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5月最後の週末、岡山に行ってきました。
「Sanddornbalance」を観に。
ブログを通じて知り合った、mSさんこと Miyoko Shida Rigolo さんの
えーと・・・・・・・・・・・・パフォーマンスです。
すみません。
お芝居ですよとか、ダンスですよとか、
そういう風に一言で説明したいとこなんですが、
なんと言い表せばいいのかわからない。
とてもとても、私に語れるような演目ではありません。
YOUTUBEで検索してもらえればいくつも、
他の演者の方のも、ヒットしますので、
ぜひ一度 ご覧になってみてくださいますよう。 開始前、舞台上に置かれた小道具はオブジェのような佇まい。
次第に、それらが組み上げられていく。
葉脈のように、恐竜の化石標本のように、
大きな大きな羽のように、それら造形のひとつひとつ、
mSさんの最小限の動き、一瞬一瞬の、そのすべてが静謐で美しい。
息をひそめて(もしくは、するのを忘れて)見入り、
祈るような緊張が高まっていき、訪れるカタルシス。 以前にTVで観たときのその感覚を、
どうしても一度、同時空間に身を置いて体感してみたかったんですよね。
3月にご案内いただいたときは、さすがに岡山は遠いよなー、と
のっけからあきらめモードだったんですが。
2年ほど前に東京であった機会を逃していることもあって、
この機を逃せば、「Sanddornbalance」を観ることはもう叶わない、
という漠然とした予感で、心持ちがざわついてはいました。
結局、母・妹と一緒に母の故郷である岡山に行く、ということを
免罪符のようにして行ったのでした。
舞台は三部構成。
第一部と第二部はダンス・アート。
はっきり言って、mSさんのパフォーマンス目当てで行きましたので、
あまり関心も期待もなく、今まで縁がなかったこともあり
持て余すかなと思っていたのですが、とても面白かった。
それぞれの人生
また(人生における)ある一日、もしくは一時
喜怒哀楽、高揚も落胆もダンスを通して
あんなにこまやかに表現できる驚き
そんなことを感じていました。
mSさんのパフォーマンスは、素晴らしかったです。
小道具一つ一つに命を吹き込むかのように丁寧に。真心を込めて。
組み上げるのは、演者の能力に間違いないのですが、
組み上がった際 彼女から感じるのは、達成感よりも感謝の念。
そこが、このパフォーマンスにおける、
他の方と違うところなのではないかしらん。
そして訪れるカタルシスに感じる、「だからこそ」。
経過が丁寧であればあるだけ、真摯であればあるほど
その「だからこそ」が泣きたいほど切なく、
抱きしめたいほどいとおしい感動として湧き上がってくるのでしょう。
作品に込められたメッセージを、
私は私のフィルターを通してしか受け取ることができない。
そのことが歯がゆく、少し淋しいです。
終演後、ホールでmSさんとお会いすることができました。
なんだか上がってしまってまともに会話もできず…
パンフレットにサインもいただきましたよ。(なんと、母や妹まで・汗)
そしてそして、以前にお送りした手ぬぐいのお返しまでいただきました。
確かに、以前にお約束はしてましたが、
わざわざ持ってきてくださったのだなあと思うと、感無量でした。
入ってた紙ナプキンで、いつかデコパージュに挑戦しようかな。
【 女性舞踊家3名によるダンスアート〜Assemble〜 】
2016−5−28 於:おかやま未来ホール
第一部 「THE WAY THE SOUL」
振付 ジュン キョウヤ 構成 ユキ スガヌマ
出演 TOKYOUZA ノリエ ハマナカ、チヒロ フナビキ、
ショウコ ヤマサト、サトミ ミズノ、ヨシフミ ヒライ、
ユキ スガヌマ、須々木 春奈
「 The Way The Soul は、ユキ スガヌマが継承しているTOKYOZAの
膨大な作品の中より厳選し、地元岡山出身のダンサー、シンガーを
起用し地域と密着した形での上演を踏まえ新たに構成された作品です。
TOKYOZAの主宰者で職業舞踊家として生涯創作し続けた
エムザブロウ( 1933〜2012,旧称 ジュン キョウヤ)は、海外にて舞踊活動を
していた際、黒人文化に深く関わり「ゴスペル」の真髄をも体現し、活動して
いました。帰国後カンパニーを立ち上げ、発表した数多くの作品は独特の
世界観を放ち、また日本で最初にレパートリーシステムを採用したことでも、
日本の舞踊界にセンセーションを巻き起こしました。それらの作品群は
現在も踊り継がれ、長きに渡り高い評価を得ています。」
第二部 「砂の本― El libro de Arena」
振付・演出 平井 優子
出演 井上 藍子、時岡梨紗、船曳 麗、井手 はるか
「この作品は 2009 年に岡山ルネスホールにて初演され、スピーディな展開と
やむことなく変化し続ける動きが非常に印象的な作品と好評でした。
ダンスの正確さと表現力で、舞台上にひとつの流れを呼び起こす音楽の
スコアを見るような心地よさに加え、照明の迫力ある演出も魅力です。
同タイトルのアルゼンチンの作家ルイス ボルヘスの著書のように、
同じページに二度と戻ることのできない刹那な現象が次から次へとおこるの
です。今回はダンサーを変更し、よりエネルギッシュなヴァージョンをお届け
します。」
第三部 「Sanddornbalance (サントンバランス)」
[ Rigolo Swiss Nouveau Cirque ]
by Miyoko Shida Rigolo
「1996年、スイスのリゴロカンパニーの創立者の一人であり、パフォーマー、
造形作家である、マディール・リゴロは、世界の幾つかの浜から集められた、
13本のヤシの枯葉の葉軸を小道具として大きな美しいモービルを作り上げる、
サントンバランスというパフォーマンスを創作しました。今日、それは世界中で
上演され、ブロードウェイや、シルク・ドゥ・ソレイユ、サーカス、イベント、ガラ、
そして様々なフェスティバル、展示会の博物館など、数百から、あるいは、
数千を超える聴衆の前で上演され、観客やメディアに最高の評価を受けて
います。
この作品の継承者の一人であり、また数々の国際賞を受賞した、ミヨコ・シダ・
リゴロ( TOKYOZA DANCE COMPANY 出身のパリ在住の舞踊家ミヨコ・シダ)
が、極めて神秘的な解釈で、作品を発展させ、彼女独自の世界を表現します。」
以上、公演パンフレットより
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お出掛け
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桂坂口まで戻った時点で、午後3時過ぎ。
5時19分発の、はくたかの切符を取ってありますから、
4時過ぎには百番館辺りをうろうろしていたい。
あと、1時間弱かー。どうすっかな。。。
どうすっかな。。。なんて書いてますが、実は私もうくたくたで。
なんつっても荷物が重いんですよ。
いや、重さは大したことないんですが、三脚、三脚が邪魔で邪魔で。
使わない三脚を持ち歩くのって、人や物に当たらないように気を使うだけで、
けっこう消耗するもんですねえ。気力体力共に。
ええ、まあ、持って歩かなくたって消耗はしたかもしれませんがね。
で、疲れてて何がまずいかって言うと、頭が働かなくなるんですよ。
気が回らないのはいつもなんですけれども、輪をかけてダメになる。
こうなると何かにつけてイラッとしやすくなります、私の場合。
旅は、最後まで楽しくありたいじゃないですか。
なので、予定としては香林坊方面へ行くことにしてたのを、バッサリ切り捨てました。
よこづこうしい荷物を持って、ジリジリしながら見て回ったって、楽しくないですもん。
兼六園下に石川観光物産館があるから、そこに行ってみよ。
ここで、いろんな工芸の体験が出来るのは知ってました。
入り口にも書かれていました。
しかしもう、体験しよう!という気力が起こらない・・・(苦笑)
ショッピングフロアを1周してみます。
今回の旅行は私、(家族の協力により)懐にちょっぴり余裕がありまして。
着物を着始めた娘に、九谷焼の帯止めなんか買ってやろうかな・・とか思っていたのですが。
・・・・・・甘かったですね。0が一つ多いです。
それに、娘にだけってわけにも行きませんし。
漆器や友禅の細工物なんかも見て回りましたが、いいな♪と思うものはやはり。
観光物産館というだけあって、出店数はかなり多くて。
以前によそ様から頂いたことのある、「宝の麩」って、金沢のお店のだったんだ!
なんて、妙な発見をしたりして。
これは、懐中汁粉よろしく、見た目はもなか。
穴を開けてお椀に入れお湯を注ぐだけと手軽な上、おいしいんですよ。
栗を送ってくれた従兄に、何かお礼したいと思ってたので、
ちょうどいいやと思い、送ってもらうことにしました。
我が家へはなんにするかな。
柴舟小出さんの柴舟か、丸八製茶場さんの加賀棒茶か。
佃の佃煮・・・あら、くるみの佃煮のもなか(白峰)なんてのもある〜。
などと見て回ってるうちにはた、と気づきます。
ここで買って、駅まで持って歩くの?
ちょっとそれは避けたいかも。
それに、詰め合わせの数とか種類がどうも、帯に短し襷に長しって感じ。。
そろそろいい時間だし、金沢駅に戻ろうかな。
というわけで、ほとんど何も買わずに物産館を出ました。
都合良く目の前にバス停がありまする。
北陸鉄道の路線バス。
金沢駅行きのバスはあるかしらと見れば、ある。
時刻表どおりなら、そんなに待つようでもない。
じゃあ、これにしよう。
どういうルートかわからないけど、歩いても40分ぐらいの距離なんだから、
列車の時間に間に合わないってこともないだろうし。
バスはですね、バスは速かったです。・・・スピードが。
尾張町のバス停まで止まらなかったし、道が空いてたってこともあるんでしょうが、
え?バスってこんなに速く走るものだっけ?と思いました。
運転が荒いってのとは違うんですけどね。
途中大きな交差点?を左折する時は、ちょっとスリルありましたね。
おかげで駅には4時すぎに到着。運賃は200円。
タクシーにした方がいいかなって考えてたことを思うと、得した気分です。
鼓門とおもてなしドーム。
最後に記念撮影。
2015年には、北陸新幹線が通るようです。
東京からでも、グッと近くなりますね。
(そういえば、いきいき亭のご主人も
そんなようなこと、お客さんに話されてたっけな。)
朝、横目で見て通った「百番街」のおみやげ館で、
棒寿司(のどぐろは売り切れだった!残念)、ふぐの子(卵巣の糠漬け)等々を買って、
金沢カレーが食べたいなと思ってはいたものの、もうお店を見つける気力も残ってなかったので、
まだ30分はあったけど、さっさとホームに行きました。
ホームのベンチにて、缶コーヒーで一息つきながら荷造りのし直し。
重くないものばかり選んだ所為か、嵩張ることこの上なし。
乗り物の中での飲食は普段しないけれど、お腹が空きすぎても酔いやすくなるので、
安心のために笹寿司をホームの売店で買って、
滑り込んできたはくたかに乗り込みました。
さすが平日、車内はガラガラ。
これなら自由席でも良かったかな〜。
越後湯沢まで気が楽だワイと思い、うとうとし始めた頃、
次の駅で乗り込んできた、出張帰りと思しき人々でたちまち満員。・・・・・・平日だから?
隣の席の34・5の男性、席に着くとすぐ、お弁当の蓋を開け缶ビールをプシュ!
うん。わかるよその気持ち。わかるけどさー。
通路を挟んだ席の方々はお仲間らしく、そちらで話に花が咲いてます。
もういいや、寝るのやめよう。
ちょうどやってきた車内販売のお姉さんから、ホットコーヒーを買いました。
でも、意外に3時間なんてすぐですね。
うつらうつらしてた所為かもしれませんが。
だって何もすることがないんだもの。
窓の外はすぐ暗くなっちゃったし、私の携帯じゃツイッターも出来ないし。
出来てもやんなかったと思うけど。小さい字見てると気分悪くなるからね。
越後湯沢でみんな降ります。
隣の人が立ったので、私も荷物を棚から降ろそうとしたら、
その方が降ろしてくれました!
重い(というか、三脚がはみ出してて扱いにくい)のに。
ありがとうございました。
初めての上越新幹線「Maxとき」は2階建て。(1階でしたが)
乗ったことのある新幹線は0系だけなので、
その長ーい鼻にしばし見とれ・・・ている暇はないのよ、停車時間1分ですぐ出発だからね。
1階席なのに乗車口から、まず階段を降りるってのがですね、なんか新鮮。
停車駅はたったの3駅で大宮までノンストップ。
東京駅までの所要時間1時間11分。
大宮で降りれば、東京経由より30分早く最寄り駅に着く。
だからギリギリまで迷ってたけど、東京駅で電車を選べば座って帰れる、
乗り換えも大宮からよりは少ないし、と東京駅まで行くコトに。
ところが東京駅についた時間(午後9時20分)が悪かった。
ホームに出てすぐの電車は我が家方面行き。
でも、もうほとんど満員電車状態。
その次とそのまた次は、2回乗換えが必要。
更にその後のは、ずいぶん手前の駅までしか行かない。
じゃあ、少しでも早く着く方がいいじゃない。。。とほぼ満員の電車に乗り込むはめに。
途中の新宿とか三鷹とかで座れるかな〜と期待するも、
座席に座ってる人はみんな、それなりに遠いから座ってるのよね。
結局、小金井辺りまで座ることができませんでした。
これなら大宮で乗り換えた方が良かったかも。。。
最寄り駅には、ダンナが車で迎えに来てくれました。やれ、ありがたや・・・
家に帰ってから、みんなで笹寿司と棒寿司でお茶にしました。
これで、金沢行き全巻の終わりです。
たった1日の金沢行きを、こんなに長く書く事になるとは。(汗)
それなのに、オチもないままでスミマセン。
お付き合いありがとうございました。
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石川門へは、なぜ兼六園側から橋を渡らないと入れないのか。
帰ってから、そんなことを調べてみました。
結論。 この橋の下の道路は昔、お堀だったんですね。
この道(広坂〜兼六園下)の名をお堀通りとぞ言いけるを後に知りたり、ってなもんで。
百間堀という名前で、長さ150間(272.7m),幅42間(76.4m)もあったそうです。
なるほど広い道なわけだ。
そりゃそうですよね。 お城なんだから堀ぐらいありますよね。
そういや、江戸城(皇居)だって外堀・内堀あって、門を入るにはまず橋を渡るんだった。
こんな記事も見つけました。→ 「もとは断層、堀から道へ 金沢・お堀通り開通100年 」
・・・・・・・「自殺の名所」だったとは! 道に歴史あり。
お堀のまんまだったら、いかに兼六園が日本三大名園の一つとは言っても、
観光の名所にはなりにくかったかも。。。
いやしかし景観としては良かったみたいだな。。→ 金沢城石川門と百間堀―七尾古写真アーカイブ
さて、そんな石川橋を渡り、今度こそ兼六園です。
桂坂口料金所を通り、園内に足を一歩踏み入れた途端、
空気の感じが違うんです。驚きましたねえ。。。
入ってすぐ出迎えてくれた木。
根っこに目を奪われてて何の木だかわからずじまい・・・
平日だというのに、たくさんのお客さんがいらっしゃってて、
有名な霞が池の周りは記念撮影ラッシュ。
待っていても埒開きそうになかったから、
若いお嬢さん方の記念撮影ごと、また、ベンチで休憩中のおじいさまごと写真を撮ってしまった。
失礼の段お許しを。。。。
お客様方が写りこんでいない写真をば・・・↓
園内には、霞が池・瓢池の2つの池や曲水が巡らされており、
どこを歩いてもすぐ水辺に行き当たります。
園内のしっとりとした空気はそのおかげなのかな〜。
苔生した樹木の幹、庭石。
水辺というほどでない区域でも、そう。
途中「県立伝統産業工芸館」に立ち寄ってみました。
入館料(2F)250円。
九谷焼とか金沢箔とか加賀友禅とかは、私でも知ってますが、
今に息づく技術として36種もあるというのは、やはり驚きで。
絢爛豪華な仏壇に目をむき、
舅が昔買って来た加賀人形が、持っているのとそっくりな獅子頭の巨大版を発見し、
それが、加賀獅子頭と言われる伝統産業であったことを知ったり、
九谷焼の若い作家さん達の作品を見たりして、大満足。
獅子頭の根付をお土産に買いましたよ〜。(小さいのに口が動くの♪)
引き続き園内の散策。
成巽閣(せいそんかく)の前を通りかかったとき、凄く興味を持ったんですよね。
門から垣間見える、2階の窓の造りがとても凝っていて。
けれども、そろそろ時間も気になってきてて
入園料より高い、入閣料?(700円)にちょっと怖気づいて、
ここはこの次!とパスしちゃったのが、今となっては心残りです。
瓢池。
お団子屋さんの脇を抜けて、瓢池際の小道を通ったとき、
なにやら呼び止めるような気配が足元からしまして。
何よ、と視線を落とすとそこには、数多の恋・・じゃなく鯉が。そりゃもううじゃうじゃと。
中には半身池から身を乗り出さんばかりの人懐っコイのまで。
私を見上げては口をパクパク、何かを訴えていました。
「ごめん。何も持ってないのよ〜・・・」
餌付けされてる鯉を見る度に訊きたくなります。
私が鯉が大好物だったらどうするんだい?ってね。。。
瓢池〜桂坂口への途中で(たぶん)。
← 一枝だけ色づき始めた楓。
いまこうやって、園内地図と首っ引きで書いてましたら、
いろいろ外してますね、私。
成巽閣もそうだけど、時雨亭・夕顔亭、舟之御亭・・・建物類そっくり抜けてるわ。。。。
翠滝も見た記憶がないし。
やっぱり、気分だけでも余裕ってだいじね。。
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広坂へ戻る道すがら撮ったもの
赤いのは何の実だろ。
通常。
観光のルートを決めるときには、できるだけ
時間や動きに無駄が出ないように決めるものです。
今回だって最初の計画では、
金沢駅→近江町市場→大手門から金沢城公園→兼六園→県立伝統産業工芸館
→県立美術館→21世紀美術館→香林坊→長町武家屋敷跡→金沢駅構内百番街
という流れで、時間の許す限り周ろうと思っていたのですよ、ええ。
金沢市内の地図を(どうにかして)見ていただけば、
このルートがいかに無駄がないか、おわかり頂けると思うのですが、
原則、館内写真撮影禁止の県立美術館で、一部とはいえ写真を撮ろうというのですから、
許可を頂く以上、美術館にご迷惑が出来るだけかからないようにするべきでしょう。
で、事前に電話をした際、
開館してすぐならば他の見学者も少ないだろうからいいですよ、ってことになって
そうなったらあなた、それが1番の目的なんですから、さっさと予定を組み替えたわけです。
深く考えず。
それがどういうことになったかと言うと、朝一で県立美術館に着くまでだけで
もう、困った(迷った)わけなんですけれども。
美術館を出て、さてお次はどこって時、そのルートを逆にたどりゃ良かったんですよね。
今思えばね。
でもその時は、なんでか知らないけど、お城に行かなくっちゃ!って思ってたんです。
地図を見ても、歩いても10分ぐらいだしって思っちゃって。
でまた広坂まで戻って(今度は下り坂だからラク)、お城を目指しました。
途中、鯉喉櫓台脇より
合同庁舎(たぶん)方面を望む。
手前はいもり堀。
紅葉もちょびっと見られました。
平成22年に復元された鯉喉櫓台を過ぎ、
辰巳櫓跡、丑寅櫓跡をも過ぎ(←もちろん名前は後で知ったんですが)、
こんな修復現場の横を過ぎ↓
いいかげん、石川門があってもいいんだけど、無い。
おかしいなあ、この辺のはずなんだけど。
仮にもお城への入り口なんだから、こう、わかりやすくなってるもんなんじゃないの?
辺りを上下左右見回すとですね、道を横断する形で橋がかかってまして、
そこを右に左に通ってる人が見える。
ん?んんっ? どういうこと?
お城はこっちで、あっちは兼六園でしょ。
あー、兼六園とお城を繋ぐ橋なわけね、はいはい。
で、石川門にはどうやって行けばいいのよ。
え?
もしかしてもしかすると、石川門って兼六園からしか入れないの?!
辿り着いた正解は、ちょっと悲しいものでした。
頭上にかかる橋。
どう考えてもあの橋は位置的に石川門に続いています。
まだ、あそこまで上るのか。
さっき広坂まで降りてきてここまで上ってきたところなのに。。。
仕方なく道を渡り、「この坂上 兼六園」と書かれた看板を尻目に
お土産物屋さんが並ぶ坂を上がって・・・
さっき下から見上げた橋の向こうに石川門が・・・・・
だからさ、地図の高低差をちゃんと読み取らないとこういうことになるんだって。。
「金沢城公園」は、市民(一般)に開放された公園なので、
入園料は要りません。
その代わり(?)、復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、300円入場料がかかります。
お城の内部に興味が無けりゃ入らなくてもいいです。
外からその景観を見るだけだって素晴らしいし、「石垣の博物館」と言われるほど、
様々な種類の石垣を見て回ったって楽しめる(回らなかったけど)。
でも、わざわざ復元したってからには何か特別なことがあるんだろうと、入ってみましたよ。
遠くから見えるわりになかなか入り口に辿り着けない。
さすが、お城。
つい忘れがちになるんですが、お城ってのは結局戦いに備えた建物なわけで。
随所にそのための仕組みが備わっているんですよね。
石落とししかり、海鼠壁の秘密しかり。
菱櫓なんかは、大手と搦め手両方を見張るために菱形の建物にしたとかしないとか。
そんでもって、建物が菱形だと柱も菱形にしなくちゃならない。
柱を菱形にって、ああた、ようかん菱形に切るんだって容易じゃありませんよ。
でもって、櫓は「矢倉」だってことらしいけど、2階3階とあるからには、
見張り台の役目って意味合いの方が大きい。
んで、その窓?狭間?からの景色を。
2階から。
そして3階から。
どうせなら、縦横揃えた撮り方すりゃいいのにねえ。。私ったら。
どちらも同じ方角、石川門方面です。
この、写真撮るには邪魔っけな格子(連子?)も菱形。
これはあまり珍しくは無さそうだけど、
どうせならもう少し視界が広くなるようにしたらいいのに、と思う。
だってその方が見張りやすいじゃない?
この3階に上る階段が物凄く急で。 まるでハシゴ。
荷物を置いてカメラだけ持って上ったけど、おばさんには結構ことでした。
五十間長屋の様子。(2階)
五十間といえば約90mだもんねえ。長いよねえ。
長屋とは言っても住まいではありません。
でも、雑魚寝ぐらいはできるな?
その前にはきっと、雑巾掛け競争を・・・・
建物自体が展示物ですが。
五十間長屋の1階には、工法や、構造、木組みの様子、復元時の発掘物なども、
展示してあり面白かった。
石川門を裏側から。
来る時に見たのはこの反対側だったんだなあ。と、改めて。
屋根が白いのは鉛瓦(瓦の形を木で拵えて鉛板を張る)だからです。
写真とるの大変なんだ、白く飛んじゃって。
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金沢市内を回るには、路線バスも充実していますし、レンタサイクルという手もあります。
なにせ、見所があまり散らばっていない(約3km四方に大体収まっている)ので、
いざとなったら徒歩でも何とかなる。
今回は、ふらっとバスに乗ることにしました。
この「ふらっとバス」というのは金沢市内を巡回するバスで、4系統あります。
それぞれに1度ずつ乗れば、おおよその見所は回れてしまうのです。
しかも1回100円。
唯一の弱点?は一方向にしか走らないということですが、そこはそれ、
計画をきちんと立てれば良い・・・・・・・はずでしたが。
武蔵ヶ辻から石川県立美術館へ行くには、材木ルートが良さそうです。
前もって地図で確かめた所によると、武蔵ヶ辻から21世紀美術館までは7停留所、
そこで降りれば県立美術館まで300mぐらいの距離。
5分も歩けば楽勝じゃん?ということで。
武蔵ヶ辻のバス停で待つこと10分。来ました来ましたかわいらしいバス。
その名のとおり、ふらっと気軽に平らな床のバスに乗り込みました。
乗り物が苦手な私ですが、外の景色に目を凝らします。
街中を走りNHKの前を右折し、金沢城の大手門前を右折、
そのあとお城に沿ってぐるっと回って。
近代的な街並みの隙間から、古風な建物が立ち並ぶ様子が伺えたり、
お城のお堀や石垣、神社の森。見ていて厭きません。
う〜ん、ゆっくり歩きたい。
そうこうするうち香林坊を過ぎ、そろそろ着くぞという頃、
左手にものすごい木がありました。
まあるい樹形、根と枝の張り方が尋常じゃありません。
ひらがなで「しいのき」と書かれた部分が目に入ったので、
後で地図を見てみると「石川県政記念しいのき迎賓館」前の「堂形の しいのき」らしい。
♪この〜木 なんの木 気になる木〜
という、あのCMに出て来る木さながら。
しかも佇まいは穏やかかつ重厚。いや〜、降りて見に行けば良かった。
まあ、そんなこんなで21世紀美術館前で下車、広坂という交差点に立ちました。
さて、どっちへ行けばいいんでしょう。
頭の中の地図では、21世紀美術館の横の角を回ってしばらく行くと県立美術館だったはず。
こっちの一画が21世紀美術館だから、あっちだな・・と、
目指す方向へ向かって交差点を渡るとき、交差する坂の勾配を見て、
昔、ここを上る人は大変だったろうなと思いました。
確かあっちは兼六園の方向だけど。今だって歩いて行く人は少なそう。。。
21世紀美術館を眺めながら、ここも見たいんだけどなあ、と思いつつ歩き、
「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」を見つけ、
おお、るるぶで見たとおりだ〜!こんな外から見える所にあるのか〜!と驚き、
「カラー・アクティヴィティ・ハウス」の中に浮ぶボールの色が
角度によって変わるのを横目で見つつ通り過ぎて、
そろそろ着くかしら、アレがそうかな?と思った建物は「金沢歌劇座」。
あれ?変だな。。。県立美術館ってほとんど隣の建物ってイメージだったけど・・・
というわけでおもむろに地図を取り出しまして確かめますると。
やはり違います。しかもショートカットできる道もなく、今来た道を戻らなくてはならない。
んもー、どうしてこう、いつもいつもすぐ側まで来て迷うんだろ・・・
と我が身の不甲斐なさを呪いつつ広坂まで戻ってきますと。
うそ。
この坂を上るの?
そうなのです。先ほど大変そうだなーと他人事に思っていた坂、
それこそが目的の方向だったのでした。
そーいえば、県立美術館って“兼六園の一角”的な位置にあったわ・・・
最初に金沢の地図を見たときの記憶が蘇りました。
たまさか21世紀美術館のすぐ近くだったがために、そちらの並びと思い込んでたんだな。。。
距離的には大したことなくても、この勾配はきつい・・・
でも、地図上でこれを見抜くのは・・・無理だよなあああ。。
独り言なんかいくら呟いても平気。
歩いてるの私ひとりですから〜。
とにもかくにも、辿り着きまして。
2Fの受付で観覧料350円(他の展示室も見ることが出来る)を払い、能島芳史展の展示室へ。
入り口で中の様子を一目見て息を飲み、しばしボーっとした後、
近くの館員さんと思しき人に、ここで撮影許可を得られるのかを聞いたところ、
先ほどの受付でお願いしますと言われてまたもや戻り、
名を名乗って撮影許可の証の腕章を受け取って、
やっとこさ撮影開始です。 あー鈍くさい。
能島氏の個展の様子は、先にUPしましたのでここでは省略。
見終わったあとも、余韻が残ってたせいかすぐに移動する気になれず、
他の展示室ももれなく見て回りました。
いや〜、古久谷が凄かったですねぇ〜。
あと、虎が水飲んでる絵。
虎の表情はなんか可愛らしい(猫みたいな)んですけど、
毛並み1本1本が描き込まれていて、作者の執念?を感じますね。
私はもともと、アート(絵画や彫刻)より工芸が好きで。
両方見ることのできた今回の展示は、眼福でした。
午前中に、金沢城に行きたかったのですけれど、既にお昼近くて。
ご飯を食べるほどお腹が空いてもなかったので、
1Fの「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」さんで、ケーキとコーヒーを。(どちらも秀逸)
大きな窓からは、ツワブキの咲く中庭が見下ろせました。
朝方まで降っていた(らしい)雨のおかげか、しっとりした風情でした。
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