いず、代わりに、洗剤を用いて便器を清掃する回数を増やすことで補っていた。
「マクドナルド」や「ケンタッキー」といったファーストフード店では、氷がたくさん入った紙容器の中に入れた清涼飲料水ではなく、冷えた缶ジュースが代用されていた。
スーパーマーケットでは、連日、ミネラルウォーターの特売セールが実施され、「Evian」といったブランド物よりは、むしろ、安くて量の多いそれのほうが売れていた。
加えて、水を多く蓄えるためのポリタンクも人気があった。
以上は、実際に私が10年前に現地で体験したことだが、再び上記のようなトラブルが発生する確率は決して低くない。
このトラブルを回避するため、一刻も早く、勢力の弱い、ダムの貯水率を適度に回復させられる台風が到来してほしいものである。
今年のみならず、昨年も7,8月頃、日本では台風が到来せず、10月下旬になって、ようやく、台風が日本列島に到来した。
日本を直撃する台風の周期が狂い始めたのは、地球温暖化といった環境悪化に伴う異常気象が原因であろうか?
ブラジルの某預言者が日本について予言していた「日本列島が近い将来深刻な水不足に見舞われる」というのは、将来、本当に現実の問題と成りうるのかもしれない。
最後に一言!
水は人間が生きていくうえで最も大切なものです!
この機会を通じて、水の大切さやありがたみをもっと理解しましょうよ!
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