つるの織り部屋

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前述の日記のごとく、とうとう取り壊しがきまったようで、
先週から解体業者が入っている、近所の「謎の古い洋館」のレポートです。

先週の木曜日に、意を決して塀の外から業者さんに声をかけてみました。
というのも、カジュで来月から始める予定の「家仕事塾」で、小さなショールームを建てるのですが、ちょうど4寸角の柱を10本ほど探していたからです。

「ここで出る廃材は、捨てるんですか?」
「そうだよ。」
「柱とか、もらえますか?」
「いいよ、中入ってみれば?」
意外にもすんなり中に入れてもらえて、はじめて、この館を間近に見ました。びっくりするような豪奢な作りです。

事情を説明し、後日あらためて来ると約束し、
2日後に家仕事塾のコーディネーターをつとめてくださる
日高氏(http://blog.goo.ne.jp/kirakunat/)と待ち合わせてもう一度見に来ました。

日高氏にとっても、建築家魂をゆさぶるなにかがこの家にはあるようで、
写真などとっていましたね。
お見立てでは、十分、使える柱があるということで、ふたりで
とりにくる算段を業者とつけました。

で、先週の木曜日、約束してあった柱をもらいに、例の解体現場にまた行ってきました。

日高さんはもちろん、なんと、MIddlesの柴田氏(http://blog.livedoor.jp/heavenly0308/?blog_id=504005 )、タップダンサー伊藤夏子女(http://blog.goo.ne.jp/haruno_asioto/ )も来てくれました!

通りを行き交う人、みーーーーーーーーーーーんな立ち止まってみていきますよ。「もったいないねー」って。
ほんっと! そんなみんなの気持ちが形になるシステムがどうやったらできるんでしょうね。

さて、たいへん気のいい解体業者のおにいさんたち、前回、連絡先を教えてくれ、といったら、自分の携帯の番号教えてくれましたよ。(笑)

階段がすでに壊されていたので、2階には上がれない、と思いきや、日高氏、留まっていたトラックの荷台を足場にするするとのぼってしまった。
すると、なんと夏子ものぼってしまった! そりゃ血が騒ぐわね。(笑)

おかげで、りっぱな4寸角の柱、それはそれは重たい梁のほか、床板、ついでに桐のタンスひと竿を救うことができました。 あと、扉や、棚板、欄間の格子、きれいなガラスなどをたくさん「助けて」来ましたヨ。
どうやら、病院だったようです。
中は外に劣らずすばらしい作りでした。

きっと、いろいろ事情はあったのでしょう。やむにやまれぬ経緯もあったでしょう。

でも、これだけの芸術品をなぜ、ここまで悲惨な状況になるまで放っておいたのでしょう。どうして、 鎌倉市の宝と言っていい歴史的建造物を、こんな姿になる前に、私たち町の人間は救うことができなかったのでしょう。どうして、受け継ぐことが叶わなかったのでしょう。

実際にここに佇んだ者として言いますが、紛れもなく
あそこは「殺りく現場」でした。
貴い命が無惨にも切り裂かれている虐殺の場所でした。
柴田氏がもってきてくれたセージを、現場の気を鎮めるために焚いて、
感謝と鎮魂の気持ちを形にできたのはよかったです。(柴田氏感謝!)

持ち主の勝手・・・。
いえ、建物は、景観は、
共有の財産です。
これだけは、建て主や建築業者は、肝に命じるべきです。

私たち鎌倉市民は、いえ、日本国民は、知らぬ間に
美意識のかけた、見下げ果てた人種に成り下がりました。 あれがその証拠です。


もらってきた材料は、ワークショップの中で別の命の礎になります。
どんなもの持ってきたかみたい方、いつでもカジュに遊びに来てね。

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