貧乏神に負けない考え方(後編)2011.05.30
http://www.the-liberty.com/itemimg/images/articles/2011/7/201107_1_1.jpg 不況のときであれば、投資というのは不動産だけに限るわけではなく、何らかの技術などを身に付けることも投資です。
例えば、こういう時期に英会話学校に行って英語の勉強をしたり、コンピュータの勉強をする。不動産鑑定士や中小企業診断士など、何らかの資格を取る。カルチャースクールへ行くなど、いろんな勉強に投資する。あるいは、一定のお金を本代に充てたり、セミナーなど勉強関係のものに充てたりする。
あるいはスポーツに投資する。体を鍛えるためにジムに通ったり、プールで水泳を始めたり、テニスを始めたりする。あるいは、音楽や演劇の勉強をしてみるなどして新しい趣味を開発する。
人によって適性が違うので、「必ずこの方向がいい」とは言えませんが、自分や家族にとって将来の投資になり、新しい学力や新しい技術を身に付けることができる可能性があるものについては、他のことを我慢してでも、収入の一定部分を充てて投資しなければいけない面はあります。これを全部節約してしまったら、今度は将来、伸びていくべきときに伸びる力がなくなります。要するに、不況のときに身に付けたものが、景気がよくなってきたときに役に立つようになるわけです。
ポジティブな未来をつくるためにお金を使うように努力を ですから、余裕資金や可処分所得、可処分の財産等を、だいたい三分法ぐらいで見ることです。
全体の三分の一ぐらいは、万一のときの防衛のためと考えておく。次の三分の一ぐらいは、どんな経済状況や政治状況であっても、何らか自分のプラスになるような、将来的に投資になると思われるものに充てる。物を買うことだけでなく、自分自身の身に付くようなことでも何でもいいのです。残りの三分の一については、家族の話し合いや、いろんな考え方によって、貯めてもいいし、使ってもいいし、個別に判断すればいいでしょう。
そして、不況のときに恩を売っておくと、あとで恩が返されることもあります。不況のときは仕事がどこも厳しくなり、いろんな取引相手が取引を打ち切っていくなかで、なんとか我慢して、そことの取引を切らずに続け、仕入れ続けてあげたり、売り続けてあげたり、値上げしないで何年か頑張ったりしていると、景気が持ち直してきたときに、今度はその相手がすごく強力な事業パートナーになることもあります。仕事で言えば、そのへんの見分け方が大事です。
http://www.the-liberty.com/itemimg/images/articles/2011/7/201107_1_2.jpg 中間帯の三分の一ぐらいの使い方は裁量や判断によりますが、人間関係等を良好にするために、自分の直感に従って使ってもいいし、自分の世界を広げるために使ってもいいでしょう。いずれにしても、ポジティブな未来をつくるためにお金を使うように努力をされたほうがいいと思います。
単なる節約ではなく考え方の筋が大事 私自身も、きのう、幸福の科学学園の那須本校で「大鷲祭」(学園祭)が開かれていたので見に行って来ました。まだ一年目なので中一と高一だけしかいないのに、学園生たちが一生懸命やっているところを見てきましたが、実は私が見ているところは、そんなところだけではないのです。
行って帰ってくる間に、学園の駐車場に止まっている車のナンバーまで、ちゃんと見ているのです。大阪ナンバーや姫路ナンバーの車が止まっているのを見て、「大阪や兵庫から車で来ている保護者がいらっしゃるけれど、新幹線の那須塩原駅から学園までの交通機関が不自由なので、わざわざ遠くから車で来て、だいぶ苦労されているのではないか」と学園の職員に言うと、「いや、車のほうが安いからでしょう」という答えが返ってきました。
確かに新幹線より安いのかもしれませんが、そうは言っても車で関西から往復したら、くたびれますから、安いだけが理由ではないと思われます。そこで、那須塩原駅から学園までのシャトルバスはどのくらい出ているか問い合わせると、「バス会社から一日五万円でバスをレンタルして、一時間に一本出ています。帰りは一時間に一本より一便だけ増便しています」という返事が返ってきました。
http://www.the-liberty.com/itemimg/images/articles/2011/7/201107_1_3.jpg 私はそれを聞いて、「一時間待つのは大変だろうな。それではやはり不便なのでは」と思い、きのうの夜、学園側に「二千五百万円寄付するから、幸福の科学学園でバスを二台買いなさい」と指示しました。二千万円前後あれば、大型バスと小型バスを一台ずつ買えて、さらに乗用車が少し買えるかガソリン代ぐらいは出るだろうと思ったのです。
そして、ただバスを走らせるだけでは面白くありません。学園祭では美術部が見事な絵をたくさん描いていたので、「せっかく自前の学園バスにするのだから、美術部に車体に絵を描いてもらいなさい」と言いました。
今はジェット機でも新幹線でも、ピカチュウの絵を描いたものや、いろんなものがあります。「うちだって、『幸福の科学学園』という校名と絵を描いたバスで走りまくったらいい。那須塩原駅と学校の間だけでなく、空いているときは宇都宮の総本山・正心館や未来館に行ったりして、学園の宣伝をしながら栃木県中を走り回ったらいい。走れば走るほど宣伝効果が大きくなる」というような指示を出したら、学園の校長が喜んでいました(笑)。
そんなことを、きのうは見て決めて来ました。やはり、経営的にいちばんウィークポイントになるところは何かを、見ておかなければいけないと思ったわけです。
もちろん、その二千五百万円は、私が出さなくても教団から出すこともできるお金ではありますが、考え方を教えるために言っているのです。「どうやって、ご父兄に負担がかからないようにするかと考えることが、大事なのだ」ということを教えたくて、やっているのです。
将来的に「お金が生きてくる」使い方を 弟子(幸福の科学の職員)が考えると、「一日五万円でバスを借りられるのだから、用があったときだけ借りれば経費が削減できる」と考えるのですが、自分たちが必要なときに行事などを組んで、いつでも人が来やすいようにするのが大事なことなのです。
それから幸福の科学学園には今、宿泊棟も建てていて、二〇一一年の四月に完成します。ご父兄が来たときに、同じ敷地内にある那須精舎だけでは泊まるところが足りないし、ホテルに泊まったら高くつくでしょう? 「ご父兄がお子様方に会いに来たときに泊まれるように、建てなさい」ということで建てさせています。
そうすると、今度は運送の便も要るようになるので、バスの購入はそういう面にも配慮してのことです。こうした考え方の筋を教えるために寄付をしています。こういうお金はたぶん生きてくるだろうと思って、やっています。
節約はしなければいけませんが、その節約の仕方を職員に考えさせると、「一台五万円でバスを借りられるから安い」と考えます。本当はそれでは皆様の便宜を図れないでいるというところに十分気がつくことなく、「安い」ということだけに焦点を当てているわけです。「節約はできていても、実は事業としては成功していない」というところを見なければいけません。
やはり、必要なものについての投資は要るということです。
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