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昨年の8月の事、お盆という事もあり当店忙しくさせて頂きました。
毎日が満員御礼。
お客様の「美味しかった〜」が聞きたくて、ひたすら突っ走ってきました。
毎日お袋と二人三脚。
今日会えるお客様の笑顔の為に・・・。
そして、亡きお祖父ちゃんとの夢の為に・・・。
ある朝の仕込み中の出来事でした。
お袋が辛い顔をして床にうずくまってました。
血の気の引いた顔・・・。
呼吸は荒く、額には珠の汗。
その日は多くの御予約も頂いており、休む事が出来ない状況。
それは私よりもお袋が充分承知していました。
「少し休めば良くなるから仕事に戻りなさい。」とだけ残し、
お袋は部屋へ戻ったのです。
が、しばらくして開店する時間と共にお袋は戻ってきました。
お袋曰く、軽い動悸がしたそうです。
私が言うのもなんですが、その日も御来店された方々に一生懸命でした。
「いらっしゃいませー」
額の汗、威勢のいい声。満面の笑み。
「ありがとうございましたー」
あの日、全てのお客様を接待し、お帰り頂いた後
お袋は倒れました。
高血圧。狭心症そして心筋梗塞。・・・絶対安静。
医者の話は所々しか覚えていません。
そして、続けて
店に立つのはもう無理だと・・・。
帰ってすぐに親父と話をしたのを覚えています。
お袋の抜けたこれからの店の話を。
親父は「限界だろ」と一言。
店を1人で継続する難しさ、お袋の医療費。
後者の方が重大でした。賄いきれる額ではありません。
重たい空気の中、店を手放す話が口を割りました。
お袋の命には変えられません。
私は・・・うなずくしかなかった。
翌日、お袋にその話を告げると何も言わず、目に沢山の涙を浮かべてました。
後で聞いた話なんですが
一つは先代が残した意思を自ら終わらせるのは心苦しかったみたいです。
それと沢山のお客様との御縁の事。
それは私も一緒でした。
が、断腸の思いの決断です。
私も包丁を置く時が来てしまいました。
今までを共にした「網元」の表看板を外す時も。
色んな思いが過ぎります。
今まで皆様沢山のご愛顧有難う御座いました。
感謝し尽くせません。
そして、本当にごめんなさい。
寿し乃網元
板前 堀田毅一
ps もう少しで包丁を置いて一年になろうとしています。
今まで記事に出来なかった事、心からお詫び致します。
そして今更なんですが、先日AIR DO 機内誌にて
北海道口コミランキングで「寿し乃網元」が取り上げられて
いるのを知り胸の詰まる想いでいっぱいでした。
一重に皆様のお陰。有難う御座います。
1番に亡きお祖父ちゃんに報告したいです。
長文、乱文にて。失礼・・・
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おひさしぶりです。KIICHIさん。読んでてすみません。涙が出ました。
1度食べてみたかったです。おかあさんをくれぐれも大事にしてくださいね。
2008/8/2(土) 午前 9:09
お久しぶりです。・・そんな事があったとは全然知らず、
今でもお店を切盛りしているんだろうなぁ・・と思ってたのでビックリしたとの一言です。お母様、その後の様態はどうですか??色々と大事なものはタクサンあるけど、人の命ほど大事なものって無いと思います。
きっとまたいつか・・☆☆
私はずっとずっと待ってますよ!!
他のお客さんもきっと同じ気持ちだと思います。
2008/8/2(土) 午前 10:43
ご無沙汰しております。
久し振りの記事更新に胸躍らせて参りましたが、あまりにも残念なお話に、言葉もありません。
いつか、KIICHIさんとカウンター越しにお話出来ればと思っていただけに、来訪を先延ばしにしていた事、悔やんでも悔やみきれません。
どれだけの思いで、暖簾を下ろす事を決めたのかと思うと、胸が詰まります。
それでも、それでも、お母様の命を思えば、当然の選択であったと思います。
他には選択肢が無かったのかも知れませんが、その決断をされた事、頭が下がります。
そして、その判断が間違っていたと思ってはいけない。そう思います。偉そうな事を言ってスミマセン。
軽々しく、「いつか」なんて言ったら失礼かとは思いますが、お店が無くなっても、KIICHIさんには腕が残っています。
「いつか」KIICHIさんが、板場で活躍される日を楽しみにしています。無責任かも知れないけど、その日を待っています。
そして、「いつか」、お店が再建できるよう祈っております。
2008/8/4(月) 午後 9:06
その日まで、どうか元気にお過ごし下さい。私も負けないよう、元気に過ごして生きたいと思います。
重ね重ねの無責任な発言、ご容赦下さい。でも、どうか、頑張って下さい。
2008/8/4(月) 午後 9:06
突然の湿気っぽい話で本当にすいません。本当に皆さんの暖かいコメントに胸を熱くしてます。本当に有難う御座います。
先日、今まで見ることを控えてた包丁鞄を開けてみたんですが。どの包丁も一年前の・・・あの日のままでした。サビ1つ入る事無く光り輝いていました。気になって他の道具も出してみたんです。おろし金、煮切り入れ、煮詰め入れ・・・。どれもこれもあの日のまま。
また鮨を握りたいと拙に思いました。
2008/8/5(火) 午後 6:36
道具が一年前と変わらず光り輝いているように、KICHIさんの気持ちがさび付く事がないように。
何の力にもなれませんが、ただただそれを祈っております。
2008/9/19(金) 午後 7:52
↑・・私も又さんと同じ想いです。
戻れる日が来るまで、包丁大事にしてて下さいね☆
お互い夢に向って、頑張りましょう!!
2008/10/1(水) 午前 1:41
この夏、3年ぶりに北海道にいけることになり、3歳の子供を連れて網元さんに行ってみようと思い、久々にこのブログを開いてみたら…。
このような事情でお店を閉めていたとは残念です。
でも、お母様の身体にはかえられませんからね。
北海道に旅行に行くたびに寄らせてもらってましたが、3年前に入ったときにも、お2人には楽しませていただきました。
本当にありがとうございました。
Kさんはまったく別の道に進んでしまったのでしょうか?
いつか、またKさんの握るお寿司を食べたいです。
お母様を大事になさってください。
2009/6/21(日) 午後 4:00 [ ブライアン ]
足を運んで頂いて本当に有難う御座います。折角いらっしゃって頂いたのにお会いできないのは心苦しいです。いつも網元をご贔屓にして頂いて有難う御座いました。
私はというと「今は」お鮨を握ってません。
でも包丁を使って物を創る仕事に携わってます。地元に残ってますので、またいらっしゃった時にでもお会いできるといいですね。色々とお話がしたいです。
お袋も当初よりだいぶ病状も良くなりました。ピンピンとまではいかないのですが。あの「がははっ」笑いは今だ健在ですよ!!今は東京にいて通院してます。
わざわざのコメント大変恐縮です。有難う御座いました。嬉しかったです。
2009/6/29(月) 午後 5:52
お母様、万全とは言わないまでも、お元気になられたんですね。
それは、本当に何よりかと思います。
それと、今でも包丁を握られていると言う事。
とても嬉しくなりました。
「いつか」その日が来る事を心待ちにしております。
仕事に家庭にと、お疲れの事とは思います。
どうか、お体ご自愛下さい。
2009/6/30(火) 午前 1:55
>又旅さん
お久しぶりです。いつもコメント有難う御座います。
今は、お店をやっていた時からの流れで加工物に着手しております。今年、いや来年辺りにでも通販で自分が納得できる美味しい食品をお客様にお届けできるように日々勉強中です!!
又旅さんこそお変わりないですか?
ジメジメして嫌な日が続きますが体にはお気を付け下さいね。コメント有難う御座いました。
またブログ書きたくなったなぁ・・・。
2009/7/1(水) 午後 3:04
書きたい事があったら、一言コメントの記事でも良いと思いますよヾ(〃^∇^)ノ♪
それがあるだけで、見ている側からすると、まだ繋がっていると言う喜びになりますからヾ(〃^∇^)ノ♪
気が向いたら、日常の出来事でも何でも記事にしちゃって下さい。
変わりはないか…
昔から比べると、ブログは手抜きになっています(>_<)
一応、父親になりましたのでヾ(〃^∇^)ノ♪
2009/7/2(木) 午前 1:59
え、そうなんですか!?
おめでとう御座います!!子供はいいですよね!
親が子を育てる。子が親を育てる。そして自信の親の有り難味を拙に感じる。
私も、長女、長男に恥ずかしい姿を見せられませんからね!!頑張るしかないです!
たまに更新してみますね
2009/7/3(金) 午後 9:07