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『永遠の0』や『海賊とよばれた男』などを著したベストセラー作家、百田尚樹氏の最新刊『カエルの楽園』です。発売から約4カ月で、すでに20万部以上を売り上げているというですから売れ行きは好調のようです。
で、その内容といえば、ナント「現代の日本や日本人を痛烈に皮肉る寓話」なのです。キャッチコピーが「最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる」とあるのですから、思わず手に取ってしまったのは言うまでもありません。せっかくですので、今日はその中身を少しご紹介したいと思います。
奇妙な「三戒」を守れば平和が保てると信じるカエルたち凶暴な別の種類のカエルによって母国を侵略されたアマガエルのソクラテスとロベルトは、安住の地を求めて旅に出た。さまざまな危険と隣り合わせの旅の末、2匹は命からがら豊かで平和な国「ナパージュ」に辿り着く。
そこでは心優しいツチガエルたちが平和に暮らしており、ソクラテスとロベルトは、ついに「カエルの楽園」にたどり着いたと喜んだ。しかしソクラテスは、その国の事情を調べていくうちに、この国の何かがおかしいと、疑念を抱くようになる。
ナパージュの国民は、奇妙な戒律を守っていた。それは、「(1)カエルを信じろ」「(2)カエルと争うな」「(3)争うための力を持つな」という「三戒」だ。
情報発信者である「デイブレイク」というカエルが、毎日、「この三戒を何よりも大切にすることで、この国の平和を保つことができる」と集会で国民に語りかけ、国民もそれを信じて疑わない。
そんな中、すぐ近くの沼に棲む、身体が大きく凶暴な性格のウシガエルが、少しずつナパージュの領土に入り込み、ツチガエルを侵略する機会をうかがっていた。ウシガエルの危険性を訴え、もしもの時のためには「三戒」を破棄して国を守ることを主張する政治家や国民は、国民から袋叩きに遭い、殺されてしまった。そんなある日、恐れていた事態がついに起きてしまった――。
この寓話は、現在の日本を風刺的に描いています。
作者の百田氏は、「三戒」を守ることで、国を危機的状況に追いやるカエルたちの愚かさを描き、「憲法9条を守れば戦争は起きない」と考えるような、平和ボケした日本人に警鐘を鳴らしています。
その中では、「デイブレイク」という、国民を扇動する情報発信者を登場させることで、いわゆる「朝日新聞論法」を強烈に皮肉っています。
日本人の多くの方々は、今、日本が享受している平和が、今後もずっと続いていくと信じて疑わないでいるのでしょうか?更には、「戦争をする力を持たないことで、戦争は起きない」「軍事力を持つと相手国を挑発してしまい、戦争を引き起こす」と主張する方もいるようですが、中国や北朝鮮などの軍事的な拡大に目を向ければ、日本の国防体制を強化しなければいけないことは明らかです。
参院選の真っただ中の今、社会保障問題や、経済政策などの争点はもちろんのこと、国防に関する公約にも注視しなければならないと思います。国が侵略されてしまえば、経済も社会保障も何の意味もないからです。
政治には、国民の生命や財産、安全を守る責任があります。
そのような意味からも国防に関する公約を掲げている政党はどこなのか、しっかりと見極めていかなければならないように思います。
さあ、百田氏自らの一押し、護憲メディア黙殺の快著「これは私の最高傑作だ!!」とやらをご一読あれ〜
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コメント(3)
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中山なりあき(中山成彬)@nakayamanariaki 2016年7月3日
選挙では一部航空券とJRの無料切符が支給される。事務局が新潟行きの切符を買いに神田駅のみどりの窓口に行ったら「日本のこころ」には売れないと売ってくれない。どの党の組合員か言わないが、野党共闘組だろう。信じられない選挙妨害!民進党が長野県で中傷ビラを告発したが、こっちの方が問題だ。
JR東日本 神田駅 みどりの窓口の皆様へ
これはいったいどういうことなのでしょう。日本のこころを大切にする党の中山なりあき参議院候補が、JR神田駅のみどりの窓口で切符を買おうとしましたら「日本のこころ」には売れないと言ったそうですね。JR東日本には共産党の方がそこそこいらっしゃるとはお聞きしておりましたが・・・これは立派な選挙妨害ではないでしょうか?
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