ラドソン滋賀 U-15のブログ

ラドソン滋賀 ジュニアユースの活動

あっという間

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早いなぁ。と思う。

U15の送別試合や卒団パーティーと、また選手達を送り出す時期になった。
卒団パーティーで誰かが話したように確かにジェットコースターのようなチームであり1年間だった。

共に練習出来るのはあと数える程になったがそれぞれの門出までしっかりと見守り送り出したい。

胸を張って次のカテゴリーへ飛び込んで行け。

新チームのこと。
随分とブログをサボっている間にトップリーグ、3部リーグと公式戦の前期は進みどちらも今月中には前期終了となる。

トップリーグは現在8節終了で
6勝1敗1分、勝点19。

2年前のトップリーグ昇格初年度は引き分けでも金星くらいの気持ちで何とか食らいつき…
昨年は前期終了段階で勝点4という凄まじい負けっぷりだった。

勝点を重ねる大変さを2年間さんざん思い知らされたから今年は不思議な感覚。

ただ選手、スタッフの誰もが今の状態には満足していないしどちらかといえば苦しんでいる。

こんなもんじゃない、という悔しさが常にある。

もっと個性は引き出し合える、もっと試合の流れを掴む厳しさやその楽しさがある。
贅沢な望みではなく、それがサッカーの持つ魅力だと思うから欲張っていこう。


3部リーグは3勝3敗1分。

競技力に取り組み姿勢も含めてスタメン争いの中で、スタッフも試行錯誤の連続。
魅力的な選手も多い。あとはその表現力や頻度をいかに上げていくか。
そして自分と向き合って苦手な事や避けている事にどれほどコツコツと取り組めるか。

好きな事で100%満足出来ている人っているのだろうか?
好きだから「もっと」どうなりたいかに繋がってしまう。だからずっと満たされないのではないか。
好きだからその不満と向き合う強さが手に入るのではないか。

だから不満があっていい、と思う。
その不満が希望であり伸びしろだ。
せっかくだから自分以外の何かに逸らすのはもったいない。

自分と向き合ってから始まる。

綺麗事は言わない。
やっぱり競争である事は間違いない。
競技の中で今以上を望んだ時にそれだけは避けて通れない。

工夫や努力を継続する自由と平等があるだけ。

あとは実力で掴むしかない。

一年はあっという間だが…
君達の年頃なら、想像した以上の自分に出会える可能性が充分にある。

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我慢の冬も楽しむ

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新1年生練習会。途中から雪がバンバン降って来たが選手達は元気にハイテンションで8人制サッカーを楽しんでくれていた。

ここ数年、毎年試行錯誤しながらこの5回程の練習会とそれを経てのセレクションを開催しているが、やはり回を重ねる意味は大きい。
特長と課題を少しずつ把握し、名前も少しずつ覚え、声をかける事で少しは性格も伝わってくる。
今年も楽しい選手がたくさん参加してくれている。

出来る事ならこうしてラドソンに興味を持ってくれて、ここでサッカーがしたいと思ってくれた人は全員受け入れて一緒に頑張っていきたいと思うが、それは現実的に考えれば選手のためにはならないから…

3年間。入る事よりも入ってからが大変だし大切。
だから選手間競争やスタッフが関われる濃度などギリギリのバランスを考えればやっぱりこのクラブでは1学年22名までが限界。

年内にあと1回、年始に1回の練習会、そしてセレクションを誠意を持って選手と過ごし特長もしっかり掴みたいと思う。

話しはかわり…
U15は受験勉強に専念するために休部した人も数名いるが、まだまだ練習に出続けて高校サッカーに向けた個々の課題に取り組み頑張っている人も多い。
先日、岐阜県の強豪校に相手をしてもらった練習試合でも走りまくって4-3という彼ららしいファイトを見せてくれた。
相手の抑えの効いたポジショニングからのポゼッションに振り回されたが、そこでエネルギーを下げずフィットするまでコミュニケーションと運動量を上げる愚直さは彼らが持つ最高の良さ。
終盤には足がつる選手も数名出たが、後日映像を見れば納得出来た。彼らは全員相当走っているしプレー強度もかなり高い。

高校サッカーでも大きな成長をする気持ちがあるならやっぱり最高のコンディションのまま進学してもらいたいと思う。

これも入る事より入ってからが大切だから。

入る事、入る場所はそこまで積み上げてきたものから滲み出た一瞬の結果に過ぎない。
入部、トレセン、入試、入社…
もちろん節目は適当ではいけないし自分を見直す、自分に向き合う最高の機会にはなると思う。
ただ、そこの節目だけブランド至上主義と打算で必死のパッチになるというタイプの人には常に違和感を覚える。
肝心な「自分」がない。

自分をその箱に入れる事でその箱が自分の証明というのは虚しい。
自分の人生の中にその箱を入れるくらいの感覚でいいじゃないか。

ま、賛否両論あるだろうから深くは言わないが…変だと思う。

ない約束を、したつもりになって鵜呑みにしているような危うさや脆さしか感じられない。

そこで新しい出会いがあり、どんな挑戦を繰り返し何を自分の力で掴むか…
とにかく入ってからが全て。


U14.U13は新チームとして学年の垣根を取っ払い新しい競争に突入した。
この「競争」は常に敗者を決めるようなネガティヴなものではない。
自分の現在地を知り前に進む自覚を促すポジティブなものでないといけない。

とにかく今は比較ではなく、自覚。

実力をつければ常にチャンスはある。変わらなければいけない人がまだまだたくさんいる。

無責任に思われるかもしれないが、サッカーは手取り足取り教えられない。
そういうものから最も遠い場所にある競技だと思うから。

とにかく自分で。

ラドソンという小さい巣に入って安心するのではなく、君らの人生にこの厳しく悔しいラドソンも入れといたるわ、くらいの逞しい気持ちが持てれば…
もっともっと強くなって巣立っていけるよ。

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小さな一歩

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高円宮杯関西大会と同じタイミングで滋賀県クラブユース新人戦が開催された。

予選リーグでは高円宮杯メンバーに入っていた数名を外した選手達で奮闘し予選リーグを突破。

数名が抜けていたからこそ、新キャプテンを中心に気持ちをしっかりと上げて取り組んでくれた。

毎年、新人戦はどこのチームも現状を把握するため、試合というよりかは文字通りの試し合いになる。

決勝戦と3位決定戦以外はラインズマンも4審も選手可で少し和やかな雰囲気でもあり良い大会だと思う。
特に今年は予選リーグで5試合組んでもらえたので、高いモチベーションで挑めばいろんな課題を掴める素晴らしい機会。

自分は高円宮杯が終わった次の週末の決勝トーナメントから帯同。
先週、熱い戦いをしたビッグレイクCコートでベンチとは逆サイドの観戦エリアでビデオ係のオッサンを全うした。

ベンチにいる時とはまた違う感覚で冷静に自チームとその選手達を客観的に観察することは勉強になる。

トーナメントの2試合目。
vs FOSTAは1-1からPKで負けたが両チーム共に高いモチベーションでスピード感がありビデオカメラのモニター画面越しでも伝わってくるものがあり楽しかった。

この試合からは選手個々もチームのベース部分でもたくさんの課題を発見する事が出来た。
それが何よりの収穫。

日曜日に順位戦があり、今大会は最終的に3位で終了。

過去の新人戦では完全トーナメント方式の昨年は1試合で負けて即終了、それ以前も…全く明るい思い出が無い事を考えれば今年は出来過ぎかもしれないがチームも選手個々にも課題は山盛りにある。

それが先々の楽しみに繋がる。

明けて火曜日の練習から本格的に新チームとして最初のチーム編成での活動が始まった。

3年生と新チームの暫定Aチームは新旧のヘッドコーチと共に体育館でフットサル。

暫定Bチームはグランドで始動。
その練習前に自分も新チームのBチームのコーチ達も選手達を集めて話した。
コーチ達の気持ちがみんなに少しでも届いてくれれば嬉しい。

この節目の練習は見ていてフレッシュで楽しかった。

焦らず、でもギラギラと成長しよう。
まずは自分自身の現在地を直視して地道な努力を継続していこう。

高円宮杯やクラブユース新人戦と賑やかな時期を過ぎ、これから暫くはチームと全ての選手にとって地味な事を丹念に積み重ねいく時期になる。

そしてそういう時期こそ最もチームと選手の本質が出る。

だからこそチャンス。

凄いモチベーションと継続力、そしてチームへのプラスの影響力を発揮してくる選手が誰なのか、何人出てくるのか…

まずはそこからスタート。

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精一杯

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高円宮杯関西大会1回戦。
vs 神戸FC
2-2 PK 4-5で敗退。

後半のアディッショナルタイムに同点に追いつかれたが、いつどっちのチームが得点しても不思議ではないような試合だったと思う。
こういう試合で最後に追いつきPKでも勝つ事が出来るチームは、強い。
相手が強かったから負けた。
こんなに悔しい気持ちは本当に久しぶりだが…彼らの試合はやはり最後まで楽しかった。

選手一人一人が自分らしくチャレンジし、自分らしくミスをして…
自分達らしく前へ前へと出た。

自分の為とか仲間の為とか、そんな垣根を全部取っ払ったような彼ららしい気前のいい試合だった。

当たり前だが、もっと巧くならなければいけないし、強くてしなやかな身体を作らなければいけないし、もっと駆け引きも身に付けなければいけないが…

本当によく頑張った。


試合後のミーティングでいつも通り普通に声を掛けようとしたがいざ口を開けようとした時、泣いてしまいそうな自分に気づいて長く沈黙してしまった。

育成年代、選手の途中を預かる人間の自覚として節目で感傷的にならないと決めてきたから耐えた。
彼らは自分のものではない。

ただやっぱり、ありがとうと伝えた。

最高に楽しませてくれてありがとうと。

いつもアホな事ばかり言って笑ってる彼らの泣く声を初めて聞いていると…これが精一杯だった。
そしてクシャクシャの顔で泣く彼らを見て、こいつらは精一杯背伸びして厳しい俺に喰らい付いて頑張ってきたんやなぁと思った…


彼らと共にこの1年間でスタッフが学んだ事はサッカーの成長の尺度は自分達でずいぶん大きく変えられるということ。
それ程この競技の成長の幅や種類は無限大だと感じる。
何もかもをピッチで個性を持った選手が選ぶからこそ自分の中の常識ごときの枠は無意味にも思う。

だから選手も指導者も工夫を続ければ、決して成長を諦める必要はない。

どんなに上手くいかない時でも成長し続ける事が出来る。
やるべき事がいつもいくらでもある。

大切なのは、それにチャレンジし続けられる成長のサイクルを自分の力で手に入れる事。
待つ、のではなく自ら足掻いて手に入れる事。

彼らの中学年代の公式戦は全て終わったが、高校へ上がるまでのあと数ヶ月も練習に来る限りはその時間を一緒に大切にしていきたい。

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再開

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相当長くなるのでお暇な時にどうぞ。

高円宮杯 滋賀県大会決勝

vs COLORS

優勝しました。

1週間前の準々決勝・準決勝でヘロヘロになっていたコンディションを快復させて非常に良い状態で決勝に挑めた事が第一の勝因。
尽力してくれたトレーナーに感謝。

次にすこぶる普通、いつも通りのテンションで試合に入れた事も大きかった。

そしてベンチ外のメンバーの大声援、保護者、OB、OBの保護者、全員の応援が後押しになった。
ちょいちょい俺の名前を呼び捨てでコールしてイジってくるのには参ったが…
「坊主でランやな」とベンチでつぶやいたで。

変に気負わないのは今年のチームの良さ。

前半立ち上がりは予想通り互角だった。

キャプテン55が落ち着いてリズムを作り流れを掴み出した時間帯に、2年生の天然ストライカー89の抜群の得点能力で先制点を奪った。面白い選手。決勝とか舞台は全然関係ないのかもしれない。フラリと数枚抜き去りペナルティーエリアに入りキッチリ打ち切る。
彼のこういう得点シーンは何度も見たが、祭の射的のように遊びがある。
この得点で一気に試合とチームがカチッと噛み合う感触があった。

相手チームの準々決勝、準決勝の逆転劇とそれを呼び込むビハインドでも崩れない崩さないスタイルの強さを目に焼き付けていたので得点後は特に引き締めて戦い続けた。

大会を通じて得点や失点という数字からの解放を繰り返し、何度でも0-0もしくはSBの根性抜群51が言ったように「0-2の気持ちで行こう!」の精神で新鮮に次の1点を死守し、そして奪いにいった。

クラブ立ち上げから6年間で初めてのタイトル。
過去最強か?と考えれば個々を見ればそうでもない。
しかし中学年代のサッカーというあまりにも不確定要素が多い中での個々の融合という面では過去最高だと思う。
彼らからはサッカーが持つ本質的な奥行きを感じる。
これは高校年代でも彼らの成長力に繋がるものだ。
エリートでもスーパーでもないがサッカーで仲間と引き出し合える不思議な力の凄さを体感した事は忘れずに活かしてほしい。

負の時は引き算を超えて割り算になる怖さを知ったし、底を叩いて跳ね上がってからは足し算を超えて掛け算になった。
それからは引き算で留まり、掛け算で跳ねるしぶとさを表現した。

なぜそれが今年は出来たのかは正直よくわからない。

1年生の時から本当によく話していた。しつこいくらいのコミュニケーション能力だった。
夏休みのせっかくのオフもなぜか集まって一日中川で遊んでいる事がよくあった。
仲が良いわりに全体に毒舌でいまいちデリカシーがないのも面白かった。

両SBの51・52が常に考えや励ましを伝えていたのも大きい。
物申す、そして根っからのファイターのSBがどれほど貴重かを思い知らされた。

キャプテン55が最近やっと本当のキャプテンに成長したのは嬉しい。
決して人格者ではない。なんなら癖が強い。伝え方も下手だ。
でも彼には鬼のような勝負勘がある。その部分で想像をはるかに超えていた試合を見せつけられてから一度もキャプテンを外せなかったし、それで本当に良かったと思う。1年生の時の練習試合でプレスの事で俺の考えが受け入れられなくて、下げられたベンチで涙をこらえなが必死で抗議して来た事もあった。その時、彼は正しい事を訴えていた。
だから、それは俺じゃなくて本当はいつ誰に伝えなあかんのや?と問うたのを覚えている。
その時から彼とはサッカーの試合に関してはイーブンに会話をする事にしてきた。

それから2人の全く異なる素晴らしい才能のストライカーがいる事も今年の成績に大きな影響を与えた。
夏の終わり頃にはまだコンビになれないかもしれないなと歯痒さがあったが、やっと融合して描き出したアタックは見ていて楽しい。

更に…生意気で気合いの入った2年生にケツを煽られ一時は崩れ落ちそうになっていた数名の3年生が息を吹き返してスタメンを奪い返した事。
吹っ切れた時の最高学年の選手が持つ割り切った成長力は計り知れないということを教えてもらった。
煽りまくった2年生達もやっぱり立派だ。よく喰らい付き成長した。
同じ負荷を負けずに乗り越えてきた。

あかん。珍しく褒め過ぎた。

それにしても…今年のチームでクラブユース準優勝、高円宮杯優勝は結果としては出来過ぎ。
リーグ戦前期までは本当に全員で苦しんだが負けるべき試合では全てしっかりと負けてきた事が良かったのだと思う。
モチベーション100%で挑めなかった試合は全て負けたし、夏の最後の遠征ではモチベーションにプラスアルファが無ければ勝ち切れない事を教えてもらった。
何度も個々とチームの現在地を直視する機会があった。

そしてその時、その瞬間にいろんなタイプのスタッフ達が近くから声を掛け続けてくれた事。

彼らがいなければ俺はただのワガママなオッサンでしかない。
ラドソンのスタッフは全員、まったく似ていない。似ていないから一緒にやろう、と誘った。(笑いのツボ、ユーモアに関してだけ繋がっている事は重要視したが)
性格はもちろん現役時代のポジションも様々だからポジション別の視点からのアドバイスも多い。
これはきっと個々の現在地をボカさないという意味では本当に良かった事だと思う。

例えば大きく変化した攻撃とそれを支えるベース作りにはいろんな角度の「言いぶん」が大切だった。

「決めるべきところで決め切る」なんて耳にタコだが、その決めるべき回数を圧倒的に増やすことを目指すのは無謀なようで今年のように超現実主義なくせにポジティブな選手が揃ったチームにとっては理にかなっていたが、これを誰目線・どのポジション目線かに偏り過ぎては絶対に進歩しきれなかったはず。

現在地から目を逸らさなくなった時の選手達にはより多くの角度から親身になってアプローチすればその力を最大限に引き出せる。
思い切りが良くなる、というのはこういう部分に根っこがある気がする。

そして攻撃は整えない。
変な部分を残す。スキを残す。
真面目だけでは真面目に守り切られやすい。

この感覚は全員で気づかないうちにフットサルからも学んだのだと思う。

きっと今年のチームはいろんな要素が噛み合ったのだろう。

そんな時は滲み出るように結果に繋がる事もたまにはあるということなのかもしれない。

先に結果ばかり気にしていたら到達地点が縮まっていただろうし、結果を度外視していたら外の世界からは教われない。

だから課題を持って全力で言い訳の効かないチャレンジを繰り返すしかないのだと思う。

現在地を確認して一歩ずつがいい。気付けば基準が大きく変わっているのがいい。

その現在地は全力を尽くした試合にあり、高いモチベーションの練習にあり、自主性を持った日常に隠されている。

関西大会まで2週間と少し。

まだまだ成長は可能。

すっきり負け切るまで勝ちにいく。

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