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 九月分に応募された方は、麻さんともたんもぞさんでした。
 どうもありがとうございました。    [文責 父けっさん]
  もたんもぞさん 「名月」
 麻さん スケッチ「トボトボ」
 
 気楽な気持ちで書いてみましょう。
 ・・・しながら
 ところが
 さぞ
 とうてい
 まさか
 まみれる
 
 例文 1
  久しぶりに近所の大川で、一郎は釣り糸を
 垂れている。
 釣りをしながら、小学生の英語教室の生徒を、
 どんなふうに募集するか、考えるつもりでいた。
  ところが、そんな暇がないほどに良く釣れる。
  先頃の大雨で川底がきれいに洗い流され、
 餌になるコムシがいなかったらしい。
  ご飯粒の付いたはりが、沈んで行く途中で
 小鮒があわてて食いついてくるのだ。
  さぞ、おいしそうに見えるのだろう。
  となりで見ていた五歳の息子に代わった。
  ウキが引っぱられたり、沈められたりする
 のを、面白そうに見ている。
  「よし、あげて」
  一郎が、ひろしに声をかけた。
  からだをばたばたさせて、彼の顔に小鮒が
 ぶつかってきた。
  去年も、この場所に来たが、一匹も釣れ
 なかった。今年だって、とうてい無理だと思っ
 ていた。
  まさか、息子が釣れるほどとは、想像もし
 ていなかった。
  一郎が、ひろしから竿を受け取った。
  「ねえ、ぼくにやらせてよ」
  ひろしが、すぐにわきから釣竿を取りあげ
 ようとした。
  「もうちょっと待って」
  「いやだ」
  ひろしが、一郎の右手の甲をつねった。
  「いててて」
  竿が、するりと、川に落ちてしまった。
  ひろしが、取ろうとした。
  ザブン。
  岸辺の雑草に足をとられて、落ちてしまっ
 た。
  すぐに助け上げたが、ずぶぬれである。
  急いで家に帰った。
  母の好子が、
  「なんなの、ひろし、口のまわりに付いてる
 けど」
  と、たずねた。
  「お魚のえさだよ。お父さんの背中で食べて
 たんだ」
  と、ご飯粒にまみれている母に似た形をした
 口で、言った。
  
 
 
    
  
 

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