帰って来るはずの板前k !?

親になり、初めて親の有り難味に気付く・・・。感謝

★夢★

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〆の言葉

昨年の8月の事、お盆という事もあり当店忙しくさせて頂きました。





毎日が満員御礼。





お客様の「美味しかった〜」が聞きたくて、ひたすら突っ走ってきました。





毎日お袋と二人三脚。





今日会えるお客様の笑顔の為に・・・。





そして、亡きお祖父ちゃんとの夢の為に・・・。













ある朝の仕込み中の出来事でした。





お袋が辛い顔をして床にうずくまってました。




血の気の引いた顔・・・。




呼吸は荒く、額には珠の汗。




その日は多くの御予約も頂いており、休む事が出来ない状況。




それは私よりもお袋が充分承知していました。




「少し休めば良くなるから仕事に戻りなさい。」とだけ残し、




お袋は部屋へ戻ったのです。




が、しばらくして開店する時間と共にお袋は戻ってきました。




お袋曰く、軽い動悸がしたそうです。




私が言うのもなんですが、その日も御来店された方々に一生懸命でした。




「いらっしゃいませー」




額の汗、威勢のいい声。満面の笑み。





「ありがとうございましたー」






あの日、全てのお客様を接待し、お帰り頂いた後




お袋は倒れました。





高血圧。狭心症そして心筋梗塞。・・・絶対安静。





医者の話は所々しか覚えていません。





そして、続けて






店に立つのはもう無理だと・・・。






帰ってすぐに親父と話をしたのを覚えています。





お袋の抜けたこれからの店の話を。




親父は「限界だろ」と一言。




店を1人で継続する難しさ、お袋の医療費。




後者の方が重大でした。賄いきれる額ではありません。




重たい空気の中、店を手放す話が口を割りました。




お袋の命には変えられません。




私は・・・うなずくしかなかった。




翌日、お袋にその話を告げると何も言わず、目に沢山の涙を浮かべてました。














後で聞いた話なんですが




一つは先代が残した意思を自ら終わらせるのは心苦しかったみたいです。




それと沢山のお客様との御縁の事。




それは私も一緒でした。




が、断腸の思いの決断です。













私も包丁を置く時が来てしまいました。



今までを共にした「網元」の表看板を外す時も。



色んな思いが過ぎります。



今まで皆様沢山のご愛顧有難う御座いました。


感謝し尽くせません。


そして、本当にごめんなさい。



寿し乃網元

板前 堀田毅一





ps もう少しで包丁を置いて一年になろうとしています。

  今まで記事に出来なかった事、心からお詫び致します。

  そして今更なんですが、先日AIR DO 機内誌にて

  北海道口コミランキングで「寿し乃網元」が取り上げられて

  いるのを知り胸の詰まる想いでいっぱいでした。

  一重に皆様のお陰。有難う御座います。

  



  1番に亡きお祖父ちゃんに報告したいです。

  

長文、乱文にて。失礼・・・  

イメージ 1

この店は、先代(祖父)の店なんです。



祖父母の間に娘しか出来なくて、突然初孫の僕に大役が回ってきた。



祖父の夢は僕に店を託すこと。



僕の夢は祖父とカウンターで仕事をすることだった。



高校を出てすぐに港区六本木へ修行に。



2年、そして3年が過ぎ、ちょうど4年目に入った年でした。



修行も順調で一日一日がとても充実していたある日、



お袋から修行先に一本の電話が入る。



「祖父が、仕事中に倒れた・・・」と。





聞けば末期の肝臓ガンでした。





そしてそのまま、祖父は冷たくなり、帰らぬ人になったのです。



葬式の日、お袋から



「お前が帰ってきて店を継ぐか・・・」


それとも、


「店をつぶすか。どうしようか・・・」と。



そんなの決まってるじゃないですか。




荷物をまとめて修行先の親父さんに事情を話し、



了解を得て帰郷しました。



幸いなことに店に入てくれた板長さんと僕の修行先が一緒だということで



今度は板長さんの元で修行。




一人前に仕上げてもらい、今に至ってます。




その板長さんはもともと東京の方だったんで僕に後を託し東京に戻りました。




今、おじいちゃんの後を継ぎ、なんとか店を回してます。



おじいちゃん喜んでるかなぁ・・・。







この店はおじいちゃんと僕の夢だから・・・。



いつかは先代を越える美味い鮨を作りたい。




写真は野呂雅峰先生の書です。
http://www.budoshop.co.jp/NoroGaho/ryakureki.html

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