|
笹本稜平さんの著書では「還るべき場所」「天空の回廊」と有名な山岳小説
を読んできて、今回三作目の紹介です。
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KWbICSibL._SL160_PIsitb-sticker-arrow-dp,TopRight,12,-18_SH30_OU09_AA115_.jpghttp://ecx.images-amazon.com/images/I/51CK65VVDGL._AA115_.jpg
今回は脱サラの主人公「亨」が無くなった父親の後を継いで山小屋の主人に
なるのですが、素人の山小屋運営に苦労しながらも、成長していきます。
以前、父親に世話になったと、手伝いにきたホームレスのゴロさんとともに、
山小屋で繰り広げられる出来事で亡き父の奥秩父の山々へ向けた情熱を知って
いく主人公「亨」。
どことなく頼りない山小屋の若主人「亨」と奥秩父の山々を訪れる登山者を通し
て山の魅力が堪能できる作品となってます。
壮大なアルプスを舞台とした山岳小説とは異なり、九州の低山を愛する私に
ぴったりの作品です。
これを読んでまた法華院温泉山荘を訪れたくなってきました。
そうそう、只今TBSでも「サマーレースキュー」って言う山の診療所を舞台した
ドラマも放映しておりますが、ちょっと違和感のある山の風景ですが、そこは
TVドラマ。割り切って観るとそれなりに楽しめるドラマです。
参考までに、某フブックストアーの「春を背負って 」介より |
書庫:笹本稜平作品
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
単行本の価格に慄いて、手が出せませんでしたが、光文社文庫からやっと
文庫化され、ようやく手に入れた作品。
ストーリーは・・・。
エベレスト山頂近くにアメリカの人工衛星が墜落! 雪崩に襲われた登山家の真木郷司は九死に一生を得るが、親友のフランス人が行方不明に。 主人公の真木は、アメリカの回収部隊とともに親友の捜索を兼ねて衛星回収作戦に参加する。 ところが、そこには全世界を震撼させかねない、とんでもない秘密が隠されていた。 墜落した人工衛星は核弾頭を搭載する機能を持ち、80年の米ソ冷戦期に合衆国がフェイク
(脅し)で計画までされたが、ソ連の崩壊後に中断されていたのだが・・・・。
実は同時の大統領にも秘密裏にされ、打ち上げられた過去の遺物であった。 その核弾頭を搭載した人工衛星を巡って、テロリスト、さらにアメリカ軍部での武器横領 を企てる集団、さらにネパールで活動する革命集団が入り乱れる展開に。 最後まで目が離せないスリリングな展開となっています。 八千メートルを超える高地で繰り広げられる壮絶な死闘! 大藪賞作家、 渾身の超大作!! ハリウッド映画の題材にしても耐えうる内容ではないでしょうか。
最近、近未来のSFものがヒットしているのでこの類の映画ってヒットしにくいにで
ハリウッド他、日本の映画業界も手は出さんでしょうね。
唯一、日本のアニメ業界ならできるかも。
どこかのアニメ・プロダクションが着手してくれると嬉しいのですが・・・。
|
笹本 稜平著書「還るべき場所」が文庫本で発刊です。単行本ではすでに発刊されてましたが、価格もそれなりで手が出ませんでしたが、
この度文庫本で発刊されお手頃価格で書店に並んでいました。
早速手に入れて、読んでみました。
あらすじは・・・。
4年前、K2の登攀中にパートナーであり、恋人でもあった聖美を失った翔平。
そんな彼に、古い友人で、登山仲間でもある亮太から、ツアーのガイドを手伝って
欲しいという声が掛かる。
哀しみを乗り越えるため、再びヒマラヤへと向かうことに…
以前はヒマラヤなど8000m級の山々は極一部の登山者しか訪れることのできない
聖域だったのでしょう。
いまでは、商業登山という観光客相手の登山が流行しつつあります。
今年にはテレビにも放映されましたが、一般の登山者(若い女性と年配の医師)が山岳ガイドのサポートで山頂へチャレンジされています。
まさのその内容と同じく、主人公とその翔平と主催の亮太の一行が自社のペース
メーカを埋めた会社社長とその秘書をはじめ公募した登山客を連れ、ヒマラヤ山脈のブロードピーク山頂を目指す内容です。
同じルートを狙うって山頂を目指すパーティーのアクシデントに苛まれながらも山の頂を目指すストーリ展開。
それぞれの思惑と人間関係。登場人物の過去のトラウマなどをひっくるめで織りなす山への思い・憧れが描かれた作品となってます。
過去の巨匠達が描いた山岳小説は山岳での遭難死をエンディングにした悲しい
内容となってますが、この小説は最後は心が晴れた気持ちにしてくれる作品です。
秋の夜長に一読いかがでしょうか。
|
全1ページ
[1]






