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強制 誘導 指導 開発
例文
正樹が機械いじりが好きなのは、祖父や父
の影響が大きい。
田畑が一町歩あった。
祖父が若い頃は、馬や牛の力を借りていた。
相手は生き物だ。
小屋で寝そべっていたいのに、強制的に連
れだした。
もおおお。もおおおおお。
足をふんばって、あらがった。
野良まで誘導するのが大変だった。
農機具を使うのに、馬の体に皮のひもを取り付
けなければならない。
ひと苦労だ。
暴れないように、ご機嫌をとる。
「よしよし、アオや。今日もたのむぞ」
そう言っては、口にニンジンを持っていった。
祖父は、頬笑みを絶やさなかった。
起こった顔を、めったに見なかった。
牛や馬に、赤ん坊をあやすように、接していた。
近所で馬が納屋から逃げだしたことがある。
道を夢中で走ってきた。
すぐわきを祖父が息を切らして走った。
正面に立ってはあぶない。
足で蹴られて大ケガをするからだ。
打ちどころが悪いと死んでしまう。
ようやく馬具をつかんだ。
思いきり引く。
落ち着かせるのに骨が折れた。
戦後は、早い時期に耕運機を購入した。
K社が、米国技師の指導のもとに、初めて
開発したものだ。
祖父は、村一番の機械好きになった。
年老いてからは、息子の良夫が、あとを引き継いだ。
大小の耕運機が納屋にあった。
祖父は、暇を見つけては、機械の手入れを欠かさな
かった。やれることは、やろうとした。
孫の正樹は三歳になっていた。
祖父をじっと見ていた。
父が、田んぼに地ごしらえに出かける。
正樹は、よちよち歩いて納屋までついていく。
エンジンをかけはじめた。
右手で、L字型の取っ手をにぎる。
左手は、小さなレバーを引いたままだ。
ぐるぐる回しはじめた。
父の手の動きがはやくなった。
手をはなす。
ドンドンドンドン。
耳が痛くなるほどの音が響いた。
黒い煙をはき出した。
アクセルをゆるめていく。
音が小さくなった。
正樹のそばに、祖父もいた。
祖父の一郎は、
「この子は、将来技師になるぞ」
と、目をほそめた。
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