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楽しいですねぇ!!
こういう展覧会に出会うこと出来るから、美術館通いがやめられないのです!
はい、この展覧会の内容まったく知りませんでした。時間があったので、竹橋の近代美術館を訪ねて大正解でした。
題名から、まったくのコンテンポラリーアートの日本画版と思っていったのですが、大ハズレ。
なんと、戦前の「歴程美術協会」の活動を中心に追った展覧会でした。
歴程のことは知りませんでしたが、この展覧会に展示、もしくは扱われた画家、評論家には、革新的な人が多いのに驚きです。
例えば、船田玉樹、丸木位里、靉光、滝口修三、八木虚平(一夫)等々、その他、東山魁夷、福田豊四郎、柳宗理等とも交流があったことが分る展覧会です。
ただ、歴程の中心となった山岡良文、山崎隆のことは知りませんでした。
この作品は、山崎隆の戦前の作品「象」です。
この作品は、1938年の歴程協会の第1回展覧会の出品作です。
おなじ展覧会に山岡良文の出品作がこの「シュパンヌンク」です。
両方とも太平洋戦争の直前に描かれた「日本画!!」なんです。
あの戦争直前の暗い時代にこのような日本画の革新を求めて活動していた画家たちがいたんですね。
今回、この歴程の仲間で田口壮という画家を知りました。
たった、2点しか作品が見つからないそうですが、「この人 天才!!」と思わず心中で叫びました。この人はスゴイ。
この不思議な画「季節の停止」は、見ていて飽きません。
どんどん引き込まれていきます。こんな経験久しぶりです。
初めて、ルオーに会ったときのようです。
こんな才能を奪ってしまった戦争の怖さを感じます。
靉光の名は、「目のある風景」でとても有名ですね。
この竹橋の近代美術館のスターでもあります。
この作品1点で靉光の名は、300年後でも残るでしょう。
でも、彼の他の作品を見た記憶がほとんどなかった。それが今回3、4点展示されています。
もう一つ。この作品は、大体近代美術館の平常陳列として公開されていますが、あくまで、ガラス越しです。
それが、今回、作品から20cmまで近寄れます。もちろんガラス無しです。
ガラス越し以上の迫力を感じることは間違いありません。あの目が実は冷静で優しい目であることを確認できるでしょう。
まあ、ほんとに得るもの多い展覧会です。
それに知られていないのですから、とても空いてます。
2月13日まで開かれています。
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あ、これ、
見たくて久しぶりに東京に行こうかな、と思っていました。
いい内容なのですね。
がんばって時間を作って行かないと・・・。
2011/1/23(日) 午前 2:32 [ 空への質問 ]
昨日伝統工芸展を観に行った、広島県立美術館の次の企画展示がこれでした。
ポスターを一瞥して、特に興味は感じなかったんですが(同じくコンテンポラリーアートの日本画版かと)、
ケラバンさまオススメなら俄然注目。。?(笑)
2011/1/23(日) 午後 1:33 [ まんずわいん ]
きょん 様
まあ、好きずきなところありますが、私は、お薦めです。
ちょっと、感激でした。
靉光を見るだけでも価値あると思います。
是非、田口壮の作品を見てどう感じたか教えてくださいね。
2011/1/23(日) 午後 11:36
まんず 様
そうですか、広島でも開かれるのですね。
そういえば、私の感激した田口壮は2点とも広島の美術館の所蔵だったと思います。
広島巡回は納得です。
戦争を挟んで、あのような活動したとは、芸術家はスゴイですねぇ。
2011/1/23(日) 午後 11:38
初めまして〜〜。
検索できました。
私も、先日行ってきました。
私はとっても期待して行きましたよ(^^)
展覧会の様子がとっても伝わってきて、なるほど〜〜と拝見させていただきました。
素敵な展覧会でしたね!
ぽち☆
2011/1/27(木) 午前 10:50
ミューズ 様
はじめまして、良くいらっしゃいました。
最初から期待して行かれたとは、お目が高いです。
本当にすてきな展覧会でした。
これからもどうかお気軽にお立ち寄りください。
2011/1/28(金) 午後 11:32
会期終了ぎりぎりになって行って来ました^^
とても得るところが多く本当に行ってよかったです。
田口壮は、こういう風にかけるのは、天性の画家と言う気がしました。ほんとに素敵な作品です。
靉光は、怖くて見たいような見たくないような気がしました。
画面がうごめいていて、音まで聞こえました。^^;
2011/2/19(土) 午後 0:35 [ 空への質問 ]
きょん 様
良かった!田口壮を気に入ってくれて私もうれしいです。
そうですか、うごめいていましたか!!靉光は、やはり掛け値なしに本当にすごいです。
このような機会があるから展覧会巡りはやめられませんですね。
2011/2/19(土) 午後 10:28
田口壮さんの作品が家にあります。前衛的な絵ではなく人物ですが、若くして亡くなられ、残された作品が廃棄されるところを父が辛うじて救った数点だと聞いております。
2018/7/17(火) 午後 10:06 [ kumi ]
> kumiさん
有難うございます。
7年半前のアップを見て、素晴らしいコメをいただいて感激です。
田口さんの画は本当に驚くべきものでした。さらに貴殿が寡作の画家の画を所有されていること、また、お父上が救ったという素晴らしい話にビックリです。
確かに余りに作品が少ない画家について、美術界で評価のしようがない(主に金銭的評価ですが)のは事実でしょう。しかし、1点でも素晴らしい作品は素晴らしいです。私の中の評価は変わらないことをあらためて思いました。
2018/7/17(火) 午後 11:44